2026年7月11日土曜日

既存穴流用。メンテナンス性を考慮してエアコン取付工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2526-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

今回取付けるお部屋は2階。室外機は1階地上置き。
元々エアコンが付いていた様で、専用コンセントがあって配管穴は右側に開いています。
一般的な取付けの場合は室内機を右に寄せて取付けますが、そうすると外でハシゴの上で配管を接続する様になります。
安全性と後のメンテナンス性を考えると、室内機を左に寄せて室内で配管接続をするのが最適です。
見た目の問題もありますから新築ではお奨めしませんが、お客様にご理解をいただけるのであれば。
ちなみに修理の場合、メーカーサービスは安全性の問題からハシゴ作業は行ってくれません。

ハシゴを立ててみるとこんな感じです。

敷地が狭いので、ハシゴの安全角度の確保はできません。

上がってビス打ちなどの作業をすると、ハシゴのてっぺんが浮く角度です。
もう一人いれば、下でハシゴを支えてもらえるんですけどね。
一人なので落ちても発見されずに...

室内機を取付けていきます。
位置決めをして、背面板とマンションで使うMDダクトを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
この様に室内で接続するので、安全に作業ができますね。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

足元には障害物があるので、少し奥の方へ室外機を設置。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これでこのお部屋も快適に使える様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年7月10日金曜日

8年目のダイキン室内機からガス漏れで三菱霧ヶ峰へ取替工事(既存隠蔽配管流用)

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-AXV3626-W ムーブアイ搭載霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はダイキン製。他社施工品。
2018年製なので、8年目になります。
エアコンの効きが悪くなったので点検してもらうと、室内機内部からガス漏れしていると言う事で、とりあえずガスを補充してもらったそうです。
修理が10万円を超えるそうで、取替えでアベ冷熱技研へご依頼いただきました。

こちらのお宅、ほぼすべてのエアコンが隠蔽配管になっています。
量販店では取替え対応をしてくれるところはほぼ無いので、当社にお声掛けいただきます。
そもそもは取付けした業者さんが対応すべきところですが、現場現場でいろんな事情があったりします。

では取替えに掛かります。
既存の隠蔽配管を流用しなければなりませんが、基礎部分から出ている配管はこんなにピチピチです...

ポンプダウン運転を行って、室外機を撤去。
この短い配管は引っ張ってもこれ以上出てきません。
この様に余長を取らずに施工されると、取替時に余計な作業が掛かってお客様の負担にもなります。
隠蔽配管の施工に慣れていないのか、新設だけしか経験がないのか、将来の事を考慮して施工できないのは素人と同じですね。
キツイ言葉で書きましたけど、我々の業界では基本です。

仕方ないので延長します。
短すぎるので溶接延長はしません。断熱材が溶けてしまうので。
ユニオン接続を悪みたいに言う人達が一定数いらっしゃいますけど、施工技術の問題ですよね。
室内機も室外機も同じ様にフレア加工して繋ぐのですから、ユニオン接続がダメというのは通りません。
何事も基本に忠実に施工すれば問題は起こりませんよ。
一級技能検定の実技試験でも使われる接続方法ですから。

化粧テープを巻いて延長完了。
既存配管に余長があればこんな事はしなくて済むのです。

先に室外機を接続しておきます。

室内機側に掛かります。
取外していく訳ですが、ホコリとカビが凄い...

このお宅の他のお部屋もそうなんですが、ドレンホースを屋外用の断熱していないものを使用しています。
断熱していないので、結露して表面にカビが生えていますね。
もうこれを見ただけで、経験の浅い素人さんかなぁと思う訳です。
ドレン水は熱交換器に触れて冷たくなっているので、薄っぺらいホースだと結露することは当然解ります。
これ、壁の中でも結露しているんですからね。

撤去しました。

さてこのドレンホース、どうしましょう。
奥を覗いてもよく見えません。

配管穴を少し広げて見ると、奥の方にVP管(塩ビパイプ)が見えました。
ちょっと遠いですが、なんとかなりそうです。

室内機に付いている断熱ドレンホースを外して、壁内のVP管に差し込みました。
奥の方なのでかなり苦労して差し込みました。
VP管の仕込みももうちょっと考えてやっていただきたい所です。
とりあえずこれで作業が進められます。

新しい背面板を取付けて、新しいフレアナットを取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管穴にはパテを詰めて気密性を高めます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これでこの夏は快適にお過ごしいただける様になりましたね。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年7月8日水曜日

一部隠蔽配管で室外機壁面置きのエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2826-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機も霧ヶ峰です。
9年前に他から移設して取替えさせていただいた物です。
まだ動いていますが2014年製で12年目なのと、内部が汚れているので洗浄するよりは来年の値上がり前に取替えておきたいとのご希望です。

配管は裏側の収納部から立ち下がって、一部床下を隠蔽されて1階部へ抜けています。

室外機はこの位置。

9年前に取替えた際に、右の奥に無理矢理設置されていた既存の室外機を外して、この位置まで出してきた経緯があります。

では作業に掛かります。
既存配管流用なのでしっかりと冷房運転を行った後、ポンプダウン運転を行って既存の室外機を撤去。
配管の化粧テープを巻き直して、新しいフレアナットを取付けます。

新しい室外機を乗せて、配管を接続しておきます。
今回、12畳用から10畳用へ能力ダウンを行ったので、室外機がコンパクトになりました。

室内側に掛かります。
既存機を撤去。

位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けます。

新しいフレアナットを取付けて、既存配管と接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。

これで今年の夏は快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2026年7月7日火曜日

外構工事が遅れて完工まで2か月掛かったエアコン工事

いつもお世話になっているお客様が新築されたので、移設×3台と新設×3台のエアコン工事をご依頼いただき、本日完工でした。

機器はすべて、お客様支給品です。

まずは4月末頃に、エアコン移設のための取外しにお伺いしていました。
賃貸住宅にお住まいで4台設置していましたが、1台は2007年製でしたので処分をお奨めして3台移設する事にしました。

新しいお家は完成していて、少しずつ荷物を運んでいる状況でしたので、早速取付に。
まずは2階から。
いきなりこんな所にエアコン専用コンセントが...

外せないカーテンボックス...
しかも天井との間は360mm程度。コンパクトタイプの室内機しか付きませんね。

図面上もこの位置なので、作業を開始します。
位置決めをして配管穴を開けていきます。
サッシの上には壁内に水切りがあるので、できるだけ上の方へ穴を開ける必要があります。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

カーテンボックスがあるので、室内機を掛けた状態で配管接続することはできません。
先に繋いでおいて掛ける方法で。

この工法、配管を押し込みながら行うので、一人では結構大変なのです。

さて、隣の部屋の室内機も先にやっておきたいと思います。
この部屋も変な所にコンセントがありますね。
棚の上に取付けてしまうと、せっかくのスペースが台無しになるので、右に寄せて取付けます。

ここからちょっと作業内容を省いていきますね。
6台あるので、記事が長くなってしまいますので。

配管穴を開けて、室内機を設置します。

隣の部屋の室外機と一緒にベランダ置きです。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

狭いベランダです。
二段置台を使う方法もありますが、価格の面と後のメンテナンス性を考えると、この設置方法がベストです。

作業が終わると試運転を行い、

異常がない事を確認して、2台完了です。
これ、左に寄せていたらどうなっていた事か。

次にリビングに掛かります。
配管穴を右で抜くか、左で抜くかで悩みましたが、左は筋交いがあるのでリスクを避けて右でいきます。

壁裏センサーで柱の位置を入念にチェックします。

位置決めをして、配管穴を開けていきます。
穴の右側2cmのところに柱があります。

スリーブを挿入して、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

実は5月時点で外構工事が終わっていません。
ブロックを敷いて、嵩上げして室外機を置く事も考えましたが、「まだエアコンは使わんよ」とお客様が言われるので、外構が終わってから室外機を置くことにしました。
なので地上置きの室外機4台は、外構が終わってからということに。

とりあえず、室内機は全部取付けていきます。
こちらは洗面所。
また棚ですか...。この設計士さんはエアコンがどういうものか理解してない様です。

この建物は特殊で、1階裏部分はコンクリートの擁壁に覆われていて、壁の厚みが430mmもあります。

という訳で、これも配管を繋いで取付ける工法で。

ホント、大変なんですよ、一人でやるの...

こちらは2階の納戸。
納戸にエアコンいるの?と思いますが、まぁそこはお客様のお考えで。

配管穴を開けて、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

こちらは2階の趣味室。
奥にコンセントがありますが左の本棚を置きたいとの事で、右へ寄せて取付けます。

左の壁しか外壁に面していないので、マンションで使うMDダクトを使用しています。

先ほど1階部分は擁壁と書きましたが、こんな感じです。

こんな感じで、裏の方へ配管を回していきます。


高所で長い配管を取り回していくのは、結構大変な作業なんです。

3台分の配管を降ろしておきました。
裏の方は浸透性のアスファルトを敷くそうなので、当然室外機なんか置けませんね。

アスファルトを敷く際に邪魔にならない様に、高い位置で配管をまとめておきました。

さて、ここまでが5月上旬の作業でした。
ここから2週間位で外構工事が終わる予定でしたが...

外構屋さんの都合とか、雨の影響で2か月も経過してしまいました...
暑くなってきたので、先週リビングの室外機だけでもと、外の工事を終えた帰りに取付けにお伺いしてきました。

あれ?何かアルミの柱がありますよ?
なんと、図面にはない、中庭へ入るための門扉が付くそうで...
いやいや、そこに室外機置く様に図面に描いてありますけど...

どうにもならないので、室外機を左へ寄せて設置。

左は玄関なので寄せたくなかったんですけどね。仕方ありません。
お客様は「ドレンは垂れ流しでええよ。」と言われますが、垂れ流しにすると玄関に向かって勾配が付いているので、どうなるかは解りますよね。

塩ビ管を使って左の中庭に流す様にしました。
本当に図面取り、ここに室外機で良かったのでしょうか...。もやもやが残りました。

作業が終わると試運転を行い、異常がないことを確認してリビングが完了です。

そして本日、裏の室外機3台を取付に。

配管距離が長いので、しっかりと真空引きを行います。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
浸透性のアスファルトなので、ドレンは垂れ流しでも水たまりになる事はありません。

あとは試運転を行い、

異常がない事を確認して、

お引渡しです。


何かといろいろ大変だったし、もやもやもいっぱい残りましたが、お客様はあっけらかんとした方なので少し救われています。
という訳で、お隣の親御さんのお家にも、エアコン2台取付けを追加でご依頼いただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士(ものづくりマイスター)」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。