2022年1月27日木曜日

エアコン故障かと思ったらブレーカー不具合で分電盤ごと取替工事

最近、分電盤の取替えのご依頼が多いですね。
メーカーが推奨するブレーカーの交換時期は、13年程度です。
故障してから取替えとなると、治るまでずっと停電という状況に陥ります。
予防的に分電盤を取替えておくと、安心してお過ごしいただけますね。

さて、本日も分電盤の取替え工事にお伺いしてきました。

今回のお客さまは、エアコンを使っていたら知らない間に止まっているという事で、メーカーに修理に来てもらったそうです。
よく調べてみると、エアコンが悪いのではなく、コンセントに電圧が掛かっていないという状態でした。

電圧を測定してみると、0Vで電圧が掛かっていません。

分電盤を拝見しても、OFFになっているブレーカーはありません。

このブレーカーがエアコン専用の様です。
一度OFFにしてからONにしてみると、、、

電圧が掛かりました...(^_^;)
どうもブレーカーの寿命のようです。
暖房が使えないのは困るので、不具合のあるブレーカーを新しいものに取替えておきました。

しかしこの漏電遮断器も古いですねぇ...
35Aとか、初めて見ました。
テストボタンが付いてますけど、動作させるとトドメを刺してしまいそうなので止めておきます。

ちょっとあまりにも気持ち悪いのでお話したところ、お客様ご自身も分電盤ごと取替えてもらうつもりでしたとの事で、早速お見積り、ご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
既存盤を撤去。

漏電遮断器の製造年は、裏側のラベルに記載がありました。
48年?恐らく昭和表記だと思いますが、それでも48年経過しています...(ㆁωㆁ*)
テンパール凄い!

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

あとは異常がない事を確認して、電源投入。

スッキリ、安全にお使いいただける様になりましたね(^^)

「ありがとうございました。お忙しいのに対応していただいて、助かりました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年1月26日水曜日

賃貸マンションの一室でリフォームに伴う電気設備改修工事

本日は、昨年末から取り掛かっていた賃貸マンションのリフォーム工事が、壁クロス貼りが終わった様なので、器具取付けにお伺いしてきました。

少し間取りが違いますが、いつものマンションです。
今回はあまり大掛かりな改修は行わず、古くなった機器の取替え程度になります。

キッチン周りの収納はこのまま流用なので、レンジフードと照明器具の取替えを行います。
このレンジフード、三菱製なんですよ。長持ちしてますね。


浴室換気扇も三菱製。

トイレの換気扇も三菱製。

トイレの換気扇は二室用になっていて、洗面所に吸込みグリルが設置されています。

安全のために、この古い分電盤も取替えます。

もちろん、配線器具もすべて取替えます。

この天井面からステップル打ちで立ち下げられた、電話線やLANケーブルもきちんと整理させていただきます。

まずは、既存器具を撤去。

浴室換気扇の内部は凄いことになっていました...

トイレの二室用換気扇は、天井を落とさないと取外しも取り付けもできません。
頭から石膏とホコリを存分に浴びながら撤去しました...

この換気扇も、これでちゃんと吸えてたんですかね?

天井を貼ってしまうと取付けできなくなるので、先に本体を取付けておきました。

キッチン周りのコンセントが、古い設計で微妙な位置にあるため、使い勝手のいい場所へ移設。
開口した壁は、大工さんが補修してくれます。

クロスが貼替えやすい様に、分電盤も少し浮かせておきました。

ここまでが昨年末の作業でした。

年が明けて一昨日、クロス貼りが終わった様なので、器具付けに入りました。

まずは分電盤の取替えから掛かります。
既存盤を撤去して、、、

さくっと取替え完了です。扉付きでオシャレになりました(*´∀`*)

キッチンレンジフードも新しいものに。ピカピカで気持ちがいいですね(^^)

ホコリとカビだらけだった浴室換気扇も、湿気に強い樹脂ボディの換気扇へ取替えました。

スイッチ類はコスモシリーズで使い勝手良く、イマドキな感じに。

コンセント類もすべてコスモシリーズで統一。
テレビユニットの出力レベルを測定して、異常がないことを確認。

見栄えが悪かった電話・LAN配線は、大工さんに棚を作ってもらって、機器類をまとめて置ける様に整理しました。

エアコンは、オーナー様支給品です。
阿部が三菱霧ヶ峰推しなので、オーナー様も三菱で統一していただいています(^^)

室外機周りもスッキリとスリムダクト仕上げで。

最後に機器すべての試運転や点灯試験を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
あとは美装屋さんがお掃除に入って、現場が完工となります。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2022年1月20日木曜日

CATVネット回線を同軸ケーブルから光ケーブル化で増速工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、愛媛CATVの提供するインターネット工事にお伺いしてきました。

以前から同軸ケーブルのイーネットサービスをご利用でしたが、こちらのエリアも幹線光化が完了しましたので、高速な光サービスへのお乗り換えです。

こちらのお宅は敷地内に引込柱があるので、引込計器盤内に光キャビネットを設置してもらいました。

この引込み側から、既存配管を使って宅内へ光ケーブルを通して行く訳ですが、既存の同軸ケーブルと電話線が入っているので通るかどうか微妙です。
お客様と相談して、現在使われていない電話線を呼び線として使って、光ケーブルと入れ替える事にしました。

宅内側は、1階収納部分に弱電盤が設置されています。

かなりゴチャゴチャしていますが、ホームテレフォンの設備が場所を取っています。

引込側からこの電話線を使って、ケーブルを入れ替えていきます。

配管内部にケーブルが通りやすい様に、入線液をしっかりと吹いておきます。

いい感じでスルスルと通っていきます。

宅内側へ出てきました。
大体15m程度あります。

引込側へ戻って、光ケーブルの末端加工をしていきます。
作業始めた頃に、バラバラと雪か霰か、雨まじりで降り始めました...
しばらく止むのを待って、再開。
光ケーブルは髪の毛ほどの太さのため、手袋をしていては作業になりません。

本日は大寒...
鼻水は出るわ、指先は攣るわで大変でしたが、なんとか接続。

手の震えを押さえながら、キャビネット内へ収めます。

盤内はこんな感じで完成。

宅内へ戻って、末端に光コネクタを取付けます。
受光レベルを測定して、異常がないことを確認。

S-ONUへ接続して、ケーブルが傷つかない様に収めます。

通信が確立できたら、持参したパソコンで速度測定を行います。

100Mbpsのサービスで上下90%以上の速度が出て、異常がない事を確認。

あとは、既存のモデムを撤去してお客様のルーターへ接続。
問題なく通信ができる事を確認いただいてお引渡しです。

電話に関しては、番号ポータビリティが行われた後に、またお伺いしてEMTAを撤去させていただきます。

「従来かなり忍耐してやっていたファイルアップロードがサクっと終わるあたり、全くストレスフリーになってありがたいです。お世話になりました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。