2015年7月31日金曜日

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ取替工事

本日2台目のGVです。
実は午前中GVの取付工事にお伺いさせていただいたお宅のお隣様で、下見にお伺いした際に「うちも一緒にやってもらえんやろか?」と、取替えのご依頼をいただきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。


既存機は東芝製。
年式は不明ですが、かなりの旧型です。

まだ動いていますが、風量が少ないのと、電気代を気にされていました。

室外機は屋根にベタ置き。。。
配管も屋根上を転がしているだけで、断熱材が朽ちて銅管が丸裸になっているため、かなり効率が悪い状態でした。

以前はこちらのお宅の周りにも家が密集していて、室外機を置く場所がなかった様ですが、今は地上も広く使えるので地上置きにします。

既存機を撤去していきます。

本日も晴天の灼熱。。。屋根上で撤去するだけで汗ビショビショです。。。

室内機も撤去しました。


位置決めをして背面板を取付けます。

壁は古い土壁なので、スライド金具を使って支持します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機を地上置きに変更するので、配管類は立ち下げます。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


外周りはこんな感じで完成。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


エアコンの電源が近くのコンセントから分岐されていたので、気になって電気設備を拝見すると。。。

漏電遮断器が無いのと、電灯回路は碍子引き。
ちょっとこれは見逃せないので、改修のご提案をさせていただきまして、ご依頼いただきました。
電力申請して、また後日お伺いさせていただきます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

三菱電機 霧ヶ峰GVタイプ新設工事

以前、新築でエアコン工事をご依頼いただいたお客様からのご依頼で、ご実家にエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。

ご実家にはお母様がお一人でお住まいで、寝室に1台はエアコンが設置されていますが、もうかなり古い機種なのと、居間と炊事場が暑いので、居間に新しいエアコンを付けてほしいとのご依頼です。

部屋の間取りと建物の状況から、設置場所にかなり悩みましたが、押入れを利用する方法でご提案しご依頼いただきました。

位置決めをして背面板を取付けます。

壁は古い土壁なので、スライド金具を使って支持します。

配管穴を2ヶ所開けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


押入れ内を少し勾配を付けて横引き。


外部配管は玄関脇まで延長。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


真空引きしている間に、専用コンセントを増設します。

ブレーカーを増設して、、、

宅内露出配線でエアコン脇まで延長し、専用コンセントを設置します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「あぁ、これで暑い思いして料理せんでもようなりました。」と、大変お喜びいただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2015年7月29日水曜日

CATVから既存アンテナへ切替工事

「親類から購入した中古住宅なんですけど、CATVからアンテナ受信に切り替えてもらえませんか?」とご依頼いただき、切替工事にお伺いしてきました。

新築時に設置されていたUHFとBSアンテナが残っています。


現在の契約はCATVの映像・ネット・電話のトリプルコースです。

このエリアは光ケーブルで引き込まれ、ONU以降で映像とネットに分けられています。

宅内設備を拝見・・・

なかなかスゴい事になってます。。。
使ってないNTTの光設備までありますね。
ここは後でなんとかしましょうか。

今回、CATVの契約のうち、映像と電話を解約し、ネットはそのまま継続。
青色ケーブルがネットと電話、黒色ケーブルが映像です。


黒色ケーブルをCATV設備から切り離して、アンテナ下に設置されているブースターへ接続します。


接続部はテープを巻いて防水処理しますが、分配器が入っていたBOXを流用します。


さきほどの宅内の弱電BOX内へブースター電源部を設置。

実はこの電源部が無くなっていたため、お客様が他で購入されてきました。

受信レベルを測定して、異常がない事を確認。


あとは、チャンネル再設定を行って、映りをご確認いただきます。

と、通常ならここで終了といく訳ですが、、、

どうしてもココが気になったので整理整頓。

ここの方が時間掛かった気がしますが(^_^;)
しかし、このLANケーブルと電話線どうにかしたいですが、そこまでのご依頼ではありませんので、これでお引き渡しさせていただきました。
「おぉ、キレイにまとめていただいてありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました。

はい、今回の工事、愛媛CATVの工事認定店なので一度で済みました。
CATVへの報告、撤去作業は認定店でなければできません。

アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>

暑くてたまらないキッチンに三菱霧ヶ峰GVタイプ新設工事

いつもお世話になっているお客様から、「キッチンが暑くてたまらんので、エアコン付けてもらえんやろか?」とご依頼いただき、取付工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV225-W 霧ヶ峰汎用機です。


今回取付けるお部屋はキッチン。
できるだけガスコンロから離したいので、勝手口の上に取付ける事にしました。

この写真の反対側がキッチンになっています。

位置決めをして背面板を取付けます。


外壁側は庇があるのと、電気の配管が通っているので、配管穴は開ける事ができません。


思い切って穴の位置を下げて、庇の下を狙って開けます。


穴には貫通スリーブを挿入。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管もテープ巻き仕上げ。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


電源コンセントは、近くの分電盤から新たに引きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「もぅね、暑くてたまらんかったんですわ。これで今日からゆっくり料理できますわ。」と、大変お喜びいただきました。

三菱電機製エアコンは、本体が1年保証・冷媒回路が5年間の保証が付いていますが、「延長保証が欲しい」方には10年延長保証をお奨めしております。

今回もご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
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2015年7月28日火曜日

新築住宅で先行隠蔽配管流用のエアコン新設工事

新築されたお客様からのご依頼で、隠蔽配管を流用したエアコン新設工事にお伺いしてきました。

シャープ製汎用機、中古品でお客様支給品です。

アベ冷熱技研以外にも数軒相談されたそうですが、ある理由で断られたそうです。

こちら宅内の隠蔽配管状況。

おぉ、こういうやり方もあるか。 でもすぐ取付けるのなら、部材がもったいないですね(^_^;)

化粧カバーを外すと配管が出てきました。

他の業者さんが断った理由は、このドレンホース。
通常、隠蔽配管を行う場合は、VP管という塩ビ管を使うのが定石ですが、最近は面倒くさがりの職人が多いのか、もしかすると隠蔽配管の施工方法を知らないのか、この断熱ソフトドレンホースを使うところが多いですね。
まぁ、これでもきちんと施工されていれば問題ない訳ですが、壁ボード貼るときにビス打ち込まれたり、横引きしてるところで波打っていて排水ができないとか、急激に曲げすぎて座屈してるとか、柔らかくて施工しやすい反面、水漏れの可能性を多く含んでいる部材です。
なので、基本的に断熱ソフトドレンホースは、点検できる場所に使うのが基本ですね。
アベ冷熱技研では、当社が施工した部分以外の保証は一切いたしません。
工事をお断りすることはありませんが、当社施工部分以外の保証なしでご納得いただいた上でお引き受けさせていただいています。

隠蔽された配管は建物裏へ。


化粧カバーを外すと、2系統出てきました。

片方は当分設置する予定は無いそうなので、1系統のみ使います。
そう言えばドレンホースが見えませんが、どこかで排水管に繋がっているのでしょうか?
そこも施工した業者じゃないと判りませんので、アベ冷熱技研では保証外です。

さて、取付けるエアコンを拝見。。。
あれ?


あれ???


やっぱり。。。


ひどい事をするもんです。

このエアコン取外した人は、電気工事士の資格すら持っていない様ですよ。

破損させていないだけマシでした。
元通りに組み付けます。

弱りましたね。
こんな外し方してる様だと、ポンプダウン(フロンガス回収)もしてないんじゃないかと思い、お客様に報告。
機器内にフロンガスが適正値残っているかどうかは、運転してみないと判りませんから、とりあえず付けてみて、無ければ別料金で補充という事で工事に掛かります。

位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


一番気になるドレンの接続。

ソフトドレンの場合、ドレンパンに直接接続しないといけないので、サイドから手を突っ込んで差し込める構造でないと無理です。

このシャープの室内機は、前面サイドが外れたのでキッチリ接続完了。


室外機を接続し、電動真空ポンプを使用して配管内部を真空乾燥します。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

とりあえず、ガス圧は正常レベルで問題なく冷風が出ていました。
ポンプダウンの方法はネット検索でも出てくるので、それでやってみたけど、電源端子台の外し方までは出てなかったぞってとこですかね(^_^;)
お客様にお聞きすると、「譲ってもらったものなので、よくわからない」との事でした。。。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。