いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV4023S-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
既存機はパナソニック製。2014年製造で10年ご使用です。
お部屋は2階子供部屋で、室外機は1階地上置きです。
10年前に新品支給品として取付工事をさせていただいて、5年ほど前のお部屋のリフォームの際にこの位置に移設させていただいたものになります。
実は今年の5月に「ちょっと昨年くらいから効きが悪くなった気がする」との事で、点検にお伺いしていました。
冷房運転時のガス圧は正常でしたので、ガス不足ではなさそうです。
室内機の吹出しも冷たい風は出ています。
ただし、風量が少ない... 風速設定を変えても、ほとんど変わらず。
フィルターかな?と思いましたが、フィルターはきちんとお手入れされています。
エアコンを止めて吹出口を覗いて見ると...
あぁ、これでは適正な風量が出ませんね。ファンがカビとホコリで詰まっていました。
洗浄すれば改善されると思います。
ただし10年経過しているため、分解洗浄することによって他に不具合が発生する可能性もあります。
メーカーに部品在庫がなければ、もしもの事が起こった際に修理もできません。
ご希望であれば洗浄は可能ですが、壊れないという保証はできませんので、基本、アベ冷熱技研では10年以上経過しているエアコンの分解洗浄はお奨めしていません。
お客様もその辺りはご理解いただいていて、「10年経ってるんで、もう取替えてもいいかなぁとは思ってたんですよ。見積もりしてもらえます?」と、お見積りのご依頼をいただいていました。
御見積書は早々にメールでお送りさせていただいていましたが、ご連絡がなかったので今年は様子見られるのかな?と思っていました。
7月に入ってお客様から、「阿部さん忙しそうですけど、あれから見積もりどうです?」とご連絡が届きまして...
え?送りましたよ?届いてません?
「え?受信メールにないんですけど」
あれ?こちらの送信ボックスには送った履歴が残ってますよ?
「おかしいなぁ... あ!ありました!すみません!この見積もり通りでお願いします!」
という訳で、エアコンが入荷したので、本日取替えにお伺いです。
今日は晴れの予報だったのに、お昼にどしゃ降りになって延期しようかと思いましたが、現場へ着く頃には青空が広がっていました。
雨降って涼しくなるどころか、蒸し暑くなって辛い作業の開始です。
まずは既存機を撤去していきます。
撤去完了。
新しい室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管化粧カバーは5年前に取付けたものなので、もちろん流用です。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでお子さんたちも、快適にお勉強ができますね。
「こちらの確認ミスで、一番暑い時に取替えをお願いしてしまってすみません。これ持って帰ってください。」と、たくさんビールをいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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