2014年4月26日土曜日

三菱電機製 霧ヶ峰BXV・GVタイプ新設工事

ご注文いただいていたエアコンが入荷しましたので、新築のお宅へエアコン新設工事にお伺いしてきました。

三菱電機製 MSZ-BXV564S-W ムーブアイ搭載ハイブリッド霧ヶ峰
三菱電機製 MSZ-GV223-W 汎用タイプの2台です。


新築ですので、ある程度建築工事が進んでいた頃に、一度お客様と現地確認を行っていました。
ダイニングとリビングが続きになっている間取りで、当初の設計ではエアコン2台を取付ける様に2箇所にエアコン専用コンセントが付く様になっていました。

「この2間を一台のエアコンでは無理でしょうか?」とご相談いただきました。
窓の上に設置すれば効率よく使えますが、コンセントの位置が問題ですね。
コンセントの下にはピアノを置かれるそうなので、余計にこの場所にはお奨めできません。

「電気屋さんにお願いして位置を変えていただいたらどうですか?まだクロス貼ってないので、今なら大丈夫だと思いますよ。」とお話して、その日はお別れしました。

で、本日取付けにお伺いさせていただきました。

「電気屋さんにお願いしたんですけど、できないと言われました。」とお客様。。。
そうですか、、、残念な電気工事屋さんだったんですねぇ。。。

既にピアノが座っていますから、ここにエアコンを付けるのはやっぱりどう考えても避けたいですので、「できるかどうかやってみないと判りませんが、やって見ていいですか?」と、お客様にご了解いただき作業に掛かります。

まずはダウンライトを外して呼び線を通します。
100Φの穴2つしか無いため、天井裏は見えません。
片腕を穴にツッコんで、探りながらの作業です。。。

で、このダウンライトとダウンライトの間には、大きな梁があるため、梁貫通しなければなりません。

なんとか長いキリで貫通。

やった!通りましたよ!(・∀・)


コンセントを取付けて、位置替え完了(^^)v

たった2mほどですが、1時間以上掛かりました。。。
まったく、「できん」って言ったのはどこの電気工事屋さんですかぁ?

やっとエアコン設置に掛かります。
窓上中心に、背面板を設置。

窓の左右には柱が隠れているので、いつもの位置に穴を開ける事はできないので、背面板を切り込んで少し内側へ配管穴を開けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。


室外機へ配管を接続し、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。


こんな感じで完成です。

「わぁ、すごい。やっぱりここがいいですね。ありがとうございます。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>

どんな業種にでも言える事ですが、仕事をいただく以上、お客様のご希望はできるだけ叶えれる様に努力するのが当然ですよね。
行動をせずに「できない」は、ちょっとどうかな?と、改めて自分も気を引き締めました。

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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