13年前の新築時に、CATVの新設工事をご依頼いただいたお客様のご指名で、光ケーブル化工事にお伺いしてきました。
ちょくちょくこのBlogでも書いていますが、現在、愛媛CATVはすべての契約世帯の光ケーブル化を行っています。
アベ冷熱技研では、当社で新規にご契約いただいたお客様、もしくは過去に工事をさせていただいたお客様からご指名があった場合のみ、光ケーブル化工事を請けています。(一人で忙しいため)
今回の工事は、CATVのテレビとネットのご契約を光に切り替えます。
機器類は納戸に集約されています。
ネット関係は、パナソニック製の「まとめてネット」を使って各部屋へ有線LAN配線されています。
この後ろに各配管があって、CATVのネット専用配管もここにあります。
先程の納戸があるところから、まったくの反対側にスッキリポール(引込柱)が建っていて、そのBOX内にV-ONUが新たに設置されていました。
そうです、まったく反対側なので、嫌な予感はしていました...
ネット用の青い既存同軸ケーブルが、体重掛けて引っ張っても1mmも動きません...
入腺液を大量に吹いても、びくともしないんです...
おかしいなぁ...13年前に当社が通したハズなんですけど...
お客様が「予備の空配管がある」と言われるので、呼び線を入れていくとスルスル入っていきます。
でも、どんどん入っていくだけで、納戸のところには到達しません...
音をたどって行くと、床下でとぐろを巻いているみたいでした。
空配管は役に立ちません。
もう無理なのかと思いながらも、電話線が入っている配管に呼び線を入れてみました。
抵抗があってキツイながらも、30mの呼び線がほとんど入ったところで、スッキリポールのところまで通りました!
お客様と一緒にバンザイです!(^_^;)
安心はできません。呼び線は通っても、光ケーブルが通るかどうか。
お客様は若い頃、電気工事士でしたので「手伝うよ」と言って、ケーブルが引っ掛からないように片方で送っていただいて、なんとか35mほどのケーブルを配管内に通すことができました。
ありがたいです。こういう時は頼れるバディがいたらないぁと思うわけです。
ケーブルが通れば、いつも通りです。
引込側と宅内側の光ケーブルを、メカニカルスプライスで接続。
V-ONU内へ収めて蓋を閉じます。
テレビのケーブルは既存保安器から外して、V-ONUへ接続しておきます。
既存の保安器は、後日引込班が撤去にお伺いします。
宅内へ戻り、光ケーブル末端に光コネクタを取付けて受光レベルを測定し、異常がないことを確認。
S-ONUに接続して電源を投入。
測定用のパソコンを接続し、速度測定を行います。
100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。
既存のルーターとまとめてネットへ接続して、ネット系の工事は完了。
テレビの方は、保安器脇にあったブースター本体を撤去して、分配器脇にある電源部を取替えます。
ONU用電源部に取替えました。
あとは各部屋で受信レベルを測定し、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
「一時は線が通らんでどうなることやらと思ったけど、なんとか通って安心しました。めんどい工事ですみませんでしたな。またお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。