みなさんのお宅のエアコンは大丈夫でしょうか?
本日の午後からは、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV8025S-W 霧ヶ峰プレミアムモデルをお買い上げいただきました。

既存機は富士通ゼネラル。2016年製で9年目です。


実はこのエアコン、先月の初め頃に分解洗浄をご依頼いただいたものです。
しばらくちゃんと使えていた様ですが、先週になって「どうも冷えが悪い」との事で、点検にお伺いしていました。


効きが悪いと言えばガス不足を疑いますが、ガス圧は正常。
吹出温度も凍えるくらいの冷風が出ます。
お聞きすると、「冷える時は冷えて、しばらくすると風量が減ったり、ファンが止まってしまったりする」との事。
ガスの回路の不具合ではなく、恐らく温度センサー系か制御基板の不具合かと思われます。
アベ冷熱技研の分解洗浄は電気系統はすべて取外して洗浄するため、電気部品に水が掛かることはありません。
修理される様なら富士通Gのサービスへご依頼いただく様になりますが、「いいです。もう9年使ったし修理するつもりはないんで、阿部さんがお奨めのエアコンに取替えてください。」と、即決いただきました。
阿部的にはなにかモヤモヤ感が残ってしまいましたが、お客様が笑顔できっぱりと決めていただきましたので、お見積りさせていただき、今回ご依頼いただきました。
室内機は2階、室外機は地上置きです。


元々、左側には大きな業務用の室外機が座っていましたが、2年前にアベ冷熱技研で撤去させていただきました。
その名残で、この室外機はこんなところに置かれています。


雨水桝の蓋に乗っているし、床下換気口を塞いでしまっています。
室外機を撤去しました。
電源はここから室内機側へ送っている様ですから、このケーブルは流用します。

既存の配管も撤去していきます。


西側なのでジリジリと体が焼けてきます...
室内機も撤去しました。


位置決めをして、新しい背面板を設置。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管は新しいのものに取替えましたが、配管化粧カバーは既存流用です。


あまりにも暑いのでデジタル温度計を出してみると...


見ない方が良かったのかも知れません...
くらくらしてきました。
倒れる訳にはいかないので、空調服を着込んで作業を続けます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りは、こんな感じで完成。
雨水桝と換気口を避けて設置しました。


作業が完了すると試運転を行って異常がない事を確認し、お引渡しです。


「このお部屋、ホント西日がキツくて暑いんです。作業大変だったでしょう。ありがとうございました。」と、ご夫婦で大変お喜びいただき、お土産をたくさんいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。