2024年7月26日金曜日

10年ご使用のエアコンの効きが悪いので洗浄するか取替えるか

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV4023S-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はパナソニック製。2014年製造で10年ご使用です。

お部屋は2階子供部屋で、室外機は1階地上置きです。
10年前に新品支給品として取付工事をさせていただいて、5年ほど前のお部屋のリフォームの際にこの位置に移設させていただいたものになります。

実は今年の5月に「ちょっと昨年くらいから効きが悪くなった気がする」との事で、点検にお伺いしていました。
冷房運転時のガス圧は正常でしたので、ガス不足ではなさそうです。

室内機の吹出しも冷たい風は出ています。
ただし、風量が少ない... 風速設定を変えても、ほとんど変わらず。
フィルターかな?と思いましたが、フィルターはきちんとお手入れされています。

エアコンを止めて吹出口を覗いて見ると...
あぁ、これでは適正な風量が出ませんね。ファンがカビとホコリで詰まっていました。
洗浄すれば改善されると思います。
ただし10年経過しているため、分解洗浄することによって他に不具合が発生する可能性もあります。
メーカーに部品在庫がなければ、もしもの事が起こった際に修理もできません。
ご希望であれば洗浄は可能ですが、壊れないという保証はできませんので、基本、アベ冷熱技研では10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。

お客様もその辺りはご理解いただいていて、「10年経ってるんで、もう取替えてもいいかなぁとは思ってたんですよ。見積もりしてもらえます?」と、お見積りのご依頼をいただいていました。
御見積書は早々にメールでお送りさせていただいていましたが、ご連絡がなかったので今年は様子見られるのかな?と思っていました。

7月に入ってお客様から、「阿部さん忙しそうですけど、あれから見積もりどうです?」とご連絡が届きまして...
え?送りましたよ?届いてません?
「え?受信メールにないんですけど」
あれ?こちらの送信ボックスには送った履歴が残ってますよ?
「おかしいなぁ... あ!ありました!すみません!この見積もり通りでお願いします!」

という訳で、エアコンが入荷したので、本日取替えにお伺いです。
今日は晴れの予報だったのに、お昼にどしゃ降りになって延期しようかと思いましたが、現場へ着く頃には青空が広がっていました。
雨降って涼しくなるどころか、蒸し暑くなって辛い作業の開始です。

まずは既存機を撤去していきます。

撤去完了。

新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管化粧カバーは5年前に取付けたものなので、もちろん流用です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでお子さんたちも、快適にお勉強ができますね。

「こちらの確認ミスで、一番暑い時に取替えをお願いしてしまってすみません。これ持って帰ってください。」と、たくさんビールをいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年7月25日木曜日

ダイキンうるさらが故障で三菱霧ケ峰ハイスペックモデルへ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-JXV5624S-W ムーブアイ搭載霧ケ峰ハイスペックモデルをお買い上げいただきました。

既存機はダイキンのうるるとさらら。2014年製造で10年目。
エラー点滅で動きません。
エラーコードを調べると、内外通信異常系の模様。
おそらく基板の不具合かと思われますが、10年経過しているので取替えをご希望です。

室外機周りはこんな感じでした。

では作業に掛かります。既存機を撤去。

いくらうるさら機種だからとは言え、100Φは大きすぎます...

この穴を利用するしかありませんから、このまま気密性を上げるために、挿入されているパイプの周りをコーキングで塞いでおきます。

位置決めをして背面板を設置。
穴が大きすぎますねぇ...

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部の化粧カバーは既存のものを流用。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「ありがとうございます。きれいですね。使いやすそうだし。他の部屋もあるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

事務室にある隠蔽配管のエアコンが冷えなくなったため取替工事

いつもお世話になっている介護施設のお客様から、「事務室のエアコンが冷えなくなったので取替えてほしい」とご依頼いただき、本日取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2224-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はダイキンです。2006年製造で18年目。
各居室のエアコンも同じタイプで計画的に取替えてきましたが、事務室やバックヤードなどの従業員用のエアコンは後回しにしていたのが、今回故障してしまいました。
「阿部さんがこの時期お忙しいのは重々承知していますので、阿部さんが来れるまでなんとか我慢して頑張ります。」とお声掛けいただいていました。
来月まで難しいなぁ...と思っていましたら、昨日他の現場が早めに終えれたので、とりあえず既存機の取外しだけでもと、お伺いしていました。

事務室は2階で、室外機は1階です。
配管は隠蔽配管になっているため、流用するしかありません。

しかし、隠蔽配管でこんな風にキチキチに配管されてしまうと、後の取替えが大変になることくらい解らないんですかね?

室外機を撤去しました。

配管は延長するしか手立てがありません。
ドレンの位置も、冷媒配管の位置も、、、ホント隠蔽配管素人ですか?

とりあえずこんな感じで。

室内機も取外しておきました。
ここまでが昨日の夕方の作業です。

そして本日午前中、予定していた案件が延期になったため、早速取付けにお伺いしてきました。
位置決めをして、背面板を設置。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「思ったより早く取付けていただいて良かった!もう暑くてこの部屋で事務処理してたら気が遠くなってたんです。ホント、ありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024松山電工組 道路清掃奉仕活動

毎日バタバタしておりますが、今朝は毎年恒例の松山電気工事協同組合 道路清掃奉仕活動に参加してきました。



早朝にも関わらず、今年もたくさんの組合員有志の方々らが集合して、藤原町の組合事務所から国道56号線沿いを南へ向けて清掃します。

相変わらずタバコの吸い殻や箱のポイ捨てゴミが多くて、残念な気持ちになります...

信号のある交差点付近の中央分離帯には、空缶やペットボトルも...情けないですねぇ...

30分程度の活動で、いい汗をかきました(^^)

2024年7月24日水曜日

数十年間エアコンが無かったお家へエアコン新設と専用コンセント増設工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2824-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

現地調査にお伺いしたのは、ちょうど一年前の7月でした。
昨年も暑かった記憶がありますが、「古いお家でエアコンが一台もないので、取付けを検討しています」とご相談いただきまして、お伺いしていました。
建物はかなり年季が入っていて、壁は土壁です。
今回設置を考えているお部屋で、外壁に面しているところはここだけ。

中庭の様になっていて上には波板屋根がありますが、手前は開放された空間なので、室外機を置くには問題ありません。

さて、エアコンを付けるにしても、専用コンセントもありませんから、分電盤から新たにケーブルを引っ張ってこないといけません。
分電盤は少し離れた炊事場にありましたが、主幹が単相2線式の30A...
分電盤は新しくなっている様ですが、これやった電気工事屋さんは容量UPの提案はされなかったんですかねぇ。
容量UPまでやると費用的に厳しくなるので、今回はこのまま増設でいきます。

と、ここまでが昨年の現地調査と打ち合わせ内容でした。
本当は昨年行う予定でしたが、ご家族の同意が得られず流れていました。
今年7月に入ってご連絡をいただき、正式にご依頼いただきました。

では作業に掛かります。
壁は土壁ですが、土壁や繊維壁にも石綿が含まれている事例もある様ですので、今回は石綿飛散防止対策を行って配管穴を開けます。

HEPAフィルター内蔵の掃除機で粉塵を吸いながら、穴開けを行います。

気密性確保と、これ以上土壁が崩れない様に、貫通スリーブと配管キャップを取付けておきます。

配管穴に合わせて、背面板を設置。
土壁はビスが効かないので、スライド金具を使用しています。

配管穴を利用し電源ケーブルを通して、コンセントを取付けます。

ケーブルは分電盤へ向けて、、、

延々とステップルで露出配線します。

分電盤内の分岐回路はいっぱいなので、新たにブレーカーボックスを取付けて、専用ブレーカーを収めました。

エアコン工事に戻ります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「わぁ。涼しい!キレイに取付けてもらって、ありがとうございます。暑い中、すみませんでした。また他の部屋も検討してるんで、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。