いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2519-W ×2台をお買い上げいただきました。
既存機は三菱重工製。
ベランダを広く使うため、室外機は天井吊りにされています。
夏の終り頃、他の部屋のエアコンを取替えにお伺いした際に、このエアコンも点検させていただいていました。
電源は入りますが、ランプが点滅して風も出ません...
恐らく室外機側の電気系統の異常かと思われますが、さすがに1992年製...
修理はできません。
もう一部屋同じタイプのエアコンがあるので、それと同時に「阿部さんが時間のある時でええけん、取替えてもらえんやろか。」とご依頼いただいていました。
既に11月になってしまいましたが...(^_^;)
本日お伺いしてきました。
まずは既存機を撤去していきます。
いやぁこの室外機、37kgもありました...(´;ω;`)
電動リフトが使えないところなので、不安定な脚立と中途半端な高さ、そして完治していないポンコツな腰つきで、声を上げながら降ろしました。。。
ホント、笑い事じゃありません(TдT)
室内機も外します。
背面板を取付けてあるビスは、20本近くありました。
石膏ボードで下地がありませんから、全部スポスポです...
大手建築メーカーさんの下請けさんって、こういうお仕事されるんですね。
数撃ちゃ効くですか?恐ろしいですね。。。
撤去完了。スリーブなんか入ってません。
気密性確保のため、貫通スリーブを挿入。
新しい室内機はボードアンカーでしっかりと取付けて、配管類を接続していきます。
新しい室外機は19kgです。軽いんですけど、足場が悪いので苦労して吊り込み。
既存の架台は流用です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
1台目を真空引きしている間に2台目へ取り掛かります。
こちらも同じ機種で、風は出るけどまったく冷たい風じゃないという症状です。
1台目もそうだったんですけど、ロゴを留めているボンドが劣化して、嫌な感じで垂れてしまってます。
ビーバークオリティですか?
こちらのベランダも狭いので、室外機は壁面置き。
こちらも声にならない声を吐いて、全身を震わせながら降ろしました。。。
ホント、笑い事じゃありません(TдT)
で、壁から出ている配管を見て、あれ?これどうなんてるん?もしかして隠蔽配管?って思ったんですけど...
隣の納戸で配管を発見。
わぁ...これまたややこしい(´;ω;`)
とりあえず既存機撤去完了。
こちらの室内機は、ボードアンカーっぽいので留めてありました。
位置決めをして、背面板を取付けます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
ここで接続して、配管を折らずに曲げて、ダクト内に収めるのは、なかなかのテクニックが必要です。
こちらの架台も流用。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
1台目の方の試運転を開始。
2台目の方も、作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。
「いつも丁寧にしてもろて、ありがとう。これで安心して使えるわ。腕に技術があるのはええね。これからもお願いしますよ。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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