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2026年8月13日木曜日

6年目でガス漏れのエアコンを修理ついでに分解洗浄

6年前にお買い上げいただいたエアコンの修理と分解洗浄をご依頼いただき、本日再取付けにお伺いしてきました。

「リビングのエアコンの効きが一昨日あたりから悪くなり、お時間のある時にみていただけないでしょうか。」と今月始めにメールをいただいて、点検にお伺いしていました。

三菱電機 MSZ-ZXV9020S-W 2020年製です。
手をかざすと冷風は出ていますが、部屋全体を冷やせる様な冷たさではありません。

ガス圧を測定してみます。

ああ...。ガス不足ですね。漏れている様です。

まず室内機から探っていきますが、いきなり反応が出ました。
この数日で一気に漏れているのでしょう。
ここ数年、三菱だけでなく、各メーカー共に室内機の熱交換器からのガス漏れが増えてきている様です。
昨年、三菱の工場見学に行った際にもこの話題になりました。
近年の夏の気温と湿度の高さで、耐久性が落ちているのではないかという研究をしていると聞きました。

さて、5年以内であれば無償修理の対象ですが、6年経過しているので有償修理となります。
さすがに6年で新しいエアコンに買い換えとかは有りえないので修理の方向で進めます。
基本的に熱交換器の取替え修理などはメーカーサービスへ振りますが、今回のお宅はちょっと特殊な取付け方をしているため、恐らく対応してくれないと思いますので、阿部が対応します。

6年間メンテナンスしていなかった室内機も汚れているので、分解するついでに洗浄もお奨めさせていただきました。

はぃ。こんな感じのところに室内機があります。
8尺の脚立に立ち上がってやっと届く高さです。
メーカーサービスに断られそうでしょ。

予定がみっちりだったのとお客様もお仕事のご都合もあり、今週に入って室内機の取外しにお伺いしました。

一応、残ガスをポンプダウンしようとゲージを当ててみると、もう全くの空っぽ状態でした...

では、室内機の配管を外すため、天井裏へ。

こんな感じで配管が接続されています。
これを見てもメーカーサービスに断られそうでしょ。
そもそもは新築の際に、先に配管が仕込まれている状態でご依頼いただいたので、配管の取り回しなどは他社施工品です。

配管を取外します。
ここが室内機の裏側になりますが、ここだけ壁の下地が違うのは、新築時にここにボックスがあったのを撤去してもらったからです。
室内機をボックス内に収める設計でしたが、エアコンが不具合を起こすので直してもらった経緯があります。

取外し完了です。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。
熱交換器は新しいものに取替えるので洗いません。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

熱交換器は新旧交代です。

ガス漏れはこの辺りの様です。
オイルが滲んでいますね。

洗浄と交換修理が完了すると、再取付けにお伺いします。

また天井裏で、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

フロンガスを規定量充填します。

能力が大きいですから、結構な量入ります。

充填完了後、試運転開始。

適正な運転圧で異常なし。

しっかりと冷える様になって修理完了です。

これでお盆休みはリビングで快適にお過ごしいただけますね。

「暑くて大変だったんです...。早めに対応してもらってありがとうございました。また他の相談もあるのでお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

修理対応は当社お買い上げ製品、もしくは当社施工品のみとさせていただいています。
エアコン分解洗浄につきましては、現在お引き受けしておりませんのでご了承ください。

2025年10月25日土曜日

エアコン水漏れ修理のついでに取外し分解洗浄作業

いつもお世話になっているバイオリン教室の先生のご依頼で、エアコン修理と洗浄のご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-ZXV8019S-W(2018年製)フィルター自動掃除機能付きタイプです。
以前、アベ冷熱技研でお買い上げいただいたものになります。

8月の暑い時期に「室内機から水漏れがするので、点検をお願いします。」とご連絡いただきまして、点検にお伺いしていました。
右の下からポチポチと漏れてきます。
出る時はかなりの量が出てくるそうで...

漏れの原因を探るため分解していきます。

ドレンパンを外したところで、何か欠片が出てきました...
ドレンパンの右側が割れていますね。

目を凝らして良く見てみると、周辺に無数のクラック(ひび)が入っています。

内側までクラックが入っているので、ここから染み込んで漏れていた模様です。
ドレンパンにクラックが入る理由は様々です。
一番多いのは熱交換器からのガス漏れで、ガスと共に滲み出た冷凍機オイルが樹脂を痛めることが、以前はよくありました。
今回もそれかと思い、熱交換器からガス漏れを起こしていないか慎重に調べましたが、その形跡はありませんでした。
残る原因は、ドレンパンに何かしらの薬品が流れたか、そもそもドレンパンの素材が悪く、経年でクラックが入ったかのどちらかと思われます。
薬品というのは市販のスプレー式の洗浄液などですが、お客様は使われていないそうなので、それは無いかと。
部屋の空気環境によっては水分との化学反応で樹脂が痛むという話も聞いた事がありますが、バイオリン教室でそれも無いかと。
単純に運悪く素材が悪いものが当たったのかなぁという見解です。

メーカーへクラックが入った状態で送れば、精密な試験を行ってくれますが、この時はまだ8月で冷房をガンガンに使っている状態でしたから、とりあえず水漏れを止めて使える様にしなければなりません。
アルミテープでクラックの所を塞いで、上からコーキングを塗り込んで水が染み出ない様に応急対策を行いました。
これをやってしまうとメーカー試験ができなくなりますけど仕方ありません。

とりあえず水漏れは止まって、エアコンが使える様になりました。
内部が汚れていたので、夏が終わって涼しくなった頃にドレンパンの取替えと分解洗浄をお奨めさせていただいていました。

そしていつまでも暑かった10月後半にり、やっと洗浄ができる様にりました。
室内機を取外して、お預かりします。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ファン↓

ドレンパンは部品を取り寄せて、新しいものに取替えました。

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
え?これ室外機どうなってるの?と思いますよね。

こんな感じです。古いテナントビルなので仕方ありません。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これでまた快適にバイオリンの練習ができますね(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2025年8月27日水曜日

2年前に洗浄したエアコンの効きが悪くなったので...修理?

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコンの修理?にお伺いしてきました。

5年前にお買い上げいただいた霧ヶ峰の効きが悪いとの事で点検に。
このエアコン、2年前に一度分解洗浄を行っています。

お客様はガス不足を疑われていましたので、まずはガス圧測定から。

冷房運転で16℃設定。外気温30℃。ガス圧は0.95MPaなので、ガス圧正常。

ガス漏れの疑いはありません。
室内機吹き出し温度は13.8℃。吸い込み温度が28℃くらいですから良く冷えています。
ガス圧、吹き出し温度、共に異常なしです。

吹出口から出てくる風の量が、強風にしているにもかかわらず少なく感じるので覗いて見ると...
あぁ...またですね...
前回2年前に洗浄した際も、ファンにびっしりとホコリが付着していて風がほとんど出ていませんでしたから。

なんでこんなに短期間で汚れるか?
ちょっと言いにくいんではありますが、ホコリやカビの付着はエアコン自体のせいではなくて、そのお部屋の空気環境に大きく左右されます。
特にペットが居るお部屋は要注意です。

今回のお部屋は2階リビングでキッチンが同じ空間にあります。
20畳ほどある広い部屋な上に高天井という環境。
このエアコンを設置する際に「能力不足になりますよ」と念押しさせていただいたのですが、当時お客様のご希望で、20畳の部屋に10畳用のエアコンを設置しています。
設置当初は能力不足でもフル運転すれば何とか効いていますが、今回の様にファンが汚れて風量が落ちると、広い部屋の隅々まで冷風が行き渡らなくなってテキメンに影響が出ます。
常にフル運転していますから、ホコリの付着度合いも酷くなる悪循環になります。

はぃ。阿部としてはきちんとご説明しています。え?怒ってなんかいませんよ。
お客様が選択されていますから、仕方ありませんね。

さて、エアコン分解洗浄の受付はまだ再開していません。
これだけ毎日熱中症警戒アラートが発令されている状況で、エアコンを外して持ち帰るとか無理ですよね。

能力の大きなエアコンに取替えませんか?それなら半日で取替工事が完了します。とお奨めさせていただきましたが、「いや。今回はこのエアコンを洗ってください。」とのご希望でしたので、外してお預かりしました。
暑いですけど我慢されるそうです...
隣のお部屋にもエアコンがあるそうなので。

持ち帰った室内機をバラしていきます。
ホント、8年くらい使いました?っていう位のビッシリさです。

そう言えば先月、「水漏れがするんよ。」とのご相談もいただいていました。
その時は、お客様ご自身が「ドレンホースを掃除機で吸ったら、ヘドロみたいなのがゴボゴボ言うて出てきて治りました。」とご連絡いただいていました。
その原因がコレですね...
ドレンパンに大量のスライムが発生していました。
これが剥がれてドレンホースを詰まらせたんでしょう...

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「おぉ、やっぱり風の量が違う。これでまた2年くらいは安心やね。また効かなくなったらお願いするけん。」と...
いや、ホント能力の大きいエアコンに取替えてください。
短期間で洗浄を繰り返すのは機器にとってもよろしくありません。
部屋に合った適正な能力のエアコンに取替えるのが一番ベストだと思いますね。

【ご注意】記事中にも書きましたが、夏場繁忙期の現在はエアコン分解洗浄の受付を行っていません。今回は洗浄という形の「修理」で緊急対応させていただきました。洗浄修理は当社販売品のみとさせていただいていますので、ご了承ください。

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。