2019年11月2日土曜日

自動掃除機能付きでもタバコのヤニまでは取れないのでエアコン分解洗浄

ネット検索で見付けていただいた初めてのお客様から、エアコン分解洗浄のご依頼をいただきました。

パナソニック CS-711CX2-W(2011年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。


8年ご使用で、見える所はお手入れされていていますが、内部はやはり、自動掃除機能付きタイプ特有の汚れ方ですね...


室内機を撤去しました。


こちらも配管穴にスリーブが挿入されていません。

スリーブ入れたいんですけど、太い方の配管が4分のため、曲がっているところを起こしてスリーブ挿入後また曲げると、配管が折れてしまうので入れることはできません。
こういう場合は仕方ありませんから、再取付けの際に対処します。

壁のクロスも変色していましたが、室内機のお手入れできない側面も変色していました。

お聞きすると、数年前までタバコを吸われていたそうですが、きっぱり止められたそうです。

この汚れはヤニですね。
これも自動掃除機能は何の役にも立ちません。

取外して丸洗いすれば、スッキリキレイに落ちます(*^^*)

パナソニック特有のフィルター自動掃除機能ですが、吸い取ったホコリを外部へ放出するホースが、毎回詰まっています。

全く掃除なんかできてない証拠です。
これは洗えませんから、地道にほじくりながら掃除機で吸い取ります。

室内機は丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

ヤニもどんどん流れて、本来の白さに戻っていきます。

熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると、取付けにお伺いします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


スリーブが挿入できなかったので、内側からもパテ埋めして気密性を確保。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「結構カビが生えるもんですなぁ。やっぱり自動掃除するやつはあんまりよくないんですか。きれいになったけん、まだしばらく使えますな。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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