2025年6月30日月曜日

33年目の分電盤を感震ブレーカー搭載の分電盤へ取替工事

たまに防災士な阿部です。
八坂地区自主防災連合会の役員なんかやっている事もあり、今回は同じ役員さんからのご依頼で、感震ブレーカー搭載の分電盤取替えをご依頼いただきました。

当初は感震ブレーカーの取付けでご依頼いただいていたんですけど、現地調査にお伺いしたところ、う~ん...この分電盤は古い...
主幹ブレーカーの製造年を見ると、1992年。
33年目ですよ。感震ブレーカーより分電盤取替えないと、もしもの時に動作してくれなかったら大変な目に遭うのはお客様です。

「そりゃ建物が建った時から変えてないけん古いやろ。この際に安全にしてください。阿部さんに任せるけん。」とご依頼いただきました。

右のボックスに入っているブレーカーは何かな?と思ったら、1階店舗のエアコンでした。
分電盤内に空きがあるのに、わざわざ穴開けて大変な思いをして取付けていましたが、配線経路を調べても何の意味もない感じでした。
この工事をされた業者さんは、工事代を上乗せしたかったんでしょうかね?

では工事に掛かります。
今日は熱中症警戒アラートが発令されていましたので、お客様は涼しいところへお出かけされています。
停電になりますから、エアコンも扇風機も使えません。

既存盤とボックスを撤去。
酷いものです。なぜこんな大きな開口にしたんでしょうか...
分電盤を埋め込むつもりだったんですかね?
柱があるからハマらないことは解ると思いますが...

新しい分電盤はコンパクトなので、開口部を隠すしかありません。
「物置き部屋やけん、見た目はええよ。」って言われてますが、とりあえず下地を補強して、化粧ベニヤで塞がせていただきました。

新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。

分岐回路の空きスペースへ感震ブレーカーをセットし、電源投入してテストを行います。

3分間、点滅とブザーが鳴って主幹ブレーカーが遮断され、正常動作を確認しました。
いわゆる「漏電」での遮断です。
擬似的に漏電を起こして、ブレーカーを遮断する仕組みです。
3分間は、深夜でも安全に避難できるために設けられています。
地震後停電になって、この機能が働かなくなった場合でも、復電後3分間経過して強制的に遮断されるので、避難して誰も家に居なくても通電火災が起きないというスグレモノです。

異常がないことを確認し、各ブレーカーを投入してお引渡しです。

化粧ベニヤで少しおおばしくなっちゃいましたけど、「ええやん。ええよ。物置き部屋やけん大丈夫よ。」と。

「これで安心よ。地震の時に家から火が出て近所に迷惑掛けたくないけんね。ありがとうございました。」と、大変お喜びいただき、たくさんのお土産をいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
また、防災に詳しい防災士がご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

2025年6月28日土曜日

分譲マンションでお客様支給品のエアコン3台取付工事

いつもお世話になっているお客様が、マンションのご自宅をリフォームされたとの事で、新しいエアコンの取付工事にお伺いしてきました。

ルームエアコン×2台と窓用エアコン×1台、お客様支給品です。

まずはリビングから。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。

ドレンは垂れ流しにせず、排水口まで塩ビ管で導きます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行って、リビングが完了。

2台目は隣の和室だったお部屋。
リフォーム前には東芝製のエアコンが設置されていましたが、、、

リフォーム業者さんが、クロスを貼り替えるために外してくれたそうです。

位置決めをして背面板を設置。

室内機は外していましたが、室外機は残っていました...
現地調査の時に、室外機は外さないと聞いていたので想定内です。

これ、一人で外すの大変なんですよ...
架台のボルトやナットが錆びているので、担ぎながら外すのはとても危険ですから、阿部の片腕のアッパーくんを連れてきました。

なんとか外れました。
なんと、この天吊台は流用してほしいとの事です。
塗装品で所々錆が付いているので、阿部的には取替えたいところでしたが。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

またアッパーくんにお願いして、新しい室外機を吊り込みます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行って、2台目完了です。

3台目は窓用エアコンでした。
まぁ特に書くことはありませんけど、昔から音が高くて効きが悪いのは進歩してないなぁと思います。
これでリフォーム後に快適にお過ごしいただける様になりましたね。
「お忙しい時期にありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年6月27日金曜日

12年目のダイキンの調子が悪いので三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

本日なんと!6月なのに梅雨が明けてしまいましたね!
暑さ本番がやってきますよ。
メーカーはエアコン生産が間に合っていない様ですから、古いエアコンや少し不具合が見られるエアコンは、早めに取替えておいた方が良さそうです。

そんな中、いつもお世話になっているお客様からエアコン取替えをご依頼いただき、本日工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV2525-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました。

既存機はダイキン、2013年製です。
5年前に一度分解洗浄をさせていただきました。
まだ動いていますが、少し効きが悪くなってきた感じがするので、夏本番前に取替えておきたいとのご希望です。

配管は収納の中を通ってベランダへ出ています。

では撤去していきます。

ドレンは排水口まで導かれていましたが、室内機側のみでホースとパイプをビニールテープで巻いているだけでした。

排水跡が残っていますが、室外機からも排水が出ます。
室内側も室外側も取れる様に、塩ビ管で処理します。

室内機も撤去しました。
最初に配管穴を開けた人は、85Φのコアドリルしか持っていなかった様で残念です。

配管穴に合わせて背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

収納内を通るので、断熱を強めにしておきました。
見た目は悪いですが、排水勾配がしっかり取れる様にしています。

既存のスリムダクトは流用。
配管は新しいものに取替えています。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行ってお引渡しです。

これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね。
「阿部さんはいつも丁寧にしてもらえるんで、主人が阿部さんができる時にやってもらわないとってお願いしたんですよ。これで安心です。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2025年6月21日土曜日

【お知らせ】工事受付再開と現在の工事混み具合について

「受付再開はまだですか?」というお問い合わせを多くいただいていまして、とても心苦しい日々を過ごしていました。

大変長らくお待たせいたしました。
4月末から長期間に渡り、すべての業務の受付を中止させていただいていましたが、本日6月21日(土)より受付を再開させていただきます。
受付中止中にも、たくさんのお問い合わせやご依頼をいただきましたが、どうにも手が回らずお断りさせていただいたお客様には、心よりお詫び申し上げます。

さて、本日より受付再開をさせていただきますが、何分ひとりで作業しているものですから、相変わらずバタバタとしています。
今日現在で、6月中の予定は埋まっています。
お受けできる工事は7月に入ってからとなりますのでご了承ください。
今のところ7月は空いていますが、まだ梅雨が明けていませんから、工事の延期などで予定は未定となる可能性はあります。

ちなみにエアコン分解洗浄の受付はしておりません。

【受付再開に当たっての工事内容について】
毎年の事ですが、エアコン繁忙期のアベ冷熱技研の対応について掲載させていただきます。

・エアコン工事について
エアコン繁忙期は大変工事が混み合い、ご依頼いただいてから長い期間お待ちいただく事が多くなります。
誠に申し訳ございませんが、猛暑の中エアコン故障などで命に関わるお客様や、古くから懇意にしていただいているお客様を最優先に工事日程を組んで参りますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

・エアコン分解洗浄について
※現在受付しておりません。
※受付再開は秋頃を予定していますが、当社施工品のみとさせていただいています。

・エアコン修理のご依頼について
当社施工品以外の修理につきましては、繁忙期でなくともお受けできませんので、施工された業者さんへ依頼されるか、メーカーサービスの方をご利用ください。
当社販売品、当社施工物件の修理対応は、通常通りできるだけ迅速に対応させていただきますので、お渡しさせていただいている名刺に記載の携帯電話へご連絡ください。
ただし、阿部一人で動いていますので、即日対応は叶わない場合もあろうかと思いますが、何卒ご了承ください。

・電気工事について
エアコン専用コンセント増設などのエアコンに必要な電気工事については、エアコン工事と同時にお引き受けいたします。
電気容量を増やす分電盤改修やエアコン専用コンセント増設のみの電気工事は、繁忙期はお引き受けできません。
漏電調査・修理など緊急性のあるものについては、初めてのお客様は対応できません。
過去にアベ冷熱技研へご依頼いただいたお客様のみ対応させていただきますので、ご了承ください。

・CATVのお申込みと工事について
CATVの工事につきましては、アベ冷熱技研で契約お申込みをいただいたお客様のみ対応させていただきます。
現在、愛媛CATVの工事は、お申込みいただいてから宅内工事ができるまでに数週間程度を要していますので、工事日程的には余裕がありますから大丈夫です。
※愛媛CATVへ直接申し込みされて、「アベ冷熱技研工事指定」をされた場合は、お引き受けできない場合がありますのでご了承ください。
ぜひ、アベ冷熱技研でお申込みくださいませ。

毎年の事ですが、たくさんのご依頼をいただきまして心より感謝申し上げます。
できるかぎりお断りすることのない様に頑張ってはいますが、一人で動き回っておりますのでご希望に添えないことも多々あろうかと思います。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます<(_ _)>

分譲マンションで配管フル化粧カバーのエアコン取付工事

以前、エアコン取付けや分解洗浄をご依頼いただいたお客様が分譲マンションへお引越しされたそうで、寝室へエアコンの取付工事をご依頼いただきました。

エアコン機器は三菱電機製で、お客様支給品です。

分譲マンション、久しぶりな感じがします。

室外機はベランダ置き。
東側です。午後からにして正解でした。
南や西は地獄の様な暑い日です。

位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は外壁に合わせて、グレー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

なんか6畳用のエアコンなのに室外機が大きいなぁと思ったら、ズバ暖でした...
6畳用のズバ暖って、初めてです。
14畳用の室外機くらいの大きさですね。
支給品なので気にも留めていませんでした。

室外機周りは、こんな感じで完成。
ドレンは塩ビ管を使って、排水溝まで導きました。

作業が完了すると試運転を行ってお引渡しです。

「きれいに取付けてもらって、ありがとうございます。また洗浄の時はお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。