いつもお世話になっている賃貸マンションオーナー様からのご依頼で、マンションの一室に設置されているエアコンの取替工事にお伺いしてきました。
ダイキン F25STES-W 汎用機です。
こちらのマンションは、すべてダイキン製で統一しています。
既存機は松下電器産業製(現:パナソニック)。
実はこのエアコン、まだ動いているんですが、ご入居者様が見つけて来られた洗浄業者さんに、エアコン洗浄を依頼されたそうで、その業者さん、洗浄が完了してから「基板の所が熱を持っているみたいなので、点検を依頼された方がよろしいかと。」とアドバイスされたそうです。。。
1995年製。 優良な業者さんなら、絶対洗浄なんかしない年式ですね。
20年ですよ? 洗浄するなんて頭おかしいんじゃないかと思いますね。。。
ご依頼いただきましたので、点検してみます。
案の定、基板にびっしりのホコリも取ってませんが、ホントに洗浄したんですか?
確かに基板付近は、微量に熱を持っています。
基板のカバーもススが付いた様になっていますね。
電気製品ですから当然です。
古くなると電気抵抗も増えて熱を発する事は、プロなら解ります。
なぜそんなアドバイスをしたか解りますか?
もし何かあった場合、自分の責任じゃないことを念押しするためですね。
実際このエアコン、洗浄直後にも関わらず、異様な臭いが出ていました。
残念ですね。
入居者様にもお話しましたが、こういう場合は洗浄せず、管理会社に相談されるのが一番ですね。
今回はオーナー様のご意向で、新品取替えとなりました。
安全面を考慮すると、当然の流れです。
では工事に掛かります。
既存機を撤去。
ほら、洗浄済みですよ、このエアコン。。。
会社名出しましょうか?
位置決めをして、背面板とMDダクトを取付けます。
クロスの加減から、スライド金具は流用します。
室内機を取付けて、配管を接続していきます。
室外機に接続して、電動真空ポンプで配管内部を真空乾燥します。
すべての作業が完了すると試運転を行い、異常が無い事を確認してお引き渡しです。
最初から管理会社へご連絡いただいていれば、洗浄費用を払う必要もなかったんですが。。。
ご入居者様も残念がっておられました。
でも今日から快適にお過ごしいただける様になりましたね。
アベ冷熱技研は「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
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