三菱電機 MSZ-ZXV5620S-W ムーブアイmirA.I+搭載霧ヶ峰をお買い上げいただきました(*^^*)
既存機は三菱電機製の1方向吹出しの天井カセット形。
既存機は三菱電機製の1方向吹出しの天井カセット形。
昨年、取外し分解洗浄をご依頼いただいたのですが、その際にも「このエアコン、最初からあんまり調子よぉないんよ」とお話されていましたが、今年、冷房運転を入れると冷えないという事で、点検にお伺いしていました。
隠蔽配管で、室外機は裏の方にあります。
サイドカバーを外すと、一目瞭然でした。
隠蔽配管で、室外機は裏の方にあります。
サイドカバーを外すと、一目瞭然でした。
液側の配管に霜が付いています。
典型的なガス不足ですね。
ガス圧を見ても、明らかに不足しています。
フレア接続部分に異常は見当たらないので、機器内部から漏れていると思われます。
お話していると、「そう言えば前にメーカーに見てもらった時に、ガスを入れてもらったんよ。」
え?それ聞いてない(^_^;)
メーカーも漏れ箇所調べずに、ガス補充して帰った模様...
「もう10年経つんで、取替えます。普通の壁掛けにできんやろか?」とお客様。
もちろんできますよ。
取付ける場所は、右側にはテレビがあるので、左側の壁に取付けますかね。
ここならムーブアイもしっかり見張ってくれます。
電源コンセントも何もありませんが、大丈夫です。
電源コンセントも何もありませんが、大丈夫です。
では工事の模様を。
午前中は雨の予報でしたが、午後からは小雨と曇りの予報になっていたのでお伺い。
タマに小雨が降るので、とりあえずシートを張りましたが、風が強くてあんまり役に立っていません(^_^;)
既存の室外機はポンプダウンしてフロンガスを回収して撤去。
既存の室外機はポンプダウンしてフロンガスを回収して撤去。
元の配管穴にはキャップをして、雨水の侵入を防ぎます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
配管穴を慎重に開けていきます。
さて、電源をどうするかと言うと。
既存の天カセの端子台に、200V電源がいます。
配管穴を慎重に開けていきます。
さて、電源をどうするかと言うと。
既存の天カセの端子台に、200V電源がいます。
通常、室外機に電源を送るのですが、こちらの場合は室内機で取っていました。
これはラッキーですね。
分電盤から引っ張ってくるよりは、断然安く早く施工ができます。
ここから途中のダウンライトを中継として、先ほど開けた配管穴のところへ電源ケーブルを通していきます。
簡単に通ったと思いました?
簡単に通ったと思いました?
この天井裏、大きな梁があって、既存室内機側からダウンライト側が一切見えません。
これ、隙間から手を入れてスマホで撮影しています。
頭が入らないので、何枚も写真を撮っては見ての繰り返しで、なんとかケーブルが通っています。
新しい室内機側の壁の中も同じく、ダウンライトから腕を入れてなんとか...
いやぁこれ、通らなかったらどうしてたでしょう?(^_^;)
なんとか新しい室内機のところまでケーブルが来ました。
コンセントを取付けて、配管穴には気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
コンセントを取付けて、配管穴には気密性確保のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
外部配管はスリムダクトで化粧仕上げ。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成。
泥ハネ軽減のため、プラロックの下にブロックを敷いています。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
既存の室内機を取外してしまうと、大きな開口が残ってしまうので、こちらはオブジェとして残されることになりました(^_^;)
既存の室内機を取外してしまうと、大きな開口が残ってしまうので、こちらはオブジェとして残されることになりました(^_^;)
「良かった、これで今晩から快適になるわぁ。忙しい時期にありがとうございました。」と、大変お喜びいただきました(^^)
さて、取外した室外機は処分する訳ですが、これ、天井カセット形エアコンなので、家庭用に作られてはいますが、家電リサイクル法の適用になりません。
おかしな法律ですよねぇ...
そのため、業務用エアコンと同様にフロン排出抑制法に則って、内部に残っているフロンガスを回収処理しなければなりません。
もちろん、アベ冷熱技研は第一種フロン類充填回収業者ですから、これもワンストップで対応できます。
フロンを適正に処理して、地球環境にやさしく。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。