2020年8月6日木曜日

動いたり動かなかったりのダイキンを撤去して三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

先月初めにエアコン新設のご依頼をいただいたお客様から、「阿部さん、2階のエアコンが動かなくなったので取替えをお願いしたいです。この前に一緒にやってもらったらよかったです...」とご連絡いただき、午後から取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2220-W 霧ヶ峰標準タイプをお買い上げいただきました。


既存機はダイキン製。
2003年製造で、17年目です。
実は先月、運転ランプが点滅して動かなくなっていました。
阿部がお伺いして、コンセントを抜き差し後に電源を投入すると、、、動きました(^_^;)
またダイキンあるあるで、正常に冷えていました。

「ちょっとこれでしばらく様子を見てみます。」との事で、その時は帰ったのですが。
しばらく日が経って、「やっぱりダメです。今度は何しても動きません。お忙しいと思いますから、阿部さんの都合のいいときに取替えをお願いします。」とご連絡いただき、本日お伺いしてきました。

室外機は屋根置きです。
今日は午前中も屋根置きでしたが、救いは北側で直射日光を浴びないですむ事。
暑いのには変わりないんですけどね(;´Д`)


こちらのお宅、外壁をサイディングリフォームされていて、配管がこんな感じに埋められています。
これ外すの苦労するんですよねぇ... 外壁塗装とかサイディング貼る時は、エアコンを一度外すのをお奨めします。

かなり苦労して室内機を撤去。
背面板はモルタル壁に直接ビスで留められていましたが、一本も効いていませんでした...

配管穴はサイディングにびっちりコーキングが塗り込まれている上に、奥にある古い外壁のところには古い硬化したパテが残っています。外しにくい訳だ...


庇の下に穴を貫通させるために、かなりの角度を付けて下向きに穴を開けているので、貫通スリーブが入りません。
そのため、内側からパテ埋めをしていたみたいですが、パテから滲み出たオイル分が壁に浸透してしまいっていますね。

室内機を外すと、ポロポロと黒いものが出てきました。
ネズミのかな?と思いましたが、ネズミ特有の臭いがなかったのでお聞きすると、以前コウモリが居たとの事で、これはその残骸の様です。
コウモリはネズミの様にエアコンを痛めたりなどの悪さはしませんが、悪い菌を持っている事があるので、出入りされるのはよくないですね。

新しいエアコンを取付けていきます。
位置決めをして、背面板を取付けます。
スライド金具でしっかりと取付けています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


スリーブが入れれないのでキャップを取付けて、その上からしっかりとパテ埋めを行い、小動物の侵入を防止します。


外部配管はテープ巻き仕上げ。
配管穴もしっかりパテ埋めを行い、上からコーキングをしています。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


屋根置台は既存のものを流用です。
室外機を留めるビスが錆びていたので、錆を落として軽く塗装を乗せておきました。
こうする事で、次回取替時に取外しやすくなります。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「お忙しい中、ありがとうございます。しっかり取付けていただいて、安心して使えます。また何かありましたら、阿部さんにお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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