
屋根上は太陽光発電システムが設置されているため、壁面取付けをご希望でしたので、事前に調査にお伺いしていました。
建物南側に、地デジ用とスカパー用のケーブルが取り出されています。

この位置にアンテナを取付ける訳ですが。。。
現時点では問題なく送信塔が目視できる、いいロケーションです。

測定用アンテナでレベルを測ってみます。

当然ですが、エラーフリーのいいレベルが出ています。

問題は、送信塔の方向の現在空き地になっている場所です。
既に売却されていて、建物が建つ予定だそうです。。。
お客様と設置場所を変更するか、打ち合わせを行いましたが、建物の形状からベストな位置が得られず、もう一度確認したく現地調査へ。
仮に2階建てが目の前に建つと想定して、現在建築中のお宅の影になる場所で測定してみます。

おっ!12dB近く減衰しましたが、地デジ受信には問題ないレベルで、エラーも見受けられません。

今後、空き地に同様の木造住宅が建つという想定であれば、元の位置でまったく問題ありません。
この事をお客様にお伝えして、元々の位置へ設置する事にしました。
では、アンテナ工事に掛かります。
壁面金具2つで防錆ポールを保持します。

UHFフラットアンテナを取付け、方向調整を行なっていきます。

エラーフリーのいいレベルが出ました。

お客様が使われていたスカパーアンテナを取付け。

これもいいレベルが出ています。

※CN値が低いですが、測定器とこのタイプのアンテナの相性か、いつもこの様に低い値が出るので問題ありません。
今回、BSは不要との事ですので、UHFのみブースターを設置。

スカパーは直接リビングまで配線されています。
ブースター電源部は、天井裏に設置された分配器脇へ設置。

リビングのユニットでレベルを見ながら、、、

ブースターの出力レベルを調整。

ちょっとスカパーの方で問題が出て時間が掛かりましたが、何とかいいレベルを確保できました。

後は、お客様に映り具合をご確認いただいて、お引き渡しです。

お客様も仕上がりにご満足いただけました<(_ _)>
アベ冷熱技研ではアンテナ工事だけでなく、ケーブルテレビなども、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>