2026年9月3日木曜日

築47年のマンションで共用部照明を一部LED器具へ取替工事

いつもお世話になっているマンションオーナー様のご依頼で、賃貸マンションの照明器具取替工事にお伺いしてきました。
図面を見ると、建物は昭和54年に建てられた様です。
照明器具は故障したところは数台取替えられていますが、ほとんどの器具が建築当初から使われているものです。

共用部すべての器具を取替えとなると60台近くあるので、一斉にやるともの凄い金額になるため、今回は半分の30台を取替えます。

まずは各階の通路から。

雨が吹き込む通路は、基本的に防雨・防湿仕様でなければなりませんが、こちらは一般的な屋内仕様の器具が設置されていました。

内部の安定器はかなり劣化が進んでいました。

新しく取替えたのは、防雨・防湿形の器具を選定しました。
ケーブルの圧着接続など作業面では手間が掛かりますが、何よりも安全で長くお使いいただきたいので。

点灯試験を行って完了。
このタイプは10台取替えました。

次にエレベーターホール。

この器具も一般的な屋内用が設置されています。
こちらは雨が吹き込む場所ではありませんが、通路に繋がっているので湿気は入ってきます。
当然、小さな虫が寄ってくるので、セードの中にはその死骸やクモの巣が山盛りに入っていました...

劣化が進んでいて、触る度に樹脂の部分がボロボロと崩れて降ってきました。

外すのも一苦労です。

電源線の被覆も硬化していて、すぐにパリパリと剥げて銅線が見えてきます。
とても危険なので、絶縁テープをしっかりと巻いておきました。

新しい器具は、LEDランプが交換できるタイプを選定しました。
内蔵型にしてしまうと、球切れを起こす度に器具ごと取替えなくてはならなくなりますから。

こちらも防雨・防湿形の器具です。
密閉される事で、虫の侵入を防ぐ効果もありますので。

ぼんやり暗かったエレベーターホールが、爽快な明るさになりました。
このタイプは14台取替えました。

次は階段。
階段は非常時の避難ルートになるので、非常灯が設置されています。

非常灯にはバッテリーが搭載されていて、停電になるとバッテリーに切り替わって一定時間点灯する仕組みになっています。
バッテリーを見てみると、20年ほど前に一度交換されている様でした。
すべての器具が交換されているのかは怪しいところですが。

非常灯回路はスイッチを切っても充電が継続される様に、常時100Vの電圧が掛かっている線があるので、ショートさせない様に絶縁しての作業になります。

新しい器具に変わりました。
階段は完全に屋内部分になるので、一般的な非常灯器具を選定しました。

停電時には、こちらのLEDランプがバッテリーで点灯する仕組みです。

点灯試験を行って完了。
このタイプは6台取替えました。

合計30台、昨日の午後からと今日一日掛かって完了です。

残りの古い器具は、また折を見ての取替えとなります。

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事やLED照明取替えもお気軽にご相談ください。

2026年9月1日火曜日

量販店で断られたコンクリート壁コア抜きとエアコン取付工事

初めてのお客様のご依頼で、賃貸マンションのエアコン取付工事にお伺いしてきました。

今回ご依頼いただいたのは、古い賃貸マンションのオーナー様です。
量販店でエアコンを購入されて、現地調査に来た取付業者さんに「コア抜きはできない」と断られたそうです。
以前から阿部のFacebookをご覧になられていたそうで、今回工事のみご依頼いただきました。

リフォームの電気工事はオーナー様が電気工事士の資格を取得されて、ご自分で改修工事を行っているそうです。
エアコン専用コンセントも既に増設されていました。

鉄筋探査機を使って、壁内の鉄筋の位置を確認します。

位置が決まると、湿式コアドリルを使って穴を開けていきます。

きれいに開きました。

エアコンを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「良かった。阿部さんに断られたらどうしようと思ってたんです。これでこの部屋も貸すことができます。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年8月31日月曜日

築40年?のお宅でエアコン新設と専用コンセント増設工事

他のお客様から初めてのお客様をご紹介いただいて、本日エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコン機器は三菱霧ヶ峰の支給品です。
え?BY???初めて見ました、何この品番。
調べて見ると「民防機」との事。
なんじゃそれって思った方は調べてみてください。
一般に販売されている機種ではない様です。
なぜ売られていたのかは?です。

さて、お引越しされてからこのお家にはエアコンが1台もありません。
この猛暑をよく耐えてますね...
取付けるのはこちらのお部屋。
配管穴も専用コンセントもありません。

分電盤は奥の部屋に設置されています。

奥の部屋にはエアコンが設置されていた形跡があります。
分電盤が古く、分岐回路は空きがありません。
この部屋にはエアコンを設置することはないそうなので、この専用コンセントを撤去して増設回路にします。

平屋なので天井裏にケーブルを通していきます。
分電盤の立ち上がりも隠蔽したかったのですが、土壁なので壁の中にケーブルが通りませんでした。

収納の点検口から屋根裏へアクセスします。

平屋なので屋根裏が高いのかと思ったら、低い上に梁と柱が入り乱れて分電盤の方角がよく見えません...

結構な時間が掛かって、なんとか室内機のところまでケーブルが通りました。

分電盤周りはこんな感じで。
今回、化粧モールは使いませんでした。
将来、分電盤を取替える際に、モールがあると上手くいかないからです。
分電盤取替えのご依頼をいただいた際には、きれいにモール仕上げにしたいですね。

コンセントを取付けて、専用回路増設完了です。

ちなみに分電盤の製造年が1985年でした。
新築時から取替えられていない様で40年選手ですね。
ブレーカーは見た目では故障しているかしていないか判断はできません。
テストボタンはありますが、ここまでの年式になるとテストしてトリップしたらトドメを刺してしまう可能性があるので恐ろしいのです。
そろそろ取替えの方向でお奨めさせていただきました。

ではエアコン取付けに掛かります。
まずは穴開けから。
「この壁にはアスベストが含まれている」という前提で、みなし作業を行います。
粉塵が飛散しない様に、HEPAフィルター内蔵の掃除機で吸引しながら配管穴を開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

分電盤にアースが無かったので、室外機で直接接地しました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「暑い中、引き受けてくださってありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。