2020年7月27日月曜日

LED照明器具に大量のクモの巣が張るので位置変更と照度削減でとりあえず

昨年施工させていただいたマンションオーナー様から、「マンション駐車場の照明器具にクモの巣が張って、駐車している入居者さんからクレームが出てるんで、どうしたもんか相談に乗ってください。」とご連絡いただき、調査にお伺いしてきました。
これは酷い...
これでも、ほぼ週イチくらいはホウキで掃除されている様です。
LEDは虫が寄りにくいと言われますが、すべての虫に対して効果がある訳ではありません。
それらの虫を狙ってクモが巣を作るので、結局LEDに変えてもクモの巣は張られるという結果がこれです。

この器具が駐車場の4箇所に配置されていて、夜になるとかなり明るく照らしています。
車の真上にあるため、どうしても車への落下物が絶えません...

どうするべきか。
オーナー様、建築屋さん、そして阿部の3人で、あーでもないこーでもないといろんな案を出し合って、とりあえずの対策として決めました。

・車の真上を避けて、掃除もしやすい様にできるだけ側面へ移動させる
・照度を現行の40wx2灯相当から20wx1灯相当へ大幅に下げる
・4台のうち、2台に減灯

ということで、作業に掛かります。
天井材がケイカル板なので、ビスを取って外します。
ここが点検口代わりになります。


器具を設置する場所へ、ケーブルを通していきます。


器具はオーナー様支給品。
20wx1灯相当の防水タイプを、車が止まっていても掃除しやすいところへ設置。

オーナー様が実験的にやってみたいとの事で、駐車場中心部へ防水のダウンライトを。


天井面に埋め込んであるのと、防水仕様なのでクリアパネルが付いていて、クモの巣が張りにくい構造になっています。


このダウンライト、調光できるタイプで、天井裏に調光スイッチを設置しています。
明るさを変えて、様子を見てみたいとのご希望です。

こんな感じで配置しました。
手前は駐輪場。奥が駐車場です。
ダウンライトは駐車スペースの中心に補助的に設置されています。
ダウンライトだけ電球色にしているのも、オーナー様のご希望です。

元、照明が設置されていたところのケーブルは、今後も使える様にステンレスカバープレートで塞いでおきました。
もしかすると、ここにダウンライトを増設するかも知れません。
これで様子を見てみることになりました。

「すっきりしましたね。これで掃除はやりやすくなりました。あとはクモの巣がどんな感じになるかですね。。。」と、とりあえずお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。

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