2021年11月29日月曜日

賃貸マンションでリフォームついでにエアコン分解洗浄

いつもの賃貸マンションのリフォームに伴う工事が大詰めです。
今日から3日間掛けて、2部屋の電気工事とエアコン工事を行います。

今日は、リフォーム工事に掛かる前に一旦取外して洗浄していたエアコンの、取付工事の模様を。

日立アプライアンス  RAS-L22DE2(W) (2014年製) スタンダードタイプです。

元はこんな感じで設置されていました。
一度取替えられている様で、上の部分のクロスの貼り残しが見えています。

取外しました。
今回、クロスも貼り替えるので、配線器具もずべて撤去します。

室外機と配管類もすべて撤去です。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

内装工事が終わるまで、しばらくお預かりしていましたが、本日再取付けにお伺いしてきました。
新しいクロスが貼られています。

位置決めをして、背面板を取付けます。
配管穴の位置とコンセントの位置が微妙にかぶるのと、効率を上げるためもう少し室内機の位置を上げたいので、MDダクトを使って室内機の設置位置を変更します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管もスリムダクトも新しいものに。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、お引渡しです。
明日からは電気工事に取り掛かります。
新しく入居される方が、快適にお過ごしいただける様、頑張ります!

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年11月27日土曜日

内部にカビを見つけてから使われていないエアコンの分解洗浄作業

アベ冷熱技研のWebサイトとTwitterをご覧いただいてるという初めてのお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

富士通ゼネラル AS-R28H-W(2018年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

10月中旬にメールをいただき、「ファンの部分に想像以上のカビがあるのを目の当たりして、藁にもすがる思いでご連絡致しました… お引き受けいただけるのであれば、11月中旬で問題ありませんので、よろしくお願いします。」との事で、先週取外しにお伺いしていました。
リビングで、約3年ご使用です。
まぁまぁ凄いですね(^_^;)

天気予報では気温が下がってくるとのことでしたが、「あのカビを吸い込むくらいだったら、全然我慢できます!」との事で、室内機を取外してお預かりします。

持ち帰った室内機を分解していきます。
富士通ゼネラルのエアコンは、他社とちょっと違うところがあって、分解するのにいろいろと細かいテクニックが必要だったりするところが多々あります。

このフィルター掃除ユニットなどは、中央部分にモーターが組み込まれています。

他のメーカーなどは、メンテナンス性がよく、両サイドのモーターを配置しているのに、こんな状態です。
構造はかなり複雑です。

何のためのモーターかと言うと、フィルターをスライドさせるためのモーターです。
モーター単体ではスライドできませんから、その周辺には駆動部となる歯車がいっぱい。
分解する時に気をつけないと、バラバラと転がっていってしまいます。

機械ものは何でもそうですが、駆動部は少ないほどいいです。
動く部分は壊れやすく、故障率が上がるからです。
これはモノづくりの基本なんですけど、解ってないんでしょうね。
エアコンはシンプルなものが一番長持ちしますね。
製品を分解していくと、そのメーカーの考え方やポリシーが見えてきます。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると、再取付けにお伺いします。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して、お引渡しです。
「ありがとうございます!これでエアコン使っても呼吸ができます!知り合いにもお奨めしておきます。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2021年11月24日水曜日

壁クロス貼替えのため照明取外し再取付けとエアコン取替工事

いつもfacebookでやり取りさせていただいている、FB友さんから初めてのご依頼で、照明工事とエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV5621S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

ご依頼いただいたのは、7月です(^_^;)
阿部がバタバタしているのをFBでご覧いただいていて、かなり早めにご予約いただいていました。

11月に入って、リビングのクロスを全面貼替えするため、ダウンライトやシーリングファン、エアコンの室内機を一旦撤去して、クロスを貼り終えたら再度取付けをして欲しいというご依頼です。

こんな感じで、ダウンライトを撤去。

エアコンはダイキン製でした。

フロンガスを室外機側へポンプダウンして撤去完了です。
こちらのお部屋は隠蔽配管なので、配管はこんな風に残ります。

外した室内機を拝見すると、内部は結構なカビです...
2005年製ですか... さすがに洗浄はお奨めしませんね。
でもこれを、キレイになったクロスの上に再度取付けるのは、何とも残念な気分です。

そろそろ寿命を迎える頃ですし、再取付けして故障してから取替えるとなると、隠蔽配管なので場合によってはかなりの費用が掛かる様になります。
せっかくなので、取替える方向でご提案させていただき、ご依頼いただきました。

ただし、半導体問題や海外工場のロックダウンの影響で、エアコンがすぐに入荷しないため、少しお待ちいただく様になりました。

クロスの貼替えは一週間ほどで完了して、照明の再取付けにお伺い。
斜め天井の高天井ですが、高い脚立を使えば足場はいりません。

元の電球はねじ込み式の蛍光球でしたが、再取付けのついでに、お客様が用意されたLED球へ取替えました。
クロスもきれいになって、気持ちがいいですね(^^)

さて、エアコンの入荷は20日以降になるとの納期回答でしたので、本日取付けにお伺いしてきました。
まずは、位置決めをして背面板を設置。
配管のフレアナットも、新しいものに取替えます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存の室外機は繋がったままです。

撤去しました。

配管は溶接延長しなくても届きそうです。
泥ハネ軽減のため、ブロックを敷きます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。
こちらのお宅、エアコンはすべてダイキンでしたが、三菱霧ヶ峰が割って入りました(*´艸`*)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
納期が掛かって少々お待たせしてしまいましたが、「提案してもらって、いいタイミングで取替えできて良かったです。他の部屋も同じ年式なんでまたお願いすると思いますんで、よろしくお願いします。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2021年11月23日火曜日

1方向天カセエアコンが不具合で壁掛形ルームエアコン新設工事

昨年、他のお部屋でエアコン工事をさせていただいたお客様のご依頼で、2階リビングへ壁掛形ルームエアコンの新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4021S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は三菱電機製、1方向吹出し天井カセット形ハウジングエアコンです。(他社施工品)
この夏に冷えが悪くなりメーカーへ修理依頼をしたところ、2002年製というところもあり、「部品がないので修理不能です」と、電話でお断りされたそうです。

このまま天カセの取替えも検討されましたが、今回は「普通の壁に付けるエアコンがいい」というご希望で、壁掛形ルームエアコンを設置する事になりました。
とは言っても、取付けできそうな場所はここしかありません。

室外機はベランダへ置けますが、小窓の前に掛かってしまいます。
少し悩んだんですが、室外機の部分はガラスのハメ殺しなので、「ここで全然かいまいませんよ」とお客様もご了承いただいてこちらへ。

さて、当然ですが電源がありません。

既存のエアコンから、200V回路を取出して来ないといけません。

三菱は室内側でも室外側でも電源が取れます。
今回は室内側で取ってくれているので、かなりラッキーです。

では作業に掛かります。
一応動くのでポンプダウンし、配管内のフロンガスを室外機側へ回収して、室外機から配管をを取外します。

降ろすか降ろすまいか悩みましたが、作業性を考えて一旦室内機を降ろしました。

これがですね、簡単に降ろせると思ってやったんですけど、すべてのボルトナットがユルユルで締められていなくて、室内機を持ったまま引っ掛かって脚立から落ちそうになりました...
酷い施工ですね。
手抜きじゃなくて、重大な瑕疵です。

室内機の開口部を点検口代わりにして、天井裏へアクセス。
え?...
目の前に大きな鉄骨の梁があって、新しく取付けるエアコン側が見えません...
なんとかならないか...

新しいエアコン側にコンセント用の開口を行い、そこからジワジワと通線してなんとかケーブルが通りました。
このコンセントの開口に、結構時間が掛かりました。
天井ボードの上に、もう一枚コンパネがあって、引き回しノコで大汗かきながら開口してます。
なんでコンパネがあるかと言うと、カーテンレールの下地のためにコンパネが入っています。

何事もなかったかの様に、コンセントを取付けました。
もの凄い時間のロスです。

エアコン取付けに掛かります。
鉄骨造なので、配管穴を開ける前に、壁内に金属類がないかセンサーで当たっておきます。

配管穴の位置が決まったら、背面板を取付けます。

コアドリルで配管穴を開けていきます。

こんな感じで、キレイに開きました。

配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、スリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

既存の天カセは、元通りに取付けました。
配管は繋がってないので、リフォームされるまではオブジェとして残ります。
「わぁ、またキレイに取付けてもらって、ありがとうございます。想像してた以上のできあがりです!もうエアコン工事は阿部さんにしか頼みませんから!」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。