2024年11月6日水曜日

単純な取替えのつもりがいろいろ難有りなエアコン取替工事

朝晩結構冷え込んできて、やっと冬がやってきそうですね。
本日午後からは、ダイニングに設置されているエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機製。お客様支給品です。

既存機は三菱重工(ビーバー)製でした。
なんでこんなに上の方に取付けられているのかと思いますよね。

外から見るとこんな感じで、出窓の上に庇があるんです。

まぁ食器棚があるので窓上に取付けたんでしょうけど、穴の位置をずらすとかいろいろやり方はあったでしょうに...

先々月、外壁塗装をされた際に配管化粧カバーも取付けてもらったみたいですが、この業者さんもまた残念ですねぇ...
無理矢理フリーダクト使っている上に、ダクトのサイズが違うから隙間をパテ埋めしていました。
材料の手配を間違えたか、その辺のホームセンターにあったものを使ったか。
信頼して依頼されたお客様がお気の毒です。

作業に掛かります。
既存機を撤去していきますが、室内機がなかなか外れなかったのでおかしいなと思ったら...

配管穴が間柱をかすめて左へ振られていました。

しかも穴の位置がシビアです...
一般的な高さ300mmの室内機では、到底取付けできません。

今回新たに取付けるのは、高さ255mmのコンパクトタイプです。
背面板を取付けてみますが、上部の廻り縁ギリギリでこんな感じです。

本来、背面板の下面と配管穴の下面は、ほぼ同じでなければなりませんが...

逆勾配になりそうですが、三菱霧ヶ峰ならなんとかなんとか微妙に勾配を付けて設置可能です。

貫通スリーブを挿入できなかったので、内側からもしっかりとパテ埋めして気密性を確保します。

配管類を接続していきます。
サイズ違いのフリーダクトを使ってところは、同じサイズのコーナーカバーに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。スッキリしましたよね。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
「きれいにしていただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年10月31日木曜日

エアコン移設と同時に室内機分解洗浄で新居を快適に

昨日の古民家リフォームのエアコン工事の続きです。
移設するエアコンの分解洗浄が完了したので、新居への取付けにお伺いしてきました。

富士通ゼネラル AS-C28K-W(2020年製) スタンダードタイプです。

お引越しに伴うエアコン移設工事なので、まずは今までお住まいだった賃貸アパートへ、エアコンの取外しにお伺いします。

しっかりとポンプダウン運転を行って、配管内のフロンガスを室外機側へ回収します。

室内機から少し臭いがしていたので覗いて見ると...
今回、移設のみでお聞きしていましたが、さすがに臭いも出ているし、何も言わずに移設するのも気が引けましたので、一応洗浄のご提案をさせていただいたところ、ご依頼いただきました。

一旦、取外したエアコンを持ち帰って、室内機を丸洗いするため電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
このお部屋は建物の中心部にあるため、隣の部屋や廊下に全方位囲まれています。

かなりタイトではありますが、廊下を経由していく方法で施工します。

配管穴を2個所開けました。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、、、

配管類を接続していきます。

微妙な勾配しか取れませんが、何とか何とか。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
臭いもなくなり、新しいお家で快適にお過ごしいただける様になりましたね。
これで3日間の工事がすべて完了しました。

「3日間ありがとうございました。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2024年10月30日水曜日

リフォームされた古民家住宅でエアコン取付工事

初めてのお客様のご依頼で、一昨日と本日の二日間掛けて3台のエアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコンはダイキン製で、お客様支給品です。

新しく取付けるエアコンは3台ですが、1部屋は配管穴だけ開けておいて欲しいとのご希望で、最初にその作業から始めます。
将来エアコンを取付ける位置はこの辺りです。

部屋の裏側は外壁でなく物置部屋なので、2個所貫通しなければいけません。

配管穴を開けていきます。

2個所貫通してスリーブ挿入の上、キャップをしておきました。

外部もキャップをして、小動物の侵入を防ぎます。

室内側はマンションの様に仕上げました。
これで量販店の業者さんでも簡単に取付けできますよ。え?

ではエアコンを取付けていきます。
まずは倉庫から。
え?倉庫ですか?倉庫なんです。

コンパネも設置していただき、専用コンセントもあります。
サクッと配管穴を開けて、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
上に点検口の様なものがありますが、使わないので気にしなくていいそうです。

建物裏なので、外部配管はテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して1台目完了。

2台目はキッチンへ。

取付けるのはここですが、取付けるところの裏は廊下の天井裏になります。

位置決めをして、背面板を取付けます。

慎重に配管穴を開けていきます。
ちなみにリフォームで壁もクロスも貼り替えているので、石綿飛散防止対策の必要はありません。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

室内機の裏はこんな感じで。

しっかり水勾配を取って、外部へ導きます。

通り沿いなので、外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認して2台目完了。

最後の3台目はリビング。

位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を開けて、貫通スリーブを挿入しておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

玄関横なので、外部配管は外壁に合わせてブラック色のスリムダクトで化粧仕上げ。

室外機の梱包を外したところで傷を発見。
お客様にご確認いただいて、このまま取付けることになりました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
二日間掛けて3台取付けと1部屋穴開けのみ完了です。
実はもう1台、現在住まわれているところから移設するエアコンがありまして、取外して分解洗浄しています。
それを明日取付けにお伺いして、すべての工事が完了予定です。
順調にいきましたら、また明日のBlogに書きたいと思います。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。