2018年8月6日月曜日

2方向吹出しタイプ天井カセット形ハウジングエアコン取替工事

幼なじみの同級生の依頼で、リビングに設置されている天カセハウジングエアコンの取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MLZ-W5617AS 16畳用2方向吹出しタイプ天井カセット形ハウジングエアコンです。


既存機も同じ三菱電機製で、同型機です。

このエアコン、、、と言うか、この施工された業者さんが結構いい加減で、何度かガス漏れで修理に来てもらっていましたが、2年ほど前に阿部に声を掛けてもらって、漏れ箇所を特定して修理完了していました。

その時も「そろそろ寿命を迎える頃になるけん、予算取りしといた方がええよ。」と伝えていました。

先月中頃にまた連絡もらって、「実は、また効きが悪くなった様な気がして、自分でスプレー式の洗浄剤を掛けて掃除したんやけど、水漏れする様になってしまって...」と。
恐らくドレンポンプが詰まったんだろうと、点検にお伺い。


ドレンパンには並々とドレン水が溜まっていました...
ドレンポンプもヘドロが巻いています。


とりあえず取外して分解清掃。


少し気になったのは、出てきたドレン水にオイルの様なものが浮いていた事。
もしかすると、熱交換器からガス漏れを起こしている可能性も出てきました。


2005年製ですから、修理はお奨めできませんね。

とりあえずドレンポンプが動いたので修理完了で帰ったのですが、後日また水漏れ...(´;ω;`)
いろいろ考えて、取替えを奨めました。
今までにこのエアコンに修理代をかなり入れているので、これ以上はどう考えても気の毒です。
早速見積りをして提案、家族で相談してもらってご依頼いただきました<(_ _)>

という訳で、本日取替工事にお伺いしました。
室外機はこんなところにあります...

足場が悪いですが、電動アッパーくんが大活躍です。

もぅアベ冷熱技研の受ける現場は、「標準工事」なんか無いのか?って感じですね(^_^;)

降ろしたついでに、新しい室外機を乗せておきます。


室内側でも活躍の電動アッパーくん(^^)

えいやぁで持ち上げれない事もない重さなんですけど、もしもの場合を考えて安全重視で。

撤去完了。


既存冷媒配管は、できるなら取替えるつもりでいたんですけど...


こんな状態の天井裏で、配管は延々と奥へ延びた後、外壁面に沿って横引きされているため、入れ替えが不可能でした。

もうちょっと将来のことを考えて施工してほしいですね。

新しいフレアナットを取付けて、ドレン管も準備。
既存の吊りアングルはしっかりしているので、このまま流用します。


室内機を吊り込んで、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


真空引きしている間にパネルを取付けます。


室外機周りはこんな感じで完成。
架台とダクトは既存流用です。


すべての作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

水漏れしだしてから、ずっとエアコン使ってなかったそうで、汗だくで調理もしていた様です(^_^;)
「ホントありがとう。助かった。今日から安心して使える。」と、とても喜んでもらえました(*^^*)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2 件のコメント:

  1. ここのブログ見過ぎて他所の家の天井裏とかを見るのが
    楽しみに思えてきました(笑

    それにしてもマイホームにハウジングエアコンや
    マルチエアコン入れてるとか・・・
    みなさん相当家にこわだりを持たれておりますね
    そして何より金持ち(笑

    これだけブログで現場を紹介されたら「標準工事」が
    できない所から依頼が来るのは至極当然ですね!
    こだわりを持っているお客様と波長が合うのだと思います

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。
      マルチエアコンに関しては、設置当時に金利優遇か補助金が出てたんだと思います。
      その時代のマルチエアコンが取替時期になっていますね。
      ハウジングに関しては、お客様が希望したんじゃなくて、設計士さんが奨めたって言うのがほとんどです。
      取替時にいつも聞くのは、「あの頃は全部お任せやったけん、今考えたら壁掛形にしておいたら良かったなぁ」と(^_^;)
      そんなものです...

      削除