2026年6月27日土曜日

14年前にも取替えした隠蔽配管流用の3対1マルチエアコンの取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、マルチエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MXZ-6821AS×1台・MSZ-3621GXAS-W-IN×1台・MSZ-2821GXAS-W-IN×2台のセットをお買い上げいただきました。

既存機も三菱霧ヶ峰。
2014年に、以前お使いだった東芝のマルチエアコンから取替えさせていただいたものになります。

今回のマルチエアコンは、室内機が3台。
2階リビングと。

1階和室と。

2階ダイニングになります。

当初のご相談いただいたのは、「古くなったので取替えを検討しています」との事でしたが、本日工事にお伺いした際に「効きが悪いんです」と。
運転してみると、確かに冷えが悪い。
いや、そんな事より、ダイニングの室内機から出てくる風が、冷凍機オイルの臭いがします...
これ漏れてるな...

ポンプダウンの前にガス圧測定してみました。

やはり、ほとんどガスが残っていません。

ダイニングの室内機の熱交換器を見ると、オイルの筋がたくさん...
これいろいろ調べてみたいところですが、時間が無いので作業を進めます。

実は一昨日の木曜日と本日土曜日の2日間の工程を組んでいたのですが、台風の影響で木曜日からずっと雨模様で、初日は延期させていただいたのです。
なので、今日は全力で一日で完工できる様に頑張らなければならないのです。


まずはリビングの既存機を撤去。
すべて隠蔽配管なので、既存流用です。

位置決めをして背面板を取付けて、フレアナットを新しいものに取替えます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

通称、包帯と呼ばれる断熱シートを巻き付けて、少しでも保温性能を上げます。
実際には保温の意味合いは薄く、別の意味で巻いています。
理由はOPENにしません。お会いした方にはお話できます。

配管穴は大まかにアルミテープで塞いで、隙間はパテで埋めて気密性を確保します。

リビングが完了。

3台あるのでどんどん取付けていきます。
2階ダイニング。

1階和室。

室内側が終わると室外機に掛かります。
既存機を撤去。

配管の整理を行います。

前回取替えから14年経過しているので、化粧テープは巻き直します。

配管、きれいに収めたいんですけど、新築から20年以上経過している銅管は、曲がりを修正できないほど硬化しているので仕方ありません。
根元でカットして新しい配管と溶接したらいいんですけど、費用と時間が掛かるので無理はしません。
でも次回はそうしないと難しいと思います。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
マルチエアコンは総配管長が長いので、しっかりと真空引きを行わなければなりません。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が完了すると試運転を行い、

異常がないことを確認して、

お引渡しです。

途中、雨がパラパラしましたが、なんとか夕方には終わって、一日で完工することができました。
まぁ、三菱から三菱への取替えだったので早かったですけど、他メーカーからの取替えは絶対無理ですね。

「あぁ、ホントですね。風の冷たさが全然違う、よく冷えてますね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年6月24日水曜日

分譲マンションで16年お使いの日立白くまくんから三菱霧ヶ峰へ取替工事

同級生からの依頼で、実家マンションのエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV5626S-W 霧ヶ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機は日立アプライアンス製。
2010年製造なので16年目です。

とりあえずエアコンとしての機能は果たしていますが、フラップが閉まらないなどの不具合があるので、そろそろ取替えておこうという事です。
「まだ動いてるんで阿部くんの時間のある時でええよ。」という言葉に甘えて、一ヶ月以上経ってしまいました...

マンションなので、室外機はベランダ置きです。

このドレンの処理は気になります。

では作業に掛かります。
一昨日から降っている雨は今日も止むこと無く、台風が近づいてる影響か余計に酷く降っていますが、マンションなので何とか濡れずにできそうです。
今回、配管化粧カバーもすべて取替えるので、全撤去します。

室内機を外すと、あぁ...。古いクロスが出てきました。
室内機を左へ寄せたかったんですけど、ちょっとコレ無理ですね。

新しい背面板と配管化粧カバーを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外側の配管化粧カバーも新しいものに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

ドレンは塩ビ管を使って、排水溝まで導きました。

既存機は100Vだったので...

200Vへ切り替えました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「わぁ、よぉ効きそうなエアコンやね。これで安心。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年6月23日火曜日

専用コンセント増設の方が大変なエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV3626S-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

以前にも何度か登場した、5階建てテナントビル兼住宅の最上階にある寝室です。
奥の方に室内機が見えますが、もう何年も動いていません。

これ、20馬力くらいのビルマルチエアコンの中の1台で、室外機ユニット側の故障ですべてのお部屋の空調ができないという、マルチエアコンあるある状態になっています。
なので、これを取替えたらいいじゃんは通用しません。
これは触らず放置するしかないのです。

さて、南側と西側に面した最上階の寝室が、真夏にどれほど暑いか想像するだけで息苦しくなります。
「どうしてもこの部屋にエアコンを付けたい」との強いご希望です。
取付けができる場所は限られています。

裏側はベランダになっているので、室外機を置くには十分です。
奥に見える室外機は、前回かなり苦労して配管を引いてきたエアコンになります。
ここ、5階ですから...

工事は2日間の予定で昨日からスタートしました。
まずは位置決めを行って、粉塵が飛散しない様にHEPAフィルター内蔵の掃除機で吸引しながら配管穴を開けていきます。
30年以上前に建てられた様ですので、建材にアスベストが含まれている可能性があります。
図面が無いので、「この壁にはアスベストが含まれている」という前提で、みなし作業を行いました。

狙った位置にピッタリ開きました。

さて、雨が降りそうなのでエアコン工事を急ぎたいところですが、先に専用コンセント増設のため、ケーブルを引いていきます。
寝室は5階ですが、分電盤は下の4階にあります。
まずは4階の天井裏にケーブルを通していきます。
こういう場合、ダウンライトが多いとありがたかったりします。
近くに点検口があるんですけど、梁があってまったく役に立ちません...

各ダウンライトを外して経由していきます。

梁の間を通すのが一苦労です。
150Φしかないスペースに腕を突っ込むと、中はまったく見えなくなります。

何度もスマホのカメラで撮影して位置確認をしながら、また腕を突っ込んで探るの繰り返しです。

なんとか、室外機を置くところの下にケーブルを出せました。

一旦外に出したケーブルは、塩ビ管を使って保護して立ち上げます。
ここで、ドレン(排水)の処理もしておきます。

立ち上げたケーブルは、配管化粧カバーの中を通って室内へ。

なんとか通りました...。何度やっても一人でやるのは大変です。

電源工事はここで一旦中断して、雨が降りそうなのでエアコン工事に掛かります。
気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入。
コンセントも取付けて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管を繋いだところで土砂降りに...

室外機は明日にしようかと諦めて片付けていると少し雨脚が収まってきたので、一気に室外機を接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きを開始したらまた雨が本降りになったので、引いている間はシートを掛けて。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

夕方になってしまいましたが、この辺りは仕舞いしておかないと...

ケーブルを分電盤の方まで引いていきます。

とりあえず分電盤の上まで通ったので、一日目はここで終了。
盤内は停電作業になるので、さすがに夕飯の時間帯は無理ですね。

一夜開けて今朝。盤内作業に掛かります。

もうこの盤に専用ケーブル通すのは3回目です。
過去に、上の梁のところがどうにも通らないので露出配線になっています。

ブレーカーを増設しました。
主幹ブレーカーが100Aもあるのでビクともしませんが、そんなに電気使うところないと思うんですけどね。

電圧測定を行って、異常がないことを確認。

作業が終わると試運転を行ってお引渡しです。

一日と半日で完工です。
昨日無理して室外機繋いで良かったです。繋いでなかったら今日の雨では無理でしたから。

「忙しい時期にありがとうございました。これで今年からゆっくり寝れます。ホント嬉しい。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。