2019年5月11日土曜日

マンションなので安気に考えていたら結構手間取ったエアコン工事

今日は一日、エアコンのお引越しにお伺いしてきました。

お引越し先のマンションには古いエアコンが3台付いていまして、昨日先に取外して来たエアコン3台と取替えです。

まずはリビングのエアコンから外します。


屋外の配管カバーを外して、あらぁ...
このお部屋、もともとはこのマンションのモデルルームだったそうですが、酷い施工ですねぇ...

パテ埋め無し・断熱不良・ドレンホース逆勾配...
室内機を取外すと、溜まっていたドレン水が溢れてきました(ヽ´ω`)

取外してビックリです。


穴の高さが、天井面から配管下面まで300mmしかありません(´;ω;`)

各メーカー、室内機の基本的な高さは300mmです。
「じゃぁ300mmで問題ないじゃない?」と思うかも知れませんが、最近のエアコンは上部吸い込みですから、上面100mm以上は空けておくのを考えると、配管穴下面まで最低400mmは必要です。

結構大変な状況です。
リビングに取付けるタイプは、霧ヶ峰のZシリーズ系なので高さが300mm。


mm単位での高さ調整を行います。
背面板の天面と天井面との隙間は、30mmはないと室内機を掛けることができないため、もうギリギリの状況で設置。


「え?30mmも下げて大丈夫なの?」って思いますよね。
いいんです、霧ヶ峰ですから。

霧ヶ峰のドレン出口は、他メーカーに比べて少し高い位置にあります。
この分、少し設置位置を下げることが可能なんです。
そうです、三菱の霧ヶ峰じゃなかったら、設置できなかったかも知れません。

ビチビチの状況で、室内機を掛けるのも一苦労でした...


ドレンはこんな感じで、下げたのにも関わらず、外へ向けて若干の勾配が取れています。


天井面との隙間はこんな感じです。

Zシリーズは、前方へ向かって緩やかに下っている形状なので、吸込負荷は軽減されます。
ただし、この様に天井目一杯に取付けると、天井面にホコリが付きやすくなるので、基本的には十分なスペースが必要です。

とりあえずリビングは付きました。
次は寝室... もう見ただけでゲッソリしそうなくらい、天井面にびっちり付いていますね...


取外して測ってみると、先ほどより酷くて255mm...(´;ω;`)

もう普通のエアコンは取付けできない状態です...

が、こちらに取付けるエアコンはBXVシリーズでした!
このBXVシリーズは、高さが250mmなのでバッチリです(*^^*)

とは言いながらも、天井面との隙間はビチビチなので、取付けにかなり苦労しています(´;ω;`)

3台目はこちら。
おぉ。こちらはスペース的にも問題ないじゃないですか... とは行きません...


穴の位置が悪いのか、コンセントの位置が悪いのか...


背面板の後ろに、配管穴が半分ほど隠れてしまいます。
これでも目一杯右に寄せているんですよ。


右側にはコンセントがあるので、これが目一杯でした(´・ω・`)


こんな感じで、なんとかすべて取付け完了です。
やっぱり施工性の面でも三菱霧ヶ峰ですね。

この他に、照明器具5台移設と、洗濯機の取付けもあったので、予定は二日間見ていましたが、順調に作業が進んで、夕方にはお引渡しできました。

「あらぁ、キレイに取付けていただいてありがとうございます。阿部さんを紹介してもらって良かったわ。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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