関東にお住まいのお客様からのご依頼で、松山市内のご実家で分電盤取替えとエアコン取替工事をご依頼いただきました。
三菱電機 MSZ-GV2221-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
先月メールで、「松山の実家で、ブレーカーがすぐに落ちてしまって、電気器具を使用できません。今は空家ですが、11月に帰省するので、その時に点検修理してもらえませんか?その際にエアコンも取替えたいと思います。」と、ご連絡いただきました。
11月に帰省される前に一度点検しておけば、工事までに材料を揃えることができるので、先月、松山にお住まいのご親族の方に立ち会っていただいて点検にお伺いしていました。
現在は空家なので、ブレーカーはすべて切られています。
主幹ブレーカーを入れようとしても、すぐにハンドルが下がってしまいます。
分岐ブレーカーはすべて切れた状態なので、漏電は考えられません。
一応、すべての回路の絶縁抵抗を測定してみましたが、どこも異常がありません。
製造年を見てみると、45年経過しています...(^_^;)
主幹ブレーカーの寿命ですね。
安全のために、分電盤ごと取替えをお奨めさせていただきました。
エアコン取替えの方も見ておきます。
既存機は三菱霧ヶ峰です。これも古いですね。
エアコンの横にコンセントがありますが、隣に換気扇があるので、エアコン専用回路ではない感じがします。
回路確認をしたかったんですが、ブレーカー不良で電気が使えませんからね...
外周りはこんな感じでした。
配管4mギリギリで施工しました!という感じで、雨水桝の上に室外機が置かれている状態でした。
点検と調査の結果報告と共に、御見積書をお送りさせていただいて、正式にご依頼いただきました。
そして本日、帰省されたお客様にお立ち会いいただき作業開始です。
分電盤取替えから取り掛かりたかったんですが、天気予報が午後から雨で、既に厚い雲と変な風が吹いているので、エアコン取替えから取り掛かりました。
既存機と配管、ダクトもすべて撤去。
外して見ると、配管穴が思ったより小さく...
配管穴を広げていきます。
想定外で少し時間が取られましたが、焦らず淡々と進めていきます。
配管穴には、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管は新しいスリムダクトで化粧仕上げ。
晴れ間が見えたり、急に薄暗くなったりと気が気じゃありません...
なんとか室外機接続まで完了です。
電気が使えないので、真空引き作業は後ほど。
これで雨が降っても大丈夫です。
分電盤の取替えに掛かります。
既存盤を撤去。
作業に掛かったところで雨が降り出しました...
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
空いてるブレーカーにコンセントを取付けて、真空引き作業開始。
この頃には雨が上がりました(^_^;)
真空引きをしている間に、ブレーカーを1つづつ入れて、回路を確認。
エアコンの横にあったコンセントは、やっぱり電灯回路と同じになっていました。
専用コンセントではないので、新たに分電盤からケーブルを引いてこなければなりません。
天井裏にケーブルを通していきます。
分電盤のところから呼び線を入れて。
エアコンのところまで。
新しい分電盤にケーブルを接続して。
コンセントを取付けて電圧確認。
室外機周りはこんな感じで完成です。
配管距離が長くなりましたが、雨水桝を避けて設置しました。
天気予報はハズレてくれた様で良かったです(^_^;)
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
あと、キッチンのレンジのコンセントが焼けていたので、
取替えておきました。
「やっぱり電気が使えると安心しますね。キレイにしていただいてありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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