2022年6月30日木曜日

エアコン取替えと同時に専用回路増設と分電盤取替工事

暑い日が続きますね。
ご予約をたくさんいただいている状況で、急な修理なども入って、もういっぱいいっぱいです...
お見積りもかなりご相談いただいていますが、まったく手が付けられない状態で申し訳ございません。
一生懸命頑張っていますので、今しばらくお時間ください。

そんな中、かなりお待ちいただいたお客様宅で、エアコン取替えと電気工事にお伺いしてきました。

既存のエアコンは三洋電機製でした。
まだ動いていますが、能力UPして取替えをご希望です。
しかし、エアコン専用コンセントがないため、足元のコンセントから延長コードで使われていたため、エアコンと同時に、キッチンでレンジなどを使うとブレーカーが落ちてしまう状況です。

室外機はベランダ置き。
こちらは古い分譲マンションで、ちょうど外壁補修をしているため足場が組まれています。

では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。
なんか穴が大きいなぁと思ったら、換気口だったものを配管穴として使っていました。

気にせず、このまま流用します。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。

さて、電源が無いので、玄関にある分電盤から専用ケーブルで引っ張ってきます。

分電盤はこちら。
かなり古いタイプで、漏電遮断器がありません。
調べてみると、この階の通路に集合計器盤があって、その中に各戸別の漏電遮断器が設置されていました。
漏電したら、通路の盤のところまで操作しに行かなければなりません。
不便ですよね。
今回、ここに漏電遮断器搭載の分電盤を取付けます。

まずは、エアコン専用回路を増設するため、屋内を化粧モールで引いていきます。

キッチンのレンジの近くにも、専用コンセントを増設しておきました。

延々とベランダの方へ向けて延長していきます。

途中から天井裏へ立ち上げて、隠蔽配線を行います。
分電盤から全部隠蔽できればキレイなんですけど、大きな梁があるため叶わずです。

エアコンのところまでケーブルが通りました。

では分電盤を取替えていきます。

既存盤のブレーカー類を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

エアコンとキッチンの専用回路も接続して、通電。

電圧を測定して、異常がないことを確認。

あとはエアコンの試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
あ、エアコンは三菱霧ヶ峰、お客様支給品です。
いやぁ大変でした... ほぼ電気工事メインな感じで丸一日掛かりました。
こういう案件は、できれば繁忙期を避けていただくとありがたいです。

「お忙しいのに、ありがとうございました。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年6月28日火曜日

グループホームで3居室のダイキンエアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

いつもお世話になっている、グループホームのオーナー様のご依頼で、エアコン×3台の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はダイキン製です。
この建物すべてダイキンでしたが、じわじわと三菱へ取替えていっています。
先週、一台調子が悪いとの事で、点検にお伺いしていました。
最初しばらく冷風が出ますが、ランプが点滅して止まってしまいます。

いつもの症状なので、すぐに原因が判りました。
室外機のコンプレッサーは動いていますが、ファンモーターが動いていません。
放熱ができなくなってエラーで止まります。
16年経過しているので、部品はありません。
いつもなら、以前撤去した部品を当社で在庫しているんですけど、これまでに数台修理したので、ファンモーターの在庫が残っていませんでした...

「じゃぁ取替えてください。ついでに西側に残っている居室のダイキンが4台あるので、まとめて取替えてください。」と、ご依頼いただき、本日お伺いしてきました。

1階部分が3台、2階が1台ありますが、本日は1階の3台のみ取替えていきます。

今日も暑くなる予報です。建物の西側なので、午前中は日陰で風が吹いて涼しいです。

16年経過していますから、室外機の底の部分は触るとボロボロと崩れてしまいます。

新築時にこのエアコンを施工された業者さんは、松山では結構大きな空調設備会社と聞いています。
大きい会社だからと言って安心する方が多いと思いますが、まぁこんな感じですよ。
配管穴にはパテ埋めがされていません。
小動物の通り道になるし、気密性もなにもあったもんじゃありません。

撤去しました。

もちろんスリーブなんか入っていません。

貫通スリーブは、小動物侵入防止と気密性確保のために欠かせません。

位置決めをして、背面板を設置します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室内機だけ3台、先に屋内を済ませて屋外へ。
じわじわと陽が迫ってきました・・・

外部配管の化粧カバーは、既存流用です。

いやぁ,,,暑いです...空調服着ないと日なたで作業できません...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
途中、何度も車の影に隠れて水分補給しながらだったので、結構時間が掛かってしまいました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
とりあえず3台完了しました。
また後日、2階の1台を取替え予定です。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年6月27日月曜日

19年目のナショナルエアコンを三菱霧ヶ峰へ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱霧ヶ峰 スタンダードタイプ×2台 お客様支給品です。

今回は2009年の新築時に、以前お住まいだったところから移設させていただいたエアコン2台の取替えです。
既存機はナショナル製で、2003年製造ですから19年目です。
フラップモーターが壊れていて風向き調整ができませんが、まだ運転できる状態です。
さすがに猛暑時期に壊れてから取替えとなると、お客様ご自身が苦しい思いをされるため、寿命を迎える前に取替えてしまいます。

2台共2階ですが、こちらは室外機1階地上置きです。
直射日光と酸性雨の影響で、配管のテープ巻き部分も溶けた様にボロボロになっていました。

では撤去に掛かります。
1台目はハシゴ作業で。

既存機を撤去しました。

新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管の化粧カバーは、そのまま流用します。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
作業が終わる頃に、日が当たり始めました。
今日も直射が当たるところは、激しく暑いです...

試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了です。

2台目に掛かります。
こちらも同じく、ナショナル製。同じ2003年製です。
この頃のナショナルエアコンも、かなり長持ちしてたんですけどねぇ...

2台目はベランダ置きです。
日陰ですけど、風が止むと汗が吹き出てきますねぇ...

撤去しました。

新しい室内機を取付けて、配管類を接続していきます。

こちらも、既存の配管化粧カバーを流用します。

さて、室外機を繋ごうかと梱包を外してみると・・・
いやぁ、またですか... 酷いですねぇ。
ネット購入されたエアコンのほとんどが、どこかしらに傷や凹みがあります。
クレームを言えば取替えてもらえると思いますが、そうなると工事は後日になります。
この暑い時期にエアコンが再入荷するまで使えないとか、耐えられませんよね。
しかもアベ冷熱技研は7月もご予約でいっぱいですから、入荷しても取付けにお伺いできるのはしばらく先になってしまいます。

とりあえずお客様に現状をご説明させていただいて、「見た目だけで、使うのに支障がないんだったらもういいです。取付けてください。」とのお話でしたので、作業を続けます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
凹んでいるところは向こう側なので、まったく気になりませんね。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「ありがとうございました。またいろいろお世話になると思いますんで、お願いしますね。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。