以前、リビングの天カセエアコン取替工事をご依頼いただいたお客様のお宅で、寝室の床置形エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MFZ-K2817AS 床置形Kシリーズタイプ お客様支給品です。
既存機はダイキン製でした。
何年式か記載されていませんでしたが、20年は超えてると思われます。
タマに水漏れするのと、タマに効かなくなるという、なんとも言えない動作をする様になって、取り替えのご相談をいただいていました。
水漏れの原因は、配管接続部の断熱不足の様ですね。
タマに効かなくなるのは、恐らくサーモ系の不具合か、基板の不良と思われますが、さすがにこれを修理するとかはお奨めしません(^_^;)
隠蔽配管ですから、コンプレッサが壊れる前に取替えをお奨めさせていただきました。
室外機周りはこんな感じです。
経年劣化で、断熱材が無くなって、銅管が裸になってしまっています。
電源は室外機電源。
昔の名残ですね。
ダイキンは当時、123の端子台に赤白黒と接続していました。
今は、どのメーカーも黒白赤になっていますけど。
あ、これ、同業者さんじゃないと解らないお話です(^_^;)
床置きタイプをやめて、壁掛けタイプもご提案させていただきましたが、鉄筋コンクリートのお家で建物も古いので、できれば外壁に穴を開けたくないとのご要望で、既存配管流用で床置きタイプに決まりました。
まずは、既存機を撤去します。
うわ、、、クロスが、、、リフォームの際に室内機を外さずに貼っちゃたんですねぇ...
床も以前はカーペットだったみたいで、きれいに室内機のあった部分だけ残っています...(´・ω・`)
これ、弱りましたよ...
とりあえずお客様に確認していただいてから、作業を進めます。
既存配管流用ですが、既存が2分4分のため、4分は3分へ、異径ユニオン継手を使ってサイズダウンします。(この位置で溶接はありえません)
配管を加工していると、「阿部さん、これとりあえず貼っておいてもらえます?」と持って来られたのがクロス。
リフォームされた際に取って置いていたみたいで、クロスだけあったそうです。
はぃ、糊が無かったんですね(^_^;)
「とりあえず、画鋲で貼っておいてください。後で糊買ってきて自分で貼りますから。」とお客様。
という訳で、こんな感じで室内機を設置。
配管類を接続していきます。
室内側でワタワタしている間に、うちの会長が配管溶接を済ませて、真空引きを開始していました(^_^;)
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「あら、思ったよりスッキリしててキレイですね。お忙しいのに儲けにもならない事お願いして申し訳ないです。まだ他の部屋もそろそろ取替えないといけないのがあるんで、またお願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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