先週から取り掛かっていたオール電化工事が完了し、本日お引き渡しさせていただきました。
三菱電機 SRT-P46UB プレミアムエコキュート
真空断熱材を使用したプレミアム貯湯ユニット&ホットあわー&ハイパワー給湯搭載の、三菱エコキュートフラッグシップモデルです。
こちらのお宅、キッチンが2つありまして、以前、片方のキッチンのみIHクッキングヒーターの電源工事をさせていただきました。
今回、もう片方のキッチンを電化にしたいとの事で、またお声掛けいただきました。
既存のガスコンロとガスレンジです。
IHとレンジはお客様が購入されると言うことで、現地調査。
電源周りを調べていくと、主幹ブレーカーが50Aだったので、容量アップのお話をさせていただきました。
そこでお客様、「エコキュートってどうなん?ちょっとボイラーも古くなったし、音も高いんでこの際に。」と。
ボイラーを拝見すると、確かに燃焼音が高く、不完全燃焼している様で、臭いも結構出ていました。
今月一杯で、四国電力の「電化Deナイト」の新規加入が受付停止されるため、将来電化にされるつもりでしたら今じゃないと絶対に損しますので、そこはしっかりとお話させていただき、エコキュートのご注文もいただきました<(_ _)>
まずは図面を作成し電力申請を行います。
作業工程が多いので、できるところから作業に掛かります。
ボイラー周りを掘って、配管経路を確認。
排水桝まで排水管を埋設します。
タンクユニットを置くための基礎を作ります。
型枠を組んで、基礎が割れない様にメッシュ筋を入れます。
コンクリートを流し込んで、一週間ほど置きます。
フロ循環用の配管を通すため、建物基礎をハツって開口。
浴槽にも穴を開けます。
ホットあわー専用のアダプターを取付け。
リモコンも取付けておきます。
フロ循環パイプの設置完了。
このパイプに断熱材を巻いてない業者さんが多いですが、当社では断熱材付き三層管を使います。
では、電気工事に掛かります。
天井裏を使って、できるだけ隠蔽配線を行います。
こちらの建物は内壁が土壁なので、立ち下がりは外壁沿いに塩ビ管で行います。
キッチンへも電源を持っていきます。
IH用の200V30Aコンセントと、レンジ用の200V20Aコンセントを設置。
主幹50A、17回路の既存分電盤は、容量不足のため取替えます。
既存分電盤を撤去し、一次側ケーブルもSV14sqからCVT14sqへ張り替えます。
新しい分電盤を取付けて、配線を接続していきます。
主幹75A、分岐回路26回路のコンパクトタイプ分電盤に容量UP。
既存の電力量計も、、、
新旧交代です。
オール電化用のデジタル電力量計へ取替えます。
計器箱も新しいものに取り替えて、電気工事完了。
お客様支給品のIHクッキングヒーターとオーブンレンジを設置して、キッチン周り完了。
スッキリキレイになりましたね(^^)v
エコキュートの工事に掛かります。
型を置いて、アンカーの位置を決めます。
しっかりとアンカーを打ち込みます。
当社が使うアンカーは、腐食に強い溶融亜鉛メッキ仕上げのアンカーです。
エコキュートを搬入したところで、雨が降り出しました。。。(_ _;)
狭いスペースで、シートを張って作業を続けます。
配管類を接続していきます。
通水試験をして、漏れがない事を確認して、しっかりと断熱材を巻きます。
少しでも熱ロスを防ぐため、断熱はコダワリます。
電源を投入し、初期設定。
水はり試運転開始。
注水が始まりました。
ホットあわーの確認。
0.01ミリのマイクロバブルの「ホットあわー入浴」なら、肌水分量が1.6倍になるそうですよ(・∀・)
試運転完了後、使い方をご説明してお引き渡しです。
「いやぁ、これはええ。やって良かった。タイミングも良かったなぁ。前、阿部さんに電源工事してもらった時に、キチッとやってくれたけん、今回もお願いしたんよ。」と、大変お喜びいただきました<(_ _)>
ホントいいタイミングだったと思います。
来月以降にオール電化にしても、毎月電気代10%割引きが付きませんからね。
今月やるか、来月以降にするか。
どう考えても今月ですよね(^^)v
今回も延長保証制度をご説明させていただき、10年延長保証をご依頼いただきました<(_ _)>
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事~点検・整備を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
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