2018年7月10日火曜日

X-mobile松山店様OPENへ向けて天カセエアコン&ルームエアコン取付工事

まず初めに、西日本豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、行方不明者の方々が早く見つかりますことをお祈り申し上げます。
同じ愛媛県人として、被災地の早期の復興を切に願います<(_ _)>

さて、本日梅雨が明けました。
早速晴天でぐんぐん気温が上がる中、昨日と本日2日間掛けて、店舗兼事務所のエアコン取付工事にお伺いしてきました。

X-mobile松山店様です。
https://www.facebook.com/xmobile.matsuyama/

昨日看板が付きましたけど、まだOPENしてませんよ。

FB友のMさんからご依頼いただきまして、「阿部さん、今度事務所引っ越しするんで、またエアコン工事お願いしますね。」と、メッセージいただきました。
え?昨年エアコン取付けたのに、引っ越すんですか?(^_^;)

とりあえず先月、現地調査にお伺いしていました。
国道沿いのテナントビル1階です。
変則的な間取りの上、道路面はすべてガラス張り...


ホールの様なところがあれば、細長いスペースも。
結構な広さがあります。


天井裏を見てみます。

以前入居していたお店の既存配管が残っていますね。

外部には、業務用エアコンとルームエアコンが付いていた名残がありました。

配管を確認すると、内部も汚れて無くしっかりとシールされているので、流用が可能です。

電源周りは重厚でした。

動力回路も入っていて充実した電気設備ですが、今回は動力契約をお奨めしませんでした。
大きなエアコンを一台設置すれば十分冷えるかも知れませんが、長細い間取りなので温度ムラが出ます。
それに、エアコンだけで動力契約を行うと、エアコンを使っていないシーズンでも基本料金が掛かるので、メリットが無いからです。

今回は、昨年取付けた5.6kwのルームエアコンを移設して取付けるのと、新しく天カセ4方向吹出しタイプの3馬力を設置する方向でお奨めしました。
3馬力なら単相200Vタイプがあるので、電灯契約のままエアコンが使用できます。

という訳で、昨日から工事に掛かりました。
あれ?荷物が入ってる... もしかして引っ越ししたんですか(´;ω;`)

扇風機ガンガン回しながら、お仕事されてますが(^_^;)
容赦なく机を移動していただいて、作業に掛かります。
...しかし、ガラス張りで暑いです...(T_T)

天カセの方から掛かります。
この位置へ取付けますよ。


まずは天井開口。
ケーブルや配管類がありますが、設置には十分なスペースがあります。


既存配管はこの位置にあります。
元々はこの位置に大きめのエアコンが設置されていた様です。


既存配管と新しい配管をユニオン継手で接続して、開口部まで延長します。
ここは後ほど、しっかりと保温材を巻き付けます。


型紙を当てて、アンカー位置を決めます。


天井面にアンカーを打ち込んで、吊りボルトを設置。


室内機を吊り込みます。


室内機へ配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きの間に、パネルを取付けます。


電源ケーブルも既存のものを流用しますが、三相のブレーカーから単相のブレーカーへ接続替えを行います。
ブレーカーは200V30A。


作業が終わると試運転開始。


異常がない事を確認して、天カセ工事完了です。

これで少し涼しい環境でルームエアコンの取付けに掛かれます(^_^;)

旧事務所でエアコンを取外して、この位置へ取付けます。


ここも天井ボードを点検口代わりにして、作業を行います。


こちらも既存配管流用ですが、室内機から室外機までの連絡ケーブルが1.6mmだったため、2.0mmのケーブルを通していきます。


室内機から室外機への連絡ケーブルが通りました。
部屋の中は涼しいんですけど、天井裏は...(T_T)


室内機の取付けに掛かります。
位置決めをして、配管穴を開けます。

向こう側の穴が小さいのは、理由があります。

背面板を設置。


既存配管を延長して、室内機側へ送ります。
ここも後ほど、しっかりと保温材を巻き付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
冷媒配管とケーブルは、向こう側の天井裏から隠蔽で通しています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


先ほどの小さな穴からドレンパイプを出して、じわじわと勾配を付けて...


ミニキッチンのところまで持っていきました。

衛生上はあまり良くありませんが、ここで調理をする訳ではないので。
ドレンアップキットを使って、天井裏のドレン管に接続する方法もありますが、あのキット、結構なお値段しますので、見た目無視コスト優先で了解いただいています(^_^;)

電源は既存ケーブル流用で、ブレーカーを200V20Aへ取替えました。


コンセントを取付けて、電圧確認で異常なし。


あとは試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。


外周りはこんな感じで完成です。

8.0kwと5.6kwで、約5馬力の能力に相当。
飲食店ではないので、十分な冷却能力を発揮できますね。

X-mobile松山店様、7月21日OPEN予定だそうです(^^)

「暑い中、ありがとうございました。すっごい涼しい!嬉しい!またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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