2019年3月30日土曜日

使いすぎじゃないのに停電になるお宅でとりあえず分電盤取替工事

Blogの記事でアベ冷熱技研を見付けていただいたお客様からのご依頼で、分電盤の取替工事にお伺いしてきました。

既存の分電盤です。

最近、ブレーカーは切れてないのに、お家の中の一部の系統のみ停電になる現象が起きていて、電気保安協会に点検してもらったそうですが、「特に異常は見当たらない」という事でした。

そんな時、同じ様な症状で分電盤を取替えたアベ冷熱技研の記事を見付けていただき、先週現状を確認するために現地調査にお伺いしていました。

ブレーカーが4個増設されていますが、まぁまぁ凄いことになってますね...(^_^;)

お聞きすると、ブレーカーは切れてないのにコンセントが停電になっていて、一度ブレーカーをOFFにしてONにし直すと復旧するという感じだそうです。

あと、よく解らないそうですが、寝ている間に停電になっていて、勝手に復電している形跡も何度かあった様です。
ちょっと気持ち悪いですよね。

分電盤内をよく見ると、黒い方がご臨終されています...

よく見掛ける光景ですが、この方のせいで漏電遮断器が動作する事もありますが、漏電ならすべての回路が停電になるので、これが原因とは考えにくいです。

ブレーカーの不具合かも知れません。
この分電盤の主幹ブレーカーの製造年が1979年ですから、40年...(・.・;)
安全のためにも交換する方が得策ですね。

ただし今回の案件、過去にもありましたがブレーカーの不具合ではなく、宅内配線の接続部の不具合も考えられます。
分電盤を取替えても、同じ症状が出るかも知れません。
その辺りをしっかりとご理解いただいた上で、今回ご依頼いただきました。

まずは既存分電盤と増設ブレーカーをすべて撤去します。


新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。


こんな感じで、増設回路もすべて分電盤内へ収めました。


扉を締めるとこんな感じです。

とりあえずこれで様子を見ていただく事になりました。
「おぉ。スッキリしましたね。こんなのどこに頼んだらいいのか、悩んでたんですよ。これで落ちなければいいですけど、また不具合が出たらよろしくお願いしますね。」と、とりあえずお喜びいただきました(^_^;)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

2019年3月29日金曜日

劣化したエントランスライトのLED化取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エントランスライトの取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック XLGEJ551HK 明るさセンサ付LEDエントランスライトです。


既存機は大光電機製でした。


別の用事でお伺いした時に、「ここが割れとんやけど、どうにかならんかなぁ。」とご相談いただいていました。

辺りが暗くなると照明が自動点灯するための、センサー部分のカバーが劣化して割れてしまっています。
水が入って、内部の基板も錆びてしまってます。

灯具内を見てみると、粉を吹いて腐食が進んでいます。


ソケット内を見ると、湿気ていてビスが緑錆化していますね。

もう年式も古いので、この際取替えることをお奨めし、ご依頼いただきました。

本日、器具が入荷したのでお伺いしました。
お客様はお仕事でお留守ですが、「スイッチ切っとくけん、やっとってや。任せるけん。」とのことで、作業スタートです。

レンガは、お客様が一部外していただいていました。

既存機を撤去。


PF管の中に水が溜まっていたので、できるだけ抜いておきます。


レンガの切り抜きに合わせて、ポールを建てます。

レンガも元に戻しますが、これがパズルみたいでなかなか時間が掛かってます(^_^;)

灯具を取付けて、LEDランプ(白熱電球40W相当)を取付けます。


ガラスグローブを取付けて完成です。
明るさセンサが付いているので、辺りが暗くなると自動点灯します。


お客様はお留守でしたが、夕方お電話いただき、「今日はお世話になりました。さっき点けてみたんやけど、明るくてええわぃ。ありがとう。また頼むけんな。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)


アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事もお気軽にご相談ください。

2019年3月28日木曜日

エアコン工事にお伺いしたマンションで幸いにして見付けたもの

ぼちぼちと暖かくなってきて、じわじわとエアコン洗浄のご予約をいただく様になってきました。
今日は午後から、エアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 ZXVタイプ、お客様支給品です。


この場所へ取付けで、配管は屋内・屋外共に化粧カバーのご希望です。


マンション用のMDダクトと、室内機を掛ける背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


エアコンが200V仕様なので、電圧を切り替えようと分電盤のフタを開けると...ヮ(゚д゚)ォ!


主幹ブレーカーの一次側の被覆が溶けています...(´;ω;`)

永年してネジが緩んだか、もともと締めが甘かったかですね。
「増し締めすればいいじゃん」という問題ではありません。
逆にこの状態で締めようものなら、端子部を破損してしまいます。(経験あり...)

とりあえずお客様にも確認していただいて、お見積りを提出させていただきます。
しばらくは高負荷の電気製品のご使用を抑えていただく必要がありますね。

電圧切り替えが完了すると、試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

数分試運転を行いましたが、分電盤のところの改修が終わるまではエアコンのご使用も控えていただく様にお願いしました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年3月27日水曜日

部屋にカビが舞うのが気になるので洗浄せずに三菱霧ヶ峰へ取替工事

本日は午後から、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2518-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


既存機は富士通ゼネラル製。

まだ動いていますが、新築時のお引越しの際に移設してきたもので、年式も古く、内部のカビが部屋中に舞うのが気になるとの事で、洗浄ではなく取替えでご依頼いただきました。

引越業者さんの施工との事で、既存配管はテープ巻き仕上げでした。

西日が当たる場所ですから、今回取替えのついでにスリムダクトにします。

室外機は地上置きです。


まずは既存機を撤去します。
しかしこのコンセント... アース端子が無く、差し込み式ですね...

新築時の電気工事屋さんの仕業ですかね?(^_^;)
これは後ほど交換します。

室内機を外しました。
やっぱり入っていませんね、貫通スリーブ...


気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


位置決めをして、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、外周りの作業に移ります。


風が強い地区なので、反対方向からハシゴが倒れないように、ロープで引っ張っての配管作業です。


スリムダクトで美観仕上げ。


と、ここでふっと目に留まりましたよ。


ついでに直しておきました(^^)
これも外れる事があるんですね。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


外周りはこんな感じで完成です。

室外機下にはブロックを敷いて、泥ハネ軽減対策。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

お聞きすると共通のFB友さんのお知り合いでした。
8年前の新築時にリビングのエアコンを取付けさせていただいたのが最初のご依頼でしたが、「そのエアコン、あれから何もメンテナンスしてないんで、洗浄もお願いできますか。」との事で、室内機をお預かりさせていただきました(*^^*)
洗浄が終わったら、また来週取付けにお伺いさせていただきます。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2019年3月26日火曜日

大きな異音がする20年使用の床下用換気扇取替工事

初めてのお客様からのご依頼で、床下用換気扇の取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 V-09FFS3 温度センサー+プログラムタイマー搭載床下用換気扇をお買い上げいただきました。


既存機も三菱電機製です。
まだ動いていますが、3台の内、1台だけがもの凄い音を立てていました。

ファンモーターのベアリングに異物が入ったか、摩耗した感じの異音です。
運転中はかなりの音がするので、近所迷惑なレベルです。

製造年は1999年。
20年経過していますから、取替時期ですね。

異音がしているのは1台だけですが、他の換気扇も同じに20年経過しているので、この際セットで取替えることをお奨めさせていただき、ご依頼いただきました。

コントローラが見当たらないのでお聞きすると、キッチンに取付けられていました。


えっとですね... このコントローラは屋外に設置するものなんです(^_^;)


このコントローラ内に湿度センサーが内蔵されていまして、タイマー運転でON/OFFするだけでなく、屋外の湿度の状況を見て、空気が乾燥している時だけ運転してくれるスグレモノなんです。

これをですね、屋内に取り付けていると屋内の湿度を測りますから、どうなるか解りますね(^_^;)
それもキッチンという、湿度の高い部屋に設置されているので、その恩恵はまったく得られていないと言う訳です。

では取替えに掛かります。
コントローラを外しました。


外壁側へ穴を開けて、屋内に出ていたケーブルを外部へ引き出します。


コントローラがあったところは、カバープレートで塞ぎました。


屋外にコントローラを取付けます。


床下用換気扇を取替えていきます。
既存機を撤去。


3台とも、新しい換気扇へ取替えます。


後は、コントローラでタイマー設定と湿度設定。


カバーを取付けて、作業完了です。

三菱minimo(ファンモーター)搭載で高効率省エネ運転、そしてエクストラファン採用で大風量なのに音が静かで、耳を近づけないと運転してるのかどうか分からないくらいです。

実は1月にご依頼いただいていたのですが、外壁塗装をされるという事で本日まで延期になっていました。
「商品取っていただいてたのに、長引いてしまってすみませんでした。きちっとしていただいて、ありがとうございました。またお願いします。」と、大変お喜びいただきました(^^)

この様な換気扇取替えも、お気軽にご相談ください<(_ _)>