賃貸アパートのオーナー様からのご依頼で、アンテナ新設工事にお伺いしてきました。
こちらのアパート、アナログ時代から道路を挟んだ先に建っているマンションのビル陰になっていて、そのマンションのビル陰共聴設備でテレビ受信されていました。
しかし、アナログ放送から地上デジタル放送に切り替わった事を受けて、「この7月末で共聴設備を終了します。」と、一方的にマンションから通知があったそうです。
アンテナ受信で行けるかどうか、まず調査にお伺いしました。
既存設備を見ると、保安器脇に2分配器があります。
こちらのアパートは、1階2階に1戸ずつに世帯が分かれているので、2分配で分けている模様。
しかしよく見ると、3本出力があります?
なんか無理矢理接続されていますね。。。
で、本当にアンテナ受信が可能かどうか、テスト用のアンテナで測定してみます。
完全にマンションの向こう側に送信塔が隠れている状況です。
おっ!エラーフリーです。
受信レベルは結構低めですが、何とか行けそうです。
ここでちょっと困りました。
レベルが低いのでブースターが必須ですが、共用の電源が取れないので、1階か2階のどちらかのお宅にブースター電源部を設置しなければならなくなります。
これもし電源部設置された方が空き家になると、電源が供給されなくなるのです。
と言うことで、ブースターを使わず、1階用と2階用と2つのアンテナを設置することになりました。
壁面金具2つで防錆ポールを保持します。
UHFフラットアンテナ×2本で松山本局を狙います。
エラーフリー。
テレビ1台なら十分なレベルが出ました。
既存の分配器を外して、ケーブルを直接繋ぎます。
繋いだところは、しっかりと防水処理。
で、無理矢理に分配器のところに繋がれていたケーブルは、1階のエアコン穴から宅内へ入っていました。
これどこかの業者がやったんでしょうね。。。
これも活かしておかないといけないので、、、
1本のアンテナは2分配器で分けました。
本当は分けたくないレベルなのですが。。。
気になるので、2分配器の出力も見ておきます。
少しエラーが出ますね。。。
まぁ、レベル的にはギリギリのところです。
実際にはケーブル損失もあるので、テレビのところでどの程度落ちているかは不明です。
こんな感じで完成です。
どちらのお宅もお留守なので宅内の確認はできません。
何か不具合があれば、ご連絡いただく様にしています。
アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
0 件のコメント:
コメントを投稿