2020年6月27日土曜日

隠蔽配管流用で18年使用したダイキンから三菱霧ヶ峰へ取替工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。


実は昨年の6月に、一度現地調査にお伺いしていました。
「隠蔽配管なんですけど、取付けはできますか?」とご相談いただきまして。

昨年はこのお部屋のみの調査でした。
エアコンは撤去されていて、配管だけ残っています。


室外機は二段置きだった様ですが、現在はエコキュートのヒートポンプユニットが座っています。


その傍らに使用していた配管がありました。
お見積りをさせていただきましたが、あれから音沙汰がなかったので、他の業者さんにでも頼まれたんだろうと思っていました(^_^;)

今月に入ってすぐ、「取付けお願いしたいんですけど、もう一箇所の取替えもお願いします」とご依頼いただき、もう一度現地調査にお伺いしていました。
こちらはエアコンが付いていて、まだ動きます。

もう18年使用しているのと、、、


中もカビだらけで汚れているので、一緒に取替えをご希望です。

こちらのお宅、すべて隠蔽配管仕様です。
隠蔽配管は見た目のメリットより、デメリットの方が多いので、阿部が親しい人には絶対奨めませんね。

今回、エアコン機器はお客様支給品です。
三菱電機の霧ヶ峰をお奨めさせていただきました(*^^*)

さて、本日工事にお伺いさせていただいた訳ですが、天気予報はカミナリを伴った雨。

現場到着後、小雨だったのですぐさまシートを張ります。


なんとかシートが張れたので、作業開始です。
この後、バラバラと大粒の雨が降り出し、カミナリもゴロゴロ・・・

まずは既存のダイキン機を撤去。


既存配管は少し短いのと、永年硬化しているので途中から溶接延長します。
バタバタしてて写真がありません...


室内機の取付けに掛かります。
しかし、変なところにコンセントがありますよねぇ...

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機周りはこんな感じで完成。


2台目に掛かります。


位置決めをして、背面板を設置。
既存配管が短いので、ユニオン継手を使って延長します。
(※アベ冷熱技研では、室内で裸火を使う溶接作業は行いません)

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


室外機の方へ掛かります。
既存配管は少し短いのと、硬化しているので、溶接してあるところからカットして取替えます。


溶接は、配管内に窒素ガスを流しながら行います。
配管内を窒素に置き換えてやる事で、高熱による内部の酸化被膜成形を抑制します。

最近お気に入りのアセチレンガス溶接機です。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


こちらが終わる頃には、雨も上がっていました。


作業が完了すると試運転を行い、


異常がない事を確認してお引渡しです。
かなり湿度が高い一日でしたが、なんとか倒れずに完工です(^_^;)

「今が一番忙しい時期なんでしょう?すみません、ありがとうございました。また何かありましたら、お願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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