2024年12月12日木曜日

腰道具が使えない狭いスペースのエアコン取替工事

町内会でいつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2524-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は懐かしい三洋電機。1998年製。さすがに動きません...
ずっと使われていなかったそうですが、来年からお孫さんがこの部屋を使う様になるので、新しいエアコンに取替えます。

室外機の場所が厄介です...
横向きで歩いてやっと入れるスペースの一番奥に室外機が置かれています。

腰道具吊っては入れないので、撤去するのもこんな感じで...
左の外壁は経年劣化でチョーキングが起こっていて、ちょっとでも触ると黄色い粉が体中に着いて取れなくなるので、外壁全面に養生シートを貼っています。

さて、室外機を出したいのにプラロックが当たって出ません...
留めているボルトは錆びて空回りするばかり。
後ろには排水管。前は柵に支柱が。

どうにもならないので、狭い場所で必死にハンマーを振り回して壊します。

なんとか出せました... 気温は低いのに、もう汗だくです。

室内機も撤去完了。
取外しだけでめちゃめちゃ時間が掛かりました。

気を取り直して取付けに掛かります。
配管穴には貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管作業も大変でした...
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
排水管を避けて、手前の方に置きました。
この位置の方が、もしもの場合のメンテナンスもやりやすくなります。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
狭くて腰道具が使えなかったので、結構時間が掛かってしまいました。

「狭いところで作業させてゴメンよぉ。きれいに取付けてもらってありがとう。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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