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2023年7月19日水曜日

配管距離が長すぎて通らないかと思ったCATV光ケーブル化工事

13年前の新築時に、CATVの新設工事をご依頼いただいたお客様のご指名で、光ケーブル化工事にお伺いしてきました。
ちょくちょくこのBlogでも書いていますが、現在、愛媛CATVはすべての契約世帯の光ケーブル化を行っています。

アベ冷熱技研では、当社で新規にご契約いただいたお客様、もしくは過去に工事をさせていただいたお客様からご指名があった場合のみ、光ケーブル化工事を請けています。(一人で忙しいため)

今回の工事は、CATVのテレビとネットのご契約を光に切り替えます。
機器類は納戸に集約されています。

ネット関係は、パナソニック製の「まとめてネット」を使って各部屋へ有線LAN配線されています。

この後ろに各配管があって、CATVのネット専用配管もここにあります。

先程の納戸があるところから、まったくの反対側にスッキリポール(引込柱)が建っていて、そのBOX内にV-ONUが新たに設置されていました。

そうです、まったく反対側なので、嫌な予感はしていました...
ネット用の青い既存同軸ケーブルが、体重掛けて引っ張っても1mmも動きません...
入腺液を大量に吹いても、びくともしないんです...
おかしいなぁ...13年前に当社が通したハズなんですけど...

お客様が「予備の空配管がある」と言われるので、呼び線を入れていくとスルスル入っていきます。
でも、どんどん入っていくだけで、納戸のところには到達しません...
音をたどって行くと、床下でとぐろを巻いているみたいでした。
空配管は役に立ちません。

もう無理なのかと思いながらも、電話線が入っている配管に呼び線を入れてみました。

抵抗があってキツイながらも、30mの呼び線がほとんど入ったところで、スッキリポールのところまで通りました!
お客様と一緒にバンザイです!(^_^;)

安心はできません。呼び線は通っても、光ケーブルが通るかどうか。
お客様は若い頃、電気工事士でしたので「手伝うよ」と言って、ケーブルが引っ掛からないように片方で送っていただいて、なんとか35mほどのケーブルを配管内に通すことができました。
ありがたいです。こういう時は頼れるバディがいたらないぁと思うわけです。

ケーブルが通れば、いつも通りです。
引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

V-ONU内へ収めて蓋を閉じます。
テレビのケーブルは既存保安器から外して、V-ONUへ接続しておきます。
既存の保安器は、後日引込班が撤去にお伺いします。

宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONUに接続して電源を投入。
測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。
既存のルーターとまとめてネットへ接続して、ネット系の工事は完了。

テレビの方は、保安器脇にあったブースター本体を撤去して、分配器脇にある電源部を取替えます。

ONU用電源部に取替えました。

あとは各部屋で受信レベルを測定し、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。

「一時は線が通らんでどうなることやらと思ったけど、なんとか通って安心しました。めんどい工事ですみませんでしたな。またお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年4月3日月曜日

新築住宅でCATV光ねっと新設工事(かなり手間取る編...)

先週、アンテナ工事にお伺いさせていただいていた新築住宅で、本日は愛媛CATVの光ねっと新設工事にお伺いしてきました。

先週アンテナを取付けた方とは、まったく逆方向に引込点があります。
これはCATVが悪いんじゃなくて、電気も電話もこちらから引込む様な建物設計になっているからです。

なので、まともにハシゴを掛けると勾配が取れないため、ブロック塀の上にハシゴの足を掛けて、なんとか作業できる勾配を取ります。

この上で体を動かしての作業は、気持ちのいいものではありません...
そもそもですね、宅内への引込配管はこんな高さのところに設計するのは時代遅れです。
NTTの電話回線もメタル線はなくなって光ケーブルへ移行していくんです。
宅内引込みは、脚立で作業できるところへ設置するのが基本ですね。

さて、文句言ってもどうしようもありませんから、作業を進めます。
引込口から光ケーブルを入れていきます...
途中までスルスルと行きますが、あと少しのところで進まなくなります...

仕方ないので宅内から呼び線を入れてみるも、途中で止まります...

宅内側からグイグイ押し込んで、呼び線はなんとか通りました。
呼び線に光ケーブルを繋いで一生懸命引っ張ると、ブチッ!!
阿部の頭の中の血管も切れそうになりましたけど、深呼吸して再度チャレンジ。
なんでこんなにキツイかと言うと、恐らく壁の中で配管が折れているか、どこかで配管にビスが貫通しているかですね。
新築なのにどうなんですかね?これ。

何度かチャレンジして、なんとか通りました。
ここ、棚になっているんですけど、配管が通ってるのは最下段...
いや、普通に考えたら上段ですよね?
もうどうなってるんですか?
仕方ないので、下段から上段へケーブルを立ち上げました。

また危険なハシゴに登って、引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

接続後、キャビネット内へ光ケーブルを収めます。
風が強いと、髪の毛ほどの光ケーブルが舞い上がってなかなか大変です。
足元もおぼつかないし...

なんとかキャビネット周りが完了。

宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。
あとは、お客様のWi-Fiルーターを接続して作業完了です。
光ねっとのみの工事で、4時間も掛かったのは初めてでした... あ、他にもありましたかね?

「ありがとうございました。またエアコンの取付けもお願いするかも知れないんで、その時はまたお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年2月9日木曜日

CATVネット回線を光ケーブル化で宅内露出配線工事

以前エアコンをご購入いただいたお客様のご依頼で、CATVのネット回線を高速な光ケーブル化工事にお伺いしてきました。

既に既存のCATV保安器の横に、キャビネットが設置されています。

現在のご契約はネットのみのため、V-ONUではなくキャビネットが設置されます。

既存の同軸ケーブルは、エアコンの配管穴から宅内へ導かれて...

エアコンの配管に沿わせて...

お部屋の方へ入っています。

今回は同軸ケーブルとは同じルートを使わず、単独ルートで同じ部屋まで。

一箇所だけ小さな穴を開けて部屋へ通します。

既存モデムが置いてある、収納のところに直接通しました。

引込側へ戻って、引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

キャビネットへ収めて、引込周りは完了です。
既存保安器は、後日引込班が撤去してくれます。
何か気が付きました?
エアコンを触る人間としてはどうしても気になって仕方ないので、ひと手間掛けさせていただきました。(※他社施工品です)

宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

あとは、お客様のWi-Fiルーターを接続して作業完了です。
「キレイに配線していただいて、ありがとうございました。またお願いする事があるので、また連絡しますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

愛媛CATVでは、全エリアの光ケーブル化を進めています。
アベ冷熱技研では、当社で光化手続きをいただいたお客様、もしくは過去に他の工事をご依頼いただいた履歴のあるお客様しかお引き受けしておりませんのでご了承ください。

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2023年1月19日木曜日

新築ユニットハウスでCATV光インターネット・電話新設工事

昨年末にエアコン取付工事にお伺いさせていただいた新築のユニットハウスへ、インターネットと電話の新設工事にお伺いしてきました。

年末に引込みは入っていましたが、まだ外構工事が残っているということで、宅内工事は今日まで延期していました。

機器を設置する場所は、給湯室の戸棚の上です。

建築中に打ち合わせしていて、光ケーブルのための空配管を入れてもらっていたので、それを利用してケーブルを通していきます。

屋外のキャビネット横に出てきました。

光ケーブルは、被覆をはぐと髪の毛の様なガラス製の芯が出てきます。
被覆が付いていない芯はシャーペンの芯の様に簡単に折れてしまうので、慎重な作業になります。

引込側と宅内側のケーブルを、メカニカルスプライスで接続。

キャビネットへ整然と収めます。

外部が完了すると、宅内へ移ります。

光ケーブル末端に光コネクタを取付けて、受光レベルを測定し、異常がないことを確認。

S-ONU内へ整然と納めます。

S-ONUとTAの電源を投入して測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

電話で通話ができることを確認して作業完了。
あとは、お客様が用意されたWi-Fiルーターを接続してお引渡しです。
これでネット環境も整って、快適にお使いいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。