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2025年1月31日金曜日

ドアホンのケーブル断線のため新たにケーブル引き換え工事

2年前にカメラ付きドアホンをご購入いただいたお客様から、「ドアホンが映らなくなったんですけど、見てもらえません?」と、昨年末にご連絡いただいていました。
点検にお伺いすると、「[U11]ドアホンが接続されていません」との表示が...

ドアホンを確認するとランプが消えています。
ドアホンの不良かなと思い、当社倉庫に眠っていた中古のドアホンに取替えてみるも動作せず...

ケーブルが何かの拍子に断線した様です。
抜き替えができないかケーブルを引いてみるも、びくともせず。
地中埋設管を通っているので、庭の木の根っこにやられたかも知れません。
どちらにしろケーブルも既存配管も使えません。

新たにケーブルを引き換えるしか方法はないのですが...
広いお家なので、かなりの距離を引かなくてはならない上に、そのルートはかなりシビアです。

点検にお伺いしたのが年末だった事と、お客様もしばらく留守にされるとの事で本日まで放置状態でした。

工期は一日です。順調に行けばの話ですが。
作業に掛かります。まずは体が入らないところはフェンスを外して。

この通気口を利用して宅内へ引き込みたいと思います。

お待たせしました。今日から使えるように頑張ります。

裏側へ貫通してケーブルを通したいと思います。

ケーブルを通すための穴を開けていきます。

こんな感じで塩ビ管を設置していきます。

こんな感じで...

延々と...

体が入らないところは、塩ビ管を転がして延長します。
もう一本見えている管は、庭園灯の電源の様です。

こんな感じで宅内へ。

キッチンの床下収納を点検口として利用します。

リビングの弱電コンセントのところから床下へ呼び線を通して、、、

床下でキャッチ。
呼び線にケーブルを繋いで通していきます。

宅内からドアホンまで、配管内にケーブルを入線していきます。

ドアホンに接続して取付けます。

フェンスを元通りに直して。

親機の電源を入れて、異常がないことを確認して作業終了です。

順調に進んだと思いましたが、やっぱり夕方まで掛かりました。
これで安心してお客さんをお迎えできますね。

この様な修理は当社施工案件のみとさせていただいていますので、何卒ご容赦ください。

2024年10月9日水曜日

主幹ブレーカーが上がらないので漏電調査と不良箇所切り離し作業

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、漏電改修作業にお伺いしていました。
まず最初に、当社施工物件以外の漏電対応は行っていませんのでご了承ください。
今回は、以前エアコン工事をご依頼いただいた際に分電盤内部も阿部が少し触りましたので、もしかするとという事でお引き受けしました。

「阿部さん、講堂の電気が使えなくて、元のブレーカーが落ちたまま入りません。いつでもいいので阿部さんの空いた時間に見てもらえませんか。」と、ご連絡いただきました。
会合がある時以外は電気も使われていないそうで、まったく急がないというお話でしたので、本日時間ができたのでお伺いしました。

主幹の漏電遮断器が落ちていて、漏電表示が出ています。

見えている分岐ブレーカーをすべて落としても、主幹が上がりません...
主幹ブレーカーの不良かと思いましたが、内扉に外部コンセントの表示が?

こんなところに分岐ブレーカーが隠れていました。

ひとつひとつONにしていくと、このブレーカーをONにしたところで主幹が動作しました。
この回路が悪い様です。

絶縁抵抗計で測定すると、針が振り切れました...

よく見ると二次側に2系統繋がれています。

ブレーカーからケーブルを外して測定すると、片方の回路が漏電していました。

さて、この回路を探さなければなりません。
外周りにあるコンセントをすべてチェックしていくと、駐車場の植え込みにある照明ポールのコンセントに当たりました。

コンセントを外して、内部を目視するも異常なし。

ポール内を確認しても、漏電する様なところは見受けられません。

コンセントからケーブルを外して、ケーブルの絶縁状態を確認。
あぁ...ダメですね。嫌な予感がしてきました。

建物からポールまでの分岐点を見つけました。

このケーブルで間違いありません。

分電盤側とコンセント側を縁切りします。

どちらのケーブルが悪いかチェックします。

悪い予感は的中しました... 地中を通っているケーブルの不良が確定しました...
ケーブルの見えているところに損傷はないので、地中に埋まっているケーブルのどこかで異常が発生しているものと思われます。

ケーブルを抜き替えしてまでこのコンセントを活かす必要はないそうですので、漏電しているケーブルの縁切りをして作業終了です。

すべてのブレーカーが上がって、異常無しでお引渡しです。
これで安心してご利用いただける様になりました。

最後に、当社施工物件以外の漏電対応は行っていませんのでご了承ください。

2022年4月8日金曜日

エアコンが漏電???専用回路不良で改修電気工事

午後からは、漏電回路の改修工事にお伺いしてきました。

年明け1月に、「阿部さんに取付けてもらったエアコンが漏電してるみたいで、家中の電気が使えなくなったんですけど、見てもらえませんか?」とご連絡いただき、現場を終えて夕方点検にお伺いしていました。

阿部が到着した際には、エアコンのコンセントは抜かれ、電気は復旧していました。

お客様にお話を聞くと、復旧方法を四国電力に教えてもらったそうですが、エアコンのコンセントを抜いても主幹ブレーカーが切れていたそうで、仕方ないのでエアコン専用のブレーカーを切ったら復旧できたそうです。

え?それって、エアコンが悪いんじゃないじゃないですか...(^_^;)

エアコンのコンセントを抜いた状態で、絶縁抵抗を当たってみます。
うわっ!針が振り切れましたよ!漏電どころか短絡してますね...

湿気などでコンセントが不具合起こしているかも知れないので、一応コンセントを外してケーブルを開放してみます。
それでも絶縁抵抗計の針は振り切れたまま...
天井裏を通っているケーブルのどこかで、被覆が剥げているとかの不具合が起こっている様です。

とりあえずケーブルを抜き差しして動かしてみたところ、測定値が良好に(^_^;)
やっぱり天井裏で何かが起こっていますね。

点検口は浴室のみ。
天井裏を見てみると大きな鉄骨の梁があって、リビング側がまったく見えません。

恐らくこの隙間を通っているケーブルが、エアコンの回路だと思われます。
ネズミがかじったか、鉄骨の一部に触れて、長年して被覆がはげたか。。。
どちらにしろ、このケーブルは使えません。

という訳で、夏が来るまででいいので治してくださいとご依頼いただいていまして、本日お伺いしてきました。

新たに分電盤からリビングのエアコンのところまで、ケーブルを引きます。
鉄骨造で、天井裏や壁内は通らないので、すべて露出配線となります。
以前、増築された際に、他の業者さんが3回路増設されていたので、それと同じ経路で配線していきます。
屋内は化粧モールで。

以前施工された業者さんが、延々とPF管でやっているので、パイプが波打ってますね...

アベ冷熱技研では、屋外はVE管でケーブルを保護。

複雑な曲がりがあるところのみ、PF管を使用します。

ブレーカーは既存のものを流用します。

既存コンセントは、H鋼の柱の中に取付けられていました。

H鋼に穴を開ける訳にはいきませんから、コンセントの位置を変えて完了。

あとはエアコンの試運転を行って、異常がない事を確認してお引渡しです。
はぃ。霧ヶ峰くんの疑いが晴れてよかったですね(^^)

「いつも丁寧にしていただいて、ありがとうございます。またエアコンの洗浄もお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。