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2024年2月19日月曜日

分譲マンションでリフォームに伴うエアコン&電気工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マンションのリフォームに伴うエアコンと電気工事をご依頼いただきました。

いつもの賃貸マンションのリフォームとは違って、分譲マンションのリフォーム工事です。
お客様が中古のマンションを購入されて、クロスの貼り替えや設備機器の更新を行うため、阿部にもお声掛けいただきました。
お施主様、建築屋さん、クロス屋さん、水道屋さんは、いつもの賃貸マンションの改修を行っているメンバーですので、まぁ流れ的にはいつも通りという感じです。

工事前の状況は、エアコン3台が残っている状態でした。
リビングは三菱霧ヶ峰の5.6kwなので、一旦取外して分解洗浄し、再取付けします。

こちらはシャープ製。10年以上経過しているので、撤去して新しいエアコンを取付けます。

この2台は隠蔽配管されていて、、、

室外機は狭いベランダに、二段置きにされていました。

ここ、避難経路になっていて、上の階のハシゴが降りてくる場所です。
このままだとハシゴが降ろされた時に室外機へ当たるため、できるだけ当たらない位置にして欲しいというご要望です。

もう1台も三菱霧ヶ峰。これは新しいですね。

こちらの室外機も、避難経路であるベランダへ、壁面置台を使って設置されていました。

では作業に掛かります。
エアコンは洗浄も行うため、一旦すべて取外します。

室外機も、配管化粧カバーや架台を取替えるため、すべて外しました。

こちらも同様に。

照明、換気扇、配線器具なども、クロス貼り替えのためにすべて撤去しておきます。

あと追加で、ここにテレビを置きたいため、テレビのユニットをこの辺りに増設して欲しいというご希望です。

まぁこれ大変な作業なんですけど、せっかくなので露出配線ではなく隠蔽配線で。
浴室の点検口のところに、浴室テレビ用の同軸ケーブルがあるので、ここからリビングまで延長していきます。

マンションですから、天井裏のスペースはほとんどありません...

いろんなルートを駆使して、なんとかリビングまで通りました。
ホントはコンセントの横に行きたかったんですけど、無理でした。
まぁ、ここに大きなテレビ用ラックが座るそうなので、ここでも全然問題ないそうです。

さて、ここまでやっておけば、クロス屋さんがクロスを貼り終えるまで日数があります。
その間に、持ち帰った2台の室内機を丸洗いしておきます。

そんなに汚れは酷くありませんでしたが、やはり他人が使っていたものですから、きれいに洗って気持ちよく使いたいですからね。

しばらくしてクロスが終わったので、現場へ入ります。
リビングの室内機は、元の位置からできるだけ右へ寄せて欲しいとのご希望で、コンセントプラグが届くギリギリまで寄せます。

シャープが付いていた部屋には、新しくご購入いただいた三菱霧ヶ峰を。
どちらも隠蔽配管流用です。

二段置台は前のものより少しコンパクトなタイプにして、できるだけ奥の方へ設置。

室外機を据えて、しっかりと真空引きを行います。

室外機周りは、こんな感じで完成。

上からハシゴが降ろされても当たらない位置にできました。

あとは試運転を行い、、

異常がない事を確認して、2台完了。

洗浄したもう1台に掛かります。

こちらの架台も新しいものに取替えました。

こんな感じで完成。

試運転を行い、異常がない事を確認して3台目完了。

4台目は、もともとエアコンがなかった部屋へ、ご購入いただいた三菱霧ヶ峰を新設です。
この部屋のコンセントは、何とも言えないところにありますね...

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
何気に狭くて大変でした。

試運転を行い、異常がない事を確認してエアコンすべて完了です。

ホントこのコンセント...

ここからは心置きなく電気工事に専念します。
スイッチやコンセントなどの配線器具類は、ご希望ですべて新品へ取替えです。

照明、換気扇も全部取替えます。

浴室換気乾燥機も10年以上経過しているので、、、

安全に使用していただける様、新しいものに取替えました。

もちろん分電盤も。

既存の開口部が大きいのでどうしようかと思いましたが、、、

大きめの分電盤を選択して、開口部が隠れる様に取替えました。

クロス貼り替えて新しい照明を付けると、施工前のどんよりとした雰囲気から見違えますね。
間に合わないかと思って夜遅くまで頑張った甲斐があって、工程より少し早めに完工できました。
あとは美装屋さんが入って完了の様です。
これで気持ちよくお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やエアコン工事も、お気軽にご相談ください。

2024年2月14日水曜日

エアコン専用コンセント増設からエアコン×2台新設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器はお客様支給品です。

今回のお客様は中古住宅を購入されて、リフォームが終わったところでアベ冷熱技研へご依頼いただきました。
取付けるお部屋は、1階キッチンと、、、

1階居間です。
どちらの部屋にもエアコンが付いていた形跡はなく、配管穴もエアコン専用コンセントもありません...

あのぉ...リフォームされたんですよね?
既存のスイッチやコンセントが新しくなってるんで、電気工事屋さんも居たハズですよね?
なぜリフォームと同時にエアコン専用コンセントの増設を提案しなかったんですかね?
お客様にお話すると、「ホントだ。そうですよね。うわぁ...もしかして大変ですよね?」と。

う~ん...大変でもやるしかないですよねぇ...
分電盤は洗面所にあって、ちょうど2スペースの空きがあります。
ただし、近くには点検口がありません。
しかも、分電盤の位置とはまったくの建物反対側までケーブルを引っ張らなくてはいけません。

う~ん、どうしたものかと付近を見渡して見ると、内玄関に150Φのダウンライトを発見!

ちょっと外して、天井裏を見てみましょう。

スマホを突っ込んで、天井裏の状況を確認。
なんとか行けるかも知れませんが、なにせ頭が入らないので難易度高めです...

とりあえずお見積りさせていただいてご依頼いただき、本日一日掛けての工事スタートです。
お引越し前なので、鍵をお預かりしての単独作業です。

まずは電源工事から。
キッチンの天井に、コンセント用の開口を。

内玄関のダウンライトのところにケーブルキャッチャーを差し込んで、キッチンのコンセントの方向を狙います。
そうです、頭が天井裏に入らないので、大体の方向へ向かってキャッチャーを伸ばしていく作業です。
まぁ大変ですよ...

なんとかキッチン側からダウンライト経由、分電盤まで2系統のケーブルが通りました。

キッチンのところまで2系統通ったので、またここから奥の居間へ向けて1系統通していきます。

居間の隣の部屋に点検口があったので、これを利用。

いやぁ..狭くて先が見えない...

なんとか通りました!

分電盤の空きスペースに、分岐ブレーカーを2つ設置。

コンセントを取付けて、電圧を確認。

2部屋とも異常なしで、電気工事完了です。

やっとエアコン取付けに掛かれます。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を、、

慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、、

貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、、

配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

外壁色に近いアイボリー色で。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って、、

配管内部を真空乾燥させます。

分電盤内にアース線がなかったので、室外機側でアースを取っています。

こんな感じで、、

室外機周りが完成。

あとは試運転を行い、、

異常がないことを確認してお引渡しです。
電源工事が案外すんなり進んだので、なんとか一日で完工することができました。

「わぁ、キレイにしていただいてありがとうございます。また他の部屋もエアコン付けることになると思うんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。