2015年3月28日土曜日

1方向吹出し天カセ形エアコンを取外し完全分解洗浄

ずっと前からご相談いただいていた、天カセ形エアコンの分解洗浄にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-RX40JS(2004年製)

このエアコン、新築時に工務店さんに奨められて取付けた「中古」だそうで、1年ほど使ったら臭いが出てきだしたので、ずっと使っていなかったそうです。
新築に、どこからか持ってきた「中古」ですか。。。(_ _;)

新品に取替えるか、洗浄してもう少し使うか、「阿部さんが見て判断してください。」と一任されましたが、10年経過しているのでデメリットもご説明し、洗浄の方向でご依頼いただきました。

では、室内機を撤去。


数日お預かりするので、開口部はダンボールで塞ぎました。


このタイプ、熱交換器の裏側にファンがあるため、分解して熱交換器を外さないと内部が洗えません。


ルームエアコン同様、丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧ポンプでスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


吹出口↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。

室内機を掛けて、配管類を接続します。

配管を接続後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

臭いの原因は、内部のカビでした。
熱交換器はキレイだったので、もしかすると熱交換器だけ洗って取付けたのかも知れませんね。
「あらぁ、臭いが全然しなくなりましたね。これで今年の夏は快適に使えそうです。」と、お喜びいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
[emoji:v-109]エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2015年3月27日金曜日

分譲マンションのリビングへエアコン新設工事

昨日に引き続き、本日も分譲マンションにて、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

昨日同様、東芝製6.3kwタイプ、お客様支給品です。


位置決めをして背面板を取付け、MDダクトを設置。


パイプベンダを使って、複雑に曲げていきます。

ベンダで銅管曲げるのはとても楽しいです。
ビシッと寸法を合わせるため、一級技能士の腕が鳴りますね(^^ゞ

銅管にはいろんなサイズがあります。
一般的には2分3分のペア銅管を使いますが、6.3kw以上の能力の大きなルームエアコンの場合、2分4分の銅管を使います。

2分3分は、新しい管なら手曲げでも座屈する事はほとんどありませんが、4分以上になると手曲げは座屈してしまいます。
大きく緩やかに曲げれば潰れる事もありませんが、今回の様な急激な曲げが数箇所ある場合は、絶対に潰れてしまうので、パイプベンダまたは座屈防止材が必須です。

室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を設置し配管接続、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


ドレンは塩ビ管を使って、排水溝まで導きます。


ここで気になる事が・・・

室外機端子台へケーブルを接続する訳ですが。
通常、差し込んだ後に抜けないか、引いてチェックするのですが、、、抜けるんです。。。(^_^;)
ここは初期不良かもしれないので、メーカーサービスに点検してもらう様、お奨めさせていただきました。

外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

端子台が気になるので、フル運転は避けました。
東芝、、、前にもいろいろあったので、気になりますね。
お客様には今回の仕上がりをお喜びいただき、別のお部屋のお見積り依頼もいただきました<(_ _)>

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年3月26日木曜日

新築分譲マンションでエアコン新設・移設工事

引っ越しシーズン真っ只中ですね。
予定パンパンで、時間のやり繰りで大変です。。。
「今月中に、、、」とのお電話いただきますが、もう無理です。 すみません<(_ _)>

そんな中、新築マンションへのお引っ越しをさされるお客様から、新設×1台と移設×2台のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。

新設機は東芝製7.1kwタイプで、お客様支給品です。


位置決めをして、背面板を取付け。

屋内用化粧カバー、MDダクトも取付けます。

室内機を取付けて、配管類を接続していきます。

7.1kwタイプは配管サイズが2分4分と太いため、急激に配管を曲げると折れてしまいます。
配管を曲げるのもベンダを使ったり座屈防止材を使ったりと、慎重に作業を進めます。

外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機を設置し配管接続、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


移設の2台は、パナソニックと、


三菱電機でした。


外周りはこんな感じ。


移設機の室外機2台は結構汚れていたので、軽く水洗いして設置させていただきました。

お引っ越しも終わられたので、今日から新しいお家で快適にお過ごしいただけますね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年3月24日火曜日

ダイキン製 天カセ形パッケージエアコン分解洗浄作業

いつもお世話になっている会社様からのご依頼で、事務所に設置されている天井カセット形パッケージエアコンの洗浄にお伺いしてきました。

ダイキン製 FHCP71A ×2台


このタイプは取外して持ち帰るとかはしません。
ここまで分解して、熱交換器だけにします。


部品は電気系統と分けて、丸洗いできる様にバラします。


シートを張って、洗浄の準備をします。


洗浄開始。結構汚れていますね。


ドス黒い廃液が溜まりました。。。


熱交換器↓

※少し斑点が残っていますが、これはアルミフィンにホコリが焼き付いているもので、擦っても取れません。

ドレンパン↓


ファン↓


きちんと水分を取って、元通りに組み立てます。


あとは試運転を行い、異常がない事を確認して完了です。

ドレンパンの黒カビをご覧になって、「うわぁ、こんなになってたんや。これ全部吸い込みよったんよねぇ。。。これはやってもらって良かった。」と、お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をご覧いただけます↓
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

2015年3月18日水曜日

三菱プレミアムエコキュート&オール電化工事

先週から取り掛かっていたオール電化工事が完了し、本日お引き渡しさせていただきました。

三菱電機 SRT-P46UB プレミアムエコキュート

真空断熱材を使用したプレミアム貯湯ユニット&ホットあわー&ハイパワー給湯搭載の、三菱エコキュートフラッグシップモデルです。

こちらのお宅、キッチンが2つありまして、以前、片方のキッチンのみIHクッキングヒーターの電源工事をさせていただきました。
今回、もう片方のキッチンを電化にしたいとの事で、またお声掛けいただきました。
既存のガスコンロとガスレンジです。

IHとレンジはお客様が購入されると言うことで、現地調査。
電源周りを調べていくと、主幹ブレーカーが50Aだったので、容量アップのお話をさせていただきました。

そこでお客様、「エコキュートってどうなん?ちょっとボイラーも古くなったし、音も高いんでこの際に。」と。
ボイラーを拝見すると、確かに燃焼音が高く、不完全燃焼している様で、臭いも結構出ていました。

今月一杯で、四国電力の「電化Deナイト」の新規加入が受付停止されるため、将来電化にされるつもりでしたら今じゃないと絶対に損しますので、そこはしっかりとお話させていただき、エコキュートのご注文もいただきました<(_ _)>

まずは図面を作成し電力申請を行います。
作業工程が多いので、できるところから作業に掛かります。
ボイラー周りを掘って、配管経路を確認。

排水桝まで排水管を埋設します。

タンクユニットを置くための基礎を作ります。

型枠を組んで、基礎が割れない様にメッシュ筋を入れます。

コンクリートを流し込んで、一週間ほど置きます。


フロ循環用の配管を通すため、建物基礎をハツって開口。


浴槽にも穴を開けます。


ホットあわー専用のアダプターを取付け。


リモコンも取付けておきます。


フロ循環パイプの設置完了。

このパイプに断熱材を巻いてない業者さんが多いですが、当社では断熱材付き三層管を使います。

では、電気工事に掛かります。

天井裏を使って、できるだけ隠蔽配線を行います。

こちらの建物は内壁が土壁なので、立ち下がりは外壁沿いに塩ビ管で行います。


キッチンへも電源を持っていきます。


IH用の200V30Aコンセントと、レンジ用の200V20Aコンセントを設置。


主幹50A、17回路の既存分電盤は、容量不足のため取替えます。


既存分電盤を撤去し、一次側ケーブルもSV14sqからCVT14sqへ張り替えます。


新しい分電盤を取付けて、配線を接続していきます。


主幹75A、分岐回路26回路のコンパクトタイプ分電盤に容量UP。


既存の電力量計も、、、


新旧交代です。

オール電化用のデジタル電力量計へ取替えます。

計器箱も新しいものに取り替えて、電気工事完了。


お客様支給品のIHクッキングヒーターとオーブンレンジを設置して、キッチン周り完了。

スッキリキレイになりましたね(^^)v

エコキュートの工事に掛かります。
型を置いて、アンカーの位置を決めます。


しっかりとアンカーを打ち込みます。

当社が使うアンカーは、腐食に強い溶融亜鉛メッキ仕上げのアンカーです。

エコキュートを搬入したところで、雨が降り出しました。。。(_ _;)

狭いスペースで、シートを張って作業を続けます。

配管類を接続していきます。


通水試験をして、漏れがない事を確認して、しっかりと断熱材を巻きます。

少しでも熱ロスを防ぐため、断熱はコダワリます。

電源を投入し、初期設定。


水はり試運転開始。


注水が始まりました。


ホットあわーの確認。

0.01ミリのマイクロバブルの「ホットあわー入浴」なら、肌水分量が1.6倍になるそうですよ(・∀・)

試運転完了後、使い方をご説明してお引き渡しです。

「いやぁ、これはええ。やって良かった。タイミングも良かったなぁ。前、阿部さんに電源工事してもらった時に、キチッとやってくれたけん、今回もお願いしたんよ。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

ホントいいタイミングだったと思います。
来月以降にオール電化にしても、毎月電気代10%割引きが付きませんからね。
今月やるか、来月以降にするか。
どう考えても今月ですよね(^^)v

今回も延長保証制度をご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>


アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>