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2024年6月22日土曜日

古くなったレンジフードの取替えと玄関照明諸々取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、レンジフード他の取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック FY-7HGC5-S スマートスクエアフードを、お買い上げいただきました。

先月、他の工事のための現地調査でお伺いした際に、奥様が「阿部さんとこは、キッチンの換気扇の取替えなんかもされてるんですか?」とご相談いただきまして、他の工事と一緒にお見積りさせていただきまして、今回ご依頼いただきました。

既存機は銘板が油で見えなくて、メーカー不明です。

シロッコファンではなく、プロペラファンタイプです。

では作業に掛かります。まずは既存機を撤去。

型紙を当てて、取付位置を確認。

排気はダクト式になるため、開口部にアダプターを設置。

本体を掛けて、しっかりと取付けます。

150Φのダクトを接続します。

あとは幕板を取付けて完成です。
「わぁ、念願の!キレイですね。風量も増えて凄いです!」と、大変喜ばれていました(^^)

あ、もともとはレンジフードがメインじゃなくて、こちらの工事を当初ご依頼いただいていました。
玄関照明が古いので取替えと、ドアホンをカメラ付きタイプへ取替えと、足元にコンセントが欲しいとのご希望です。

既存機を撤去して、ドアホンの高さ移動とコンセント用電源を通していきます。

こんな感じで完成。
古いドアホンはあえて残しています。ここを塞ぐものが市販品ではないため、今後お客様がどうにかされるそうです。(タイルを貼るとか)

「ありがとうございます。いろいろ新しくなって、快適になりました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただき、おみやげをたくさんいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

2024年4月2日火曜日

学生時代に通った食堂の厨房用有圧換気扇の取替工事

まず最初に書いておきますが、阿部は油汚れがどうにも苦手ですので、今回の様な工事は基本的にお受けしていませんので、ご了承ください<(_ _)>

知り合いの大工さん経由で何度か工事や修理にお伺いしている、松山で知らない人はいない老舗食堂様のご依頼で、厨房に設置されている厨房用有圧換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 EF-30BSXC2-HC ステンレス製有圧換気扇(排気温度80°耐熱形)をお買い上げいただきました。

先々週大工さんから、「阿部さんが忙しいのは重々承知しとんですけど、○○さんとこの厨房に付いとる換気扇の調子が悪いんで、見てあげてもらえんやろか?」と、いつもの調子で電話いただいたんですけど、えぇ~厨房ですかぁ~あんまりやりたくないなぁ...って言いながら(^_^;)点検にお伺いしていました。

老舗食堂ですから、厨房の換気フードの中はまぁ凄いです。
阿部が学生時代に通ってた頃には、既に数十年営業されていた訳ですから。

症状としては、使っていたら突然止まっていたという事ですが、点検にお伺いした際には正常に動いていました。
とりあえず銘板を見たいのに、油こってりでまったく分かりません...
お聞きすると20年以上は使われている様なので、取替えをお奨めさせていただき、ご依頼いただきました。

品番が分からないので、外形寸法から新しく取替える換気扇の機種選定させていただきました。

では作業に掛かります。
食品を扱う厨房ですから、しっかりと養生して、足元のコンロ台には養生シートとコンパネを敷いての作業となります。

最初に書きましたが、阿部は油汚れが苦手です...
全身を包む使い捨ての保護衣をまとって作業を行います。
...凄い嫌そうな顔してますね...

換気扇を留めているビスも、油に埋もれてしまっています。
下手に緩めようとして、ビス頭をなめてしまうと厄介です。

ここで活躍するのが、このWD-40のディグリーザー。

ビスに泡を吹きかけると、トロトロと油が溶け落ちていきます。
う~ん...気持ち悪い...

なんとか外すことができました。

新旧交代です。


悪戦苦闘して、なんとか新しい換気扇を取付けました。

全部上向きで中腰作業なのと、事あるごとに硬化した油の塊が降ってくるので、精神的にもボロボロになります。

既存のケーブルと接続して、しっかりと自己融着テープで絶縁して完成。
あとは電源を入れて、異常がない事を確認してお引渡しです。

「痛い出費やけど、この換気扇が止まったら仕事にならんなるけんな。早めに取替えてもろて良かった。またエアコンとかもあるけん、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

最初に書きましたけど、もう一度。阿部は油汚れがどうにも苦手ですので、今回の様な工事は基本的にお受けしていませんので、ご了承ください<(_ _)>

2024年2月29日木曜日

1階リビングから2階子供部屋へ有線でLANケーブル配線工事

初めてのお客様のご依頼で、LANケーブルの配線工事にお伺いしてきました。

今回のご依頼は、1階リビングに光ONUと無線ルーターが設置されていて、2階のパソコンのネット接続を、無線でなく有線で行いたいというご希望です。

まずはできるかどうか現地調査へ。
リビングのテレビの脇にネット機器とルーター、電話機が置いてあります。

大体のお宅は、浴室の点検口のところにテレビ関係の機器や、電話の配管がまとめられています。
ちょうど目の前に、黒い電話用の空配管も見えますね。
しかしこの配管... これは後ほど。

この建物は在来工法とはちょっと違うため、リビングから浴室の天井裏までケーブルが通ったとしても、梁と床板の隙間がまったくないため、2階への配線立ち上げができません。
なので、この点検口は今回の作業にまったく利用できません。

リビングのコンセントを開けてみると、引込側の配管だけでなく、もう一本空配管が見えます。
これも引込み側なんだろうなと思いましたが、どうにか利用できないか行き先を調べてみます。

※図面見たら解るだろ?と思う方がいらっしゃるかも知れませんが、こういう電話配管は図面に記載されていません。

外のキャビネットのところを確認すると、防雨カバーが二つ。
左側に切断された光ケーブルが垂れ下がっていたので引っ張ると、スポッと抜けてしまいました。

もしかしてと思って、先ほどの浴室の点検口にあった空配管に呼び線を入れてみると...

あぁ、やっぱり。この配管は、浴室の点検口と繋がっていました。
この管は使えませんね。

という事は、リビングの空配管は右側の防雨カバーかな?と思ってはぐって見ると...違いますね。

リビングの空配管はどこへ...と思って見上げると、2階の引込点のところにも防雨カバーが。

2階の点検口から、屋根裏を探ってみます。

ありました!黒い電話の配管が。
下から立ち上がって来て、屋根裏を横引きして引込点の方向へ向かっていました。
この配管を利用すれば、リビングから2階の屋根裏までLANケーブルを立ち上げることができます。

2階の屋根裏まで立ち上げれば、あとは壁の中を通してコンセント付近まで通すだけです。

という訳でルートが決まったので、本日作業開始です。
まずは2階子供部屋のコンセントをはぐって、壁内に呼び線を立ち上げていきます。

屋根裏へ上がって、立ち上げた呼び線を探ります。

外壁側なので断熱材がパンパンに入っているため、数回トライしてなんとか通りました。

調査の際に2階屋根裏で見つけた電話の配管を、途中でカット。

引込側へ向かっている配管は将来的にも使わないと思いますが、何か通すかも知れないので、点検口付近まで延長しておきます。
黒い配管はTLチューブと呼ばれる管ですが、持ち合わせがないのでPF管で延長しました。

点検口付近に管をまとめておきます。
ここからLANケーブルを呼び線に繋いで、、、

1階リビングから呼び線を引っ張ると、LANケーブルが出てきます。
出てきます...
出てくるハズなんですけど...
呼び線だけ抜けてしまいました...???

少し冷や汗をかきながら、配管が通っているであろうルートを探ります...

お家の中を探していると、お客様が「ありました!」と、2階の別の部屋の鏡台の後ろからコンセントが...
良かった...ここを経由している様です。

ここからまた1階へ向けて、管内を通していきます。

良かった~...リビングまでLANケーブルが通りました。

LANモジュラを取付けて、元通りに。

2階の部屋には、コンセントの脇に開口して、、、

LANモジュラを新設。

あとはチェッカーを使って。

きちんと繋がっている事を確認して、作業終了です。

これで快適にネットが使える様になりましたね。
「大変な工事でしたね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研では、この様なネット・通信系の工事もお引き受けできます。
お困り事などありましたら、お気軽にご相談ください。