2026年6月20日土曜日

図面は当てにならないというエアコン配管穴開け

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

エアコンはダイキン製。お客様支給品です。

今回取付けるお部屋には、専用コンセントはありますが配管穴はありません。

平成16年に建てられた様ですので、建材にアスベストが含まれている可能性があります。
書面調査を行いたかったのですが、保管されている図面が立面図しかないとの事で、みなし作業を行います。
拝見した立面図には筋交いの位置も記載されていましたので、右抜きでなく左抜きでいきたいと思います。

「この壁にはアスベストが含まれている」という前提で、みなし作業を行います。
粉塵が飛散しない様にHEPAフィルター内蔵の掃除機で吸引しながら配管穴を開けていきます。

必ず一気に行かず、断熱材を避けて内部を確認しながら開けていく訳ですが、大量のケーブルが通っていました...
まぁ想定内です。ケーブルも横へ避けて穴を開けていきます。

外壁側を貫通すると外の光が入ってくるので、壁内を確認すると...え?
筋交いがいますよ???図面は当てになりませんね。
まぁ、筋交いがいてもいなくても大丈夫な所に穴を開けているので、こちらとしては問題はないんですけどね。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

今日は雨の予報でしたので、その通りに土砂降り状態になりまして...
ある程度小雨になるまで室内で作業を続けて...

小雨の間に配管化粧カバーに配管を収めて...

雨が止んだタイミングで配管加工を行って室外機と接続。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
エアコン工事は水分が大敵です。
雨避けシートが張れない場合は延期させていただく場合もあります。
体は雨に濡れましたが、なんとかいい具合に作業が進みました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
終わる頃には雲の間から青空も見えていました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

「雨の中、ありがとうございました。ネット検索で探して、丁寧に仕事されてるのを見てお願いしました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年6月19日金曜日

11年目で故障なしでも2027年問題で見切りをつけてエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、ご実家のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4026S-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

もうニュースであれほど取り上げられているので知らない人はほとんどいないと思いますが、スタンダードタイプと呼ばれる省エネ基準を満たしていない低価格帯のエアコンは、2027年から製造できなくなります。
昨年から低価格ラインのエアコンは取り合い状態になっていて、26年モデルのスタンダードタイプに関しては、メーカーが卸先に対して出荷台数制限を掛ける事態にまでなっています。

阿部的には、この機会に取替えておいた方がいいですよとは言い切りません。
物によっては16~17年くらい平気で動いているエアコンもあるので、そこはお客様の考え方次第と思っています。

今回のお客様も、現在使用中のエアコンが11年目を迎えたので、故障する前に取替えておきたいとのご希望です。
既存機はシャープ製です。

お部屋は1階寝室。室外機は地上置きの標準的な施工です。

雨が降り出しそうなので急いで作業に掛かります。
既存機を撤去。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管化粧カバーは、既存のものを流用。

室外機を据えて配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

既存のアース線を室外機に繋ごうとしたら、するっと抜けました...
これ、アース棒じゃありませんよ。
室内機と室外機を繋ぐ銅管の切れ端を使って、アース棒に見立てています。
まぁ銅なので接地できる理屈は解りますけど、有資格者がお客様からお金をいただいて正規品を使わないというのはいかがなものかと思う次第です。

という訳で、アース棒(接地棒)を。

地中に打ち込んで、室外機に接続しました。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

コンセントが100Vなので...

200Vに切り替えました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これで故障の心配もなく、快適な夏をお過ごしいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年6月17日水曜日

18年目のエアコンを一切保証無しの確約で取外し分解洗浄

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン分解洗浄が完了したので再取付けにお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-ZW509S-W(2008年製) フィルター自動掃除機能付きタイプ
三菱電機 MSZ-GV2222-W(2022年製) スタンダードタイプ

アベ冷熱技研では製造後10年を超えたエアコンの洗浄は、基本的にお引き受けしていません。
ほとんどのメーカーが8年程度で部品の製造を止めてしまうため、10年を超えるとほぼ部品が手に入らなくなります。分解作業中にもしもの事が起こった場合に修理ができなくなるのです。修理ができないという事は、保証もできません。
なので、基本的にはお断りさせていただいていますが、「保証はいりません。壊れたら買い替えるのでやってみてください。」と強くお願いされるお客様の場合は、一切の保証無しということでお引き受けしています。
分解中に破損しても、数日後に故障しても、修理はできません。
もちろんですが、時間を掛けて作業を行いますので、正規の費用はきちんといただきます。
この様なリスクをすべて受け入れていただけるお客様のみお引き受けしていますので、ご了承ください。

では、室内機を取外してお預かりします。
今回は2台。
2階のエアコンは、2022年に当社で取替工事をさせていただいたものです。

1階リビングのエアコンは、2009年の新築時に取付けさせていただいて、2023年にも一度分解洗浄を行っています。

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

リビング 熱交換器↓

リビング ボディ内部↓

リビング ドレンパン↓

リビング ファン↓

2階 熱交換器↓

2階 ボディ内部↓

2階 ドレンパン↓

2階 ファン↓

そして本日、再取付けにお伺いしました。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認して2階が完了。

リビングに掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

取付けが終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

とりあえず異常無く動作しましたが、内部の樹脂部分は硬化が進んでいて、細かなパーツは分解時に破損したところもあります。
接着剤などで補修ができるところはそうしていますし、三菱でしたらある程度の重要な部品は当社で中古品をストックしているものもあります。
再度念押ししますが、10年以上経過しているエアコンの分解洗浄は、基本的にお引き受けしていません。

「引き受けてもらってありがとうございました。さすがに次は買い替えますから、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2026年6月16日火曜日

8年目でガス漏れの富士通Gから三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

本日午後からは、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2226-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。


既存機は富士通ゼネラル製。2018年製造なので、まだ8年程度です。

動作はして風も出ますが、冷えないとの事です。
修理はせず、「阿部さんお奨めのエアコンに取替えてほしい」とのご希望です。

室外機はベランダ置きです。

撤去する前にガス圧を測定してみましたが、ほとんど残っていない状態でした。
目視では、配管接続箇所にオイルの滲みなどは見られなかったので、機器内部からのガス漏れの様です。
機器内部のガス漏れ修理の場合、大体7~8万円程度の修理費用が掛かるので、8年経過しているのであれば取替えがお奨めですね。

既存機を撤去しました。

位置決めをして、新しい背面板を設置します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

既存配管化粧カバーは流用です。

このベランダには、もう一台エアコンが座っています。
ベランダの床を見ると、水が流れた跡が着いていました。
ドレンが垂れ流し状態になっていたので、隣の部屋のドレンも塩ビ管にまとめて...

排水口のところまで導きました。
これでベランダが水浸しにならないでしょう。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
狭くて囲まれていて放熱悪そうですが、こういう設計なので仕方ありませんね。
対策としてはいろいろありますが、今回は既存同様で設置です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

ご連絡いただいてからほぼ一ヶ月お待たせしてしまいましたが、「お忙しい時期に対応していただいて、ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

持ち帰った撤去品を目視点検してみると、室内機の熱交換器の奥の方に大量のオイル滲みを見つけました。
ここからガス漏れしていた様ですね。
7~8万円掛けて修理した方が良かったと思いますか?
考え方は人それぞれですが、阿部的にはお奨めではありませんね。(メーカーによります)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。