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2026年5月8日金曜日

高齢のご両親にIHを使ってもらうため電気容量増設工事

初めてのお客様のご依頼で、2日間の工程で電気工事にお伺いしてきました。

簡単な100V据置形のIHクッキングヒーターを使いたいので、専用コンセントを増やして欲しいとのご依頼です。
ただし、建物が古いので、電気製品を同時に使うとブレーカーが切れるそうで、現地調査にお伺いさせていただきました。

分電盤を確認すると...あら。
これはマズイですね。
単相2線式なので100Vしか取れません。
今回据えるIHは100Vですが、1,400wあるので専用回路でなくてはなりません。
主幹ブレーカーが有りませんが、幹線ケーブルの許容電流から見ると30A(3,000w)まで。
エアコンも2台あるので、まったく容量が足りないです。

あと、電子レンジとエアコンをつけたらブレーカーが切れるそうで。
まぁ両方とも1,000w超えてますから同時に使うと切れますよね。

こちらのエアコンも専用コンセントではなく、足元のコンセントから取っていますし。

どちらにしろ容量が足りないので、このままIHだけ増設とかは無理です。
四国電力へ申請して、単2から単3へ変更して容量増設の申し込みを行います。
今回は建物の図面が無いので、建物の図面から作成しての申請です。

四国電力に受理されたので、昨日から2日間の予定で工事にお伺いしました。
まずは幹線ケーブルを通していきます。

これがですね、めちゃくちゃ大変な作業だったんです。
点検口から見た分電盤の方には階段があって、まったく見えません。
しかも大きな梁があって、天井との隙間は腕がやっと入る程度。
見えないから見ない。見ようとするとイライラするだけなので、目をつぶって竿を伸ばし、竿の先に触れる呼び線を感じながら引き寄せてきました。
何度も失敗しながらも、なんとか...

ほんの4~5m通すだけで3時間費やしています...

さて、既存のブレーカーが1つ邪魔なので寄せたら、バチバチと火花が!
一次側に共噛まししていたケーブルが、ビスが緩んでいた様で抜けました。
危なかったですねぇ...

この回路、電子レンジの横にあるコンセントでした。
このコンセント、送りのケーブルがありますね?
専用コンセントでは無い様です。

レンジのコンセントはどのコンセントと繋がっているのだろうと調べてみると、、、エアコン???
レンジとエアコン...ブレーカーが切れて当たり前ですね。
これ施工した電気工事士さんは、資格証を返納してください。

では、IHとレンジ専用のケーブルを通していきます。
こちら側の天井裏はよく見渡せます。

ケーブルが2系統通りました。

化粧モールで立ち下げます。

レンジ専用とIH専用のコンセントを設置しました。

またまた天井裏へ。

エアコン専用のケーブルを通して。

専用コンセントを取付けました。

ここまでで初日が終了です。
幹線ケーブル引っ張るのに手こずったので時間が掛かりました。
もう腕も肩もボロボロです...

一夜明けて、今日は外周りを。
幹線ケーブルがVVF2.6mmx2cだったのを、塩ビ管に収めてCV-T8sqに張り替えます。

配管と入線作業だけで午前中が終わりました。
やはり一人では時間が掛かり過ぎますね。

四国電力から送ってもらったスマートメーターを取付けます。
この作業は四国電力計器認定店でなければ行えません。

次に新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

各回路の絶縁抵抗を測って、既定値内である事を確認。

ケーブルがすべて接続された事を確認して、引込点の切替えを行います。
引込線の張替えは引込認定業者にお任せなので、ここでは既存線に仮接続になります。
引込線の既存経路は隣のお家の上空を通過しているため、最近建った近くの引込柱から入れてもらう様に申請しています。
引込線の張替えは、週明け早々に行ってくれる様です。

切替えが終わると既存のスマートメーターを取外して、送り返す準備をします。

すべての作業が完了すると、使い方や注意点をお伝えしてお引渡しです。


「二日掛かりで大変な作業やったなぁ。キレイにしてもろうてありがとう。これで安心して使えますわ。」と、大変お喜びいただき、おみやげまでいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2026年4月11日土曜日

賃貸マンションの一室で間取り変更リフォームに伴う電気設備改修工事

1月末から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が本日完了し、お引渡しさせていただきました。
いつものマンションです。
建築とは別に、オーナー様から電気設備はアベ冷熱技研指定で直接依頼いただいています。
(現場での打ち合わせや施工は建築屋さんと共に行っています)

今回は間取り変更も伴う大掛かりなリフォームになります。

築30年以上ですから、古いイメージの和室が二部屋ある作りです。

スイッチやコンセントは懐かしいフルカラーシリーズ。

間取りが変わるので配線器具などはすべて撤去しておきます。

毎回解体時にこう言うのを見つけます。
差し込み不足で芯線が見えていますが、よく焼けませんでしたね...

数日して解体が終わって、大工さんによって床が嵩上げされて、間仕切りのためのスタッドが立ち上がっていきます。
ここからは大工さんと一緒に、細かい打ち合わせをしながら作業を進めていきます。

スイッチやコンセントの位置も変わるので、既存の壁のところは所々開口してケーブルを通していきます。

和室だったところは大幅に変わるので、コンセントやスイッチを取付けるためのボックスを仕込んで、ケーブルを通しておきます。
天井や壁の石膏ボードが貼られてしまうと、配線工事ができなくなるので。

また数日して石膏ボードが貼られると、ダウンライトの開口やスイッチ、コンセントの場所を開口しておきます。
開口までやっておけば、クロス屋さんがクロスを貼り終えるまで現場へ入る必要がなくなります。

しばらくしてクロスが終わったら、器具付けに。

配線器具は、すべてコスモシリーズに取替えていきます。

マンションの一室ですが、小さな一軒家ほどの配線器具の量があります。
コスモシリーズに変わるだけで、部屋の雰囲気も変わりますね。

分電盤の取替えも。

扉付きのスマートな分電盤に変わりました。

LED照明器具や換気扇も、電気器具はすべて新しいものに。

配線器具が付いて照明が灯ると、パッと部屋全体が爽快に見えますね。

さて、最後にエアコンを。

いつも通りに。

室外機周りはこんな感じに。

あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

すべての器具の点灯試験と検電を行って、すべての作業が完了です。


アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2026年4月1日水曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

2月から取り掛かっていました、賃貸マンションの一室をリフォームするための電気工事が本日完了しました。

いつもこのBlogに登場する賃貸マンションの一室です。
オーナー様から建築とは別に、電気工事とエアコン工事のご依頼をいただいています。
毎回リフォームの内容が少しずつ変わるので、建築屋さんとの事前打ち合わせは必ず行っています。
この部屋は大掛かりな間取り変更などは行わず、和室を洋室に変えてクロスを貼り替える程度のリフォームです。
とは言え、電気設備の方は35年経過しているので、分電盤や配線器具などはこの機会にすべて取替えます。

まずは既存設備の撤去から。

既存エアコンは12年程度で動きますが、分解洗浄して再取付けしてもメリットはほとんどないため取替えます。

他の2室はエアコン専用コンセントがありますが、この部屋には無いので新たにコンセントを設置しなければなりません。
エアコン専用コンセントが無ければ、量販店などはエアコンを取付けてくれませんから。

分電盤から呼び線を通していきます。

一部開口しているところや、ダウンライトの開口部を利用して呼び線を通していきます。

先ほどの部屋まで通りました。

呼び線にケーブルを繋いで通していきます。

ケーブルが通りました。
コンセントはクロスの貼り替えが終わってから取付けます。

古いコンセントやスイッチのプレートは、クロスが貼りやすい様に外しておきます。

今回キッチンは取替えないそうですが、35年経過しているレンジフードが悲しそうな音を出していたので取替える事になりました。

トイレの二室用換気扇も異音がしているので取替えます。

どの部屋もそうですが、ネット回線や電話回線は、なぜか天井からケーブルが出ています。

大工さんがここに棚を作ってくれるので、配置を変えてコンセントを増設します。

ここまでが2月の作業でした。
大工工事が終わってクロスが貼り終えたと連絡をいただき、一昨日から現場へ入っていました。

まずは分電盤を取替えていきます。

既存盤を撤去。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

扉付きの分電盤に取替え完了です。
分電盤が変わるだけでも周りの雰囲気が変わりますね。

トイレの二室用換気扇も取替え。
三菱電機製をチョイスしました。

油で汚れていたレンジフードも新品に。
これも三菱電機製で。

コンセントやスイッチは、パナソニック製のコスモシリーズで統一します。

浴室やトイレのスイッチは、換気扇用にタイマー搭載で。

ネット回線のところには棚が出来上がっています。

こんな感じで仕上げました。
天井も壁も大きく開口できるならすべて隠蔽にできるのですが...

こんな感じで完成です。

エアコン機器はオーナー様支給品です。
配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

室内側もMDダクトで化粧仕上げにしました。
試運転を行って異常がないことを確認。

最後にオーナー様が持って来られたLED照明を取付けて、すべての工事が完了です。

まだ水周りや美装が残っている様なので、まだしばらくは入居できないみたいです。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。