2022年6月4日土曜日

28年目の三菱霧ヶ峰をパナソニックエオリアへ取替工事

本日午後からは、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

パナソニック製エオリア フィルター自動掃除機能付き お客様支給品です。

既存機は、三菱霧ヶ峰です。

1994年製と記載があります。実に28年ですか・・・凄いな霧ヶ峰(^^)

室内機は2階、室外機は地上置きです。
今回、テープ巻き仕上げだったものを、スリムダクトで化粧カバー仕上げにします。

室外機はこんな場所に置かれていました。
室外機と室外機に挟まれて、ガスメーターがあります。
これはちょっとガス屋さんがお気の毒なのと、コンセントもあるので、左の方へ寄せたいと思います。

では撤去作業から。ここ数日、ずっとハシゴの上にいますね(^_^;)

いやぁ、凄いところに配管穴空いてますね。
逆にここ狙って開けたのは、拍手ものです。

撤去完了。

スリーブ入っていたんですけどツバなしタイプだったので、気密性を確保するためツバ付きスリーブへ取替えます。

位置決めをして、背面板を設置。
左側を少し空けたかったので、シーリングキャップを間に取付けておきます。

さて、パナソニックの自動掃除機能は、ホコリを屋外へ排出するのがメリットとして謳われてきました。
このBlogをずっとご覧になっている方々はよくご存知だと思いますが、吸ったホコリはこのホースを通して屋外へ排出される仕組みです。

このホースがですね、ホコリで目詰まりするんです...
最悪はエラーが出て、エアコンが使えなくなります。
対処方法としては、屋外側から掃除機で吸い出すんですけど、今回の様な2階設置の場合は、お客様ご自身で掃除などできる訳もなく...

そんな事を今回のお客様も、このBlogを通してご存知で、「屋外排出じゃなくて、ダストボックス式にして欲しい」と、ご依頼いただいています。

そうなんです、この機種、どちらにでも切り替え可能です。
面倒臭いですけど(u_u*)

この部分を組み替えます。

中にあるパーツを取外して、保管。

白いパーツをひっくり返して取付けて完了。
簡単そうに書いてますけど、余計な時間が掛かります。

最終的には、試運転前にリモコンでの設定もあります。
面倒臭いですね。
全部ダストボックス式にすればいいのに。
ハッキリ言います。屋外排出に何のメリットもありません。故障率が上がるだけです。

作業に戻ります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管は、アイボリー色のスリムダクトで化粧仕上げ。

久々に段差継手使いました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

ガスメーターとコンセントを避けて、室外機を設置しました。
建物からハミ出ていますけど、仕方ありませんね。

今回、2.8kwから4.0kwへ容量アップしましたから、100Vコンセントを、、、

200Vへ切り替えしました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認,,,と思ったら...

どこかで洗濯機が回ってるのかと思ったら、室外機が激しく振動しています・・・
まさか、コンプレッサー不良かと思って目視点検すると、ファンモーターの軸が激しく震えていました。
軸受が悪いか、ファンのバランスが悪いのか、初期不良の様です。
今回はお客様支給品ですので、外装を開けて点検する訳にいきませんから、現状をご説明させていただき、メーカーに依頼する様にお奨めさせていただきました。

「きれいにしていただいて、ありがとうございました。エアコン工事は阿部さんにと決めてるんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿