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2019年10月14日月曜日

お掃除屋さんに断られたかなり脱着に悪戦苦闘したエアコン分解洗浄

初めてのお客様からのご依頼で、エアコン分解洗浄にお伺いしてきました。

パナソニック CS-256CX-W(2015年製) フィルター自動掃除機能付き
パナソニック CS-283CXR-W(2013年製) フィルター自動掃除機能付き

なんだ!一枚目の写真は!って思いました?(^_^;)
あとで書きますね。

まずは一台目の取外し。
「ちょっと難しいところに付いてるんですけど、大丈夫ですか?」と案内された場所は...

おぉ!なかなか強烈な場所に設置されてますね...(・_・;)

2階の階段を上がった所にエアコンを付けて、全館空調モドキにする新築住宅が増えていますが、この位置に取付けるとか、どういう思考回路で設計したのかちょっとお聞きしたいですね。

メーカーに修理依頼しても、できませんと断られるか、別料金請求される案件ですね。
それに、お客様ご自身でフィルターのチェックができませんね。
「だから自動掃除機能」とか発する設計士さんは、申し訳ありませんが少しお勉強された方がよろしいかと思います。

とりあえずやってみますけど、できないかも知れませんよと念押しさせていただいて、脚立をセット。

なんとかできそうです。まぁまぁ恐ろしいですけど(^_^;)

屋外はハシゴで作業できるのかと思ったら、軒が出ていてナントまぁ...
ホトホトこの設計した人って...


危ないですねぇ...危ないですよぉ...今地震がきたら人生終了ですねぇ(´;ω;`)


さて、このエアコンを取付けた業者さんも、よくお勉強された方がよろしいかと思います。

パナソニックの自動掃除機能は、ホースを通じて屋外へホコリを排出する仕組みになっています。
そのため、化粧カバーは特殊なものを使う訳ですが、結構この網をそのままにしている業者さんが多いです。

どうなるかと言うと・・・

ここにどんどんホコリが溜まってしまって、ゆくゆくは詰まってしまってエラーが出る事になります。
この網は外しておくのが正解です。

ここは配管穴にパテ埋めされていますが、やはり貫通スリーブは入っていませんね。


階段に斜めに立てた脚立で、14kgの室内機をフラつきながらも取外しに成功。


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


さぁ、こちらに掛かります。

キッチンですよ!
それも、IHクッキングヒーターのすぐ脇。
ご丁寧に専用の枠が作ってあります。
たぶんこれ、正面にグリルが付いて、エアコンが見えなくなる様にしてるんだと思いますが...

お気の毒ですね。
お気の毒です。
家が完成するまでに、誰も反対しなかったんですかね?
残念です。

取外しに掛かります。
こちらの配管穴はパテ埋めではなく、コーキングですね。
業者さんが違うんですかね?
しっかりコーキングしていないので、隙間だらけですけど。


配管を外して、室内機を外そうとすると・・・あれ?
えぃ!おりゃ!う~... 外れない...(・_・;)


ふっと配管穴付近に目をやると、なんか飛び散ってます?

お客様:「あ、主人が風が入ってこない様に、スプレーしました。」
え・・・もしかして充填剤じゃないですよね?
お客様:「たぶんそれです。え?ダメなんですか?」
えぇ、ダメですね...(´;ω;`)

ご主人さんと電話で状況をご説明して、「最悪、どこか割れますけど、いいですか?」と許可をいただいて取外し再開。
まだ部品がある年式です。
外れない場合は、壊してでも...

とりあえず何とかならないか、バラしていきます。


ずっと右側面カバーが外れなかったので、もうここは割れてもいいやって、えいやぁ!でバコッと。

うわぁーーーーー!最悪ですね。
どれだけ充填したんですか?(^_^;)

チマチマと充填剤を剥いでいきます。
これがまた、変な枠が邪魔して、ドライバーも入らず。
指先でチマチマ...


いつまで経ってもらちがあかないので、意を決して。
えい!えい!おりゃ!バコッ!!!
外れました(*´ω`*)


わぁ、穴の中には半分くらいしか充填剤が充填されていません。


室内機の裏側はこんなことになっていました(´;ω;`)
ちょっとやそっとじゃ外れない訳です。。。

しかしこれ、よく水漏れしませんでしたね。

配管穴には、貫通スリーブを挿入しておきます。

きちんとした施工をしていれば、お客様が充填剤を入れる事はなかったハズです。

しかし、よく外れましたよね、これ。
もう汗だくです。。。


持ち帰った室内機を分解していく訳ですが、まずはこの充填剤をどうにかしないと...(T_T)


隙間に入り込んだ充填剤を、丁寧に取り除いていきます。


内部にまで侵入していました。

この部分は、後ろ側のドレンパンからドレン水が流れてくる通路になっているので、最悪水漏れを起こしますね。
全部キレイに取外します。

ところで、分解していてどうにも気になったセンサー。


これって、三菱のムーブアイですよね?
見えない様にパネルの裏側に忍ばせるなんて、パナソニックも確信犯ですか?

他社が真似したくなるほど優秀なんですね、三菱のムーブアイって(*´艸`*)

階段上に設置されていた室内機も分解していきます。
たくさんあるセンサーコードが、基板のカバーに挟まれて屈曲していました。

なんか、いろんなところにチェックマークが入っているので、一度分解された形跡があります。
そう言えば、年式の割に内部の汚れが少ないです。

分解を進めていくと、掃除ユニットから出たコードが断線しています...


ナノイー発生器に繋がっている高電圧コードですが、根元に青サビが発生して、コネクタごとボロボロに腐食していました。

先ほどのセンサーコードの件と、ナノイー発生器の写真を添付してお客様に確認。
数年前にエアコンクリーニングをされたそうなので、その時に洗浄剤が掛かって腐食したのかも知れません。
とりあえず部品はまだあるので、取り寄せます。

やっと分解完了です。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


階段上 熱交換器↓


階段上 ボディ内部↓


階段上 ドレンパン↓


階段上 ファン↓


キッチン 熱交換器↓


キッチン ボディ内部↓


キッチン ドレンパン↓


キッチン ファン↓


洗浄が完了すると、組み立てていきます。
ナノイー発生器も到着したので、取替えておきます。

しかしこれ、今まで切れていたと言うことは、役に立っていなかったという事ですよね?
プラズマクラスターとかもそうですけど、こういうのって本当に放出されているのかされていないのか目で見て分かるものじゃないので、あまり信用していません(^_^;)

そして本日、再取付けにお伺いです。
まずはキッチンから。
両側に手が入らないので、かなり苦労して取付けています。


配管穴には、しっかりと奥までねじ込む様にパテ埋めをしておきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


100Vなので、アース線が必要なんですけど、狭すぎてドライバーが回せません。

もともと付いてたんですけど、付いてた様に見えてただけで、さきっぽをカバーの中に差し込んでいただけでした。

どうしようもできないので、室外機側でアースを取らせていただきました。
まぁこちらの方が確実。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認。


次にこちら。このアングルで見ても、ここにエアコンっておかしいって思いますよね。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

結構大変でしたね(^_^;)

「ありがとうございました。お掃除屋さんにお願いしたら、この状態では洗えないって言われて、阿部さんを紹介してもらったんです。きれいになって良かったです。」と、大変お喜びいただきました(^^)

よくよくお聞きすると、知り合いのお掃除屋さんでした。
Nさん、いつもありがとうございます(*^^*)

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エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研