2022年5月23日月曜日

いろいろと問題が出てきた隠蔽配管のエアコン取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

取替える機器は、ご主人さんが転勤先で数年使っていたアイリスオーヤマ製のエアコンです。

既存機は三菱霧ヶ峰。
1995年製ですから、27年目ですよ!まだ動いているし、さすが霧ヶ峰です(*^^*)

このエアコン、隠蔽配管になっています。
室外機はこちら。

まだ動いていますが、霧ヶ峰くんには引退してもらいます。お疲れ様。
室外機を外してみてビックリ...
お客様もここに通気口があったのとは、ご存知ありませんでした。
新築時に施工されたものですから酷いですね。ホント酷いです。

室内機側もメチャクチャでした。
ドレンは断熱されていない、屋外で使うドレンホースを差し込んでいるだけでした。
よく今まで結露しなかったなと、逆に感心します。

それより酷いのは、電源コードを切断して、ケーブルとジョイントして壁内へ押し込まれていました。
電源コードは撚り線なので、単線ケーブルと圧着接続はNGです。
最悪は発熱して、火災の原因になりかねません。

酷いです。ホント。
お陰で、予定していた以上にかなり手間が掛かりそうです...

全撤去しました。
取付けに掛かります。

まずはコンセントを取付けるために、配管穴脇に開口します。

この開口部を利用して、ドレンホースがどうなっているか確認。
うわぁ...この施工した人...ホントに...この世から消えてください...
奥に塩ビ管VE22のノーマルが見えます。
そこに差し込まれていますが、そこまではドレンホースのままですから、重みでトラップができてドレンが詰まる可能性もありましたね。
案の定、ホースの内部にはヘドロが溜まっていました。

とりあえず、室内機を取付けていきましょう。
背面板を設置して、冷媒配管が短いのでユニオン継ぎ手を使って延長します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
このアイリスオーヤマのエアコン、東芝のOEMの様です。
東芝の左配管接続は、まったく持って施工性が悪いです。
同業者さんは激しく同意していただけるほど、何十年も改善されないところです。

既存のドレンホースは引き抜いて、機器に付属の断熱ドレンホースを少し加工して、コンセントの開口部から無理矢理手を突っ込んで、塩ビ管に挿入しました。
ちゃんと勾配は取れています。

室外機側へ掛かります。
こちらも配管が短いので、溶接延長します。

通気口を避けるため、少し長めに延長しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

真空引きしている間に、ちゃんと排水できるかドレンテスト。

きちんと屋外へ排出されて、確認完了です。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
いろいろあった上に、阿部の凡ミスも重なり、かなり時間が掛かってしまいましたが、なんとか完了できました。

「丁寧にいろいろ治していただいて、ありがとうございました。また何かありましたたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年5月21日土曜日

エアコン専用コンセントもなく囲まれたお部屋へエアコン新設工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MS-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

息子さんのお部屋にエアコンがないので取付けてほしいとご相談いただいたのは先月。
取り急ぎ現地調査にお伺いしたお部屋は、コの字に囲まれた、建物の中心にあるお部屋。
掃き出しの窓がある側しか外壁に面していませんが、建物正面になるため美観が悪くなるのでNG。
室内機を設置できそうな場所は、赤枠のところだけです。

しかも、エアコン専用コンセントがありません。
そもそも、設計段階からこの部屋にエアコンを設置する様になっていなかったみたいです。

なぜかこの部屋に点検口があったので、これは使えるかな?と覗いて見ると・・・

360°見渡す限り、分電盤までの経路は塞がれています。。。
この点検口は、2階のキッチンで水漏れした際に設置されたものだそうで、今回まったく約に立ちません。

隣の部屋は和室です。

襖の向こう側には、なぜか縁側の様なスペースがあります。
このスペースを使えば、美観上問題なく外壁側へ配管を通せそうです。

しかも、この和室には専用コンセントがあります。
お聞きすると、このお部屋は将来的にもエアコンを設置しないという事でしたので、それならこの専用コンセントが利用できますね。

ではどうやってエアコンを取付けていくか。
作業開始です。

まずは和室の縁側っぽいところに、配管穴を開けていきます。

反対側にも。

室内機設置側に、配管穴が開きました。

縁側っぽいところに、MDダクトを取付けていきます。

微妙な勾配しか取れませんが、、、
こちら側を通す事で、和室側から配管ルートは見えません。

さて、コンセントの電源ケーブルを、できれば隠蔽できないかとルートを探りましたが、在来工法の建物ではないため、まったく無理。

一度外壁を抜いて、屋外ルートでいきます。

スリムダクトを一度横に振って、立ち下げのところでケーブルをダクト内へ通して、屋内へ引込みました。
苦肉の策です...

ケーブルとアース線を、室内側へ。

室外機側へ通りました。

ここからは、いつも通りのエアコン工事です。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

このMDダクト、白しかないのが難点ですね。

既存のコンセントは、カバープレートで塞ぎました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成。
こちら側だと美観上の問題もありませんし、駐車の邪魔にもなりません。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

あ、別件ですけど、2階キッチンに設置されていた使わないエアコンの撤去も。

隠蔽配管だったんですけど、今後も必要ないとの事で、キレイサッパリ撤去させていただきました。
いやぁ、丸一日掛かりました。
まぁまぁ大変な部類に入る工事でしたね。

「ホント一日掛かりでしたね。お忙しいのにありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2022年5月20日金曜日

第60回 松山電気工事協同組合通常総会

午前中、バタバタとエアコン工事を完了して、午後からはネストホテル松山で開催された、松山電気工事協同組合通常総会に出席してきました。

総会は午後4時からでしたが、阿部は一応理事なものですから、一時間前に入って理事会から参加していました。
第60回ですよ。松山電気工事協同組合は60年目に入りました。
先輩方々には頭が下がります。
次回の総会は60周年記念式典を行う予定です。
阿部もちょっとした役割を命じられていまして、まぁ大変です(^_^;)

コロナのせいで、正式な総会開催は約3年ぶりです。
今回も出席者数は少なめでしたが、委任状を含めて過半数以上となり、総会成立です。

総会終了後は、来賓の方々をお迎えして懇親会。

いやぁ、久々にいっぱい喋っていっぱい情報交換しました(*´∀`*)
やっぱり酒を酌み交わしながら、膝を突き合わせて、大笑いしながら親睦を深めるのが、組合の醍醐味。
楽しい話だけでなく、辛い話も他の人と話すことで共有し、気持ちをほぐす。
同業者同士、ぶつかり合う事もあれば、肩を組んで飲み合う事もある。
同じエリアで切磋琢磨できる環境に感謝です。

明日からもまた頑張ります!(*^^*)

隠蔽配管流用の家庭用床置形エアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、床置形エアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MFZ-K5017AS-W 霧ヶ峰Kシリーズをお買い上げいただきました。

既存機は松下電器産業製。
結構な年式ですが、まだ動いています。

室外機は建物裏に。
こちらのお宅はすべて隠蔽配管になっていて、室外機はすべて裏へ設置されています。
しかしこの室外機、あのメーカーのものにそっくりなんですけど...

リモコン見て確信しました。
ダイキンのOEMですね。

ダイキン嫌いなので、パパっと撤去しました(^_^;)
しかしこの配管どうなんですかね?
右接続なのに左から立ち上がっています。
ドレン勾配がちゃんと取れていなかったので、ソフトドレンホースの中にはヘドロがいっぱいでした...
床下からの立ち上がりはVP20でしたので、ソフトドレンホースの部分だけ取替えておきました。

新しい室内機を設置して、配管類を接続していきます。

室外機側も撤去。
長さ300mmもないコンクリートブロックに、アンカーも打たずに乗せてあっただけでした...
配管は微妙に短いので、延長します。
急いでいたので、この辺の写真がありません...

新しい室外機を設置して、配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

簡単な取替えの様に見えますが、結構時間が掛かっています。
理由はこの環境...
来週からトイレのリフォームに掛かるそうで、通り道を掘りまくっているため、室外機の搬出搬入で足がグキっ!バキっ!って感じです。
それでも室外機には一切キズをつけていません。

室外機周りはこんな感じで完成。
いやぁ、これでこのお宅もすべて霧ヶ峰に置き換わりました(*^^*)

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「新しいのはキレイやなぁ。足場の悪いとこで、すまなんだなぁ。また会社の方のエアコン取替えも頼むで。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。