2024年7月4日木曜日

和室の壁を塗り替えるついでに隠蔽配管のエアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様から、エアコン取替工事をご依頼いただきました。

三菱電機 MSZ-GV3623-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機は東芝です。
何年式かは不明ですが、R22のフロンガスなので30年は経過しているかと。

室外機は近くにありますが、隠蔽配管で繋がっています。

今回のご依頼は、和室の壁を塗り替えるので壁に取付けてある室内機を外して、壁を塗り替えた後で取付けるというもの。
さすがにエアコンが古いので、これを機に新しいエアコンに取替えたいとのご希望です。

先月、先行してエアコンを撤去するためにお伺いしていました。
室外機を取外します。

室内機も外していく訳ですが、ドレンが右から出ているため、長年のヘドロがホース内へ溜まっていました...

コンセントが見当たらないなぁと思ったら、大きく開口されている配管穴の奥に押し込まれていました。

配管だけ残して、すべて撤去完了です。

壁が塗り終わるのを待って、本日新しいエアコンの取付けにお伺いしました。
明るい壁色になりましたね。

室内機から取付けようかと思ってたんですが、雲行きが怪しくなってきたので、先に室外機周りから。
既存の隠蔽配管のサイズは2分4分です。

新しいエアコンは2分3分なので、異径ユニオン継手を使って4分から3分へサイズダウン。

室外機を据えて、配管を接続しておきました。

室内機へ掛かります。
背面板を取付けて、隠蔽配管が短いので配管延長と共に配管サイズをダウン。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

ドレンは左後方から流れる様にしました。

コンセントは室内機の右側カバーを外せば抜き差しできる様に、カバー内に収める様に設置しました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
「壁もキレイになったし、エアコンも新しくなって、この夏は快適に過ごせます。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年7月3日水曜日

灼熱の2階屋根上で32年お使いの三菱霧ケ峰エアコン取替工事

いつもお世話になっているお客様からエアコン取替工事のご依頼をいただき、本日お伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2223-W 霧ケ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機も三菱霧ケ峰です。
1995年製造の記載があるので、32年目ですか...
今回、古くて効きが悪くなってきたとの事で、取替えをご希望です。

お部屋は2階。配管は室内機裏の収納部屋を通って、屋根上へ向けて隠蔽配管になっています。

室外機のところに行くには、ハシゴで屋根上に上がらなければなりません。

屋根上には各部屋の室外機が並んでいて、手前の室外機が今回のものになります。

昨日まで雨だったのに、今日は朝から晴天でぐんぐん気温が上がっていきます。
朝、作業はじめで既に30℃超えていて、熱中症アラートも発令されていました。
とは言え、時折風が吹いているので、空調服脱いで作業する方がまだ楽です。

既存機を撤去しました。
今回、屋根置台も新しいものに取替えます。

配管はパイプの中を通って、壁内に隠蔽されています。
長年使われていたので、銅管が黒くなっている部分はカットして、新しい配管で延長します。

新しい室外機は19kgしかないので、ハシゴを使って担ぎ上げます。

室外機を据えて、配管を接続しておきます。
ここまでで暑さに耐えられなくなって、昼休憩に入ります。

午後からは室内機側へ。既存機を撤去します。

位置決めをして、背面板を取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管が少し短いので、延長して接続。

既存のVP管のエルボがあるので、きれいに仕舞いが付きませんでした。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。

さて、既存の室外機を降ろそうと、暑さでふらふらになりながらロープを巻きました。
担いで室外機を降ろそうとしたんですけどね...
いや、重いのは分かっていたんですけど、これを担いだままハシゴの上で方向転換しなければ降りれないという状況で、無理矢理やろうと思ったら室外機に体を持っていかれそうになって、これは危ないという事で降ろすのを諦めました...
無理して怪我をすると、いろいろな方々にご迷惑をお掛けしてしまうので。

実はこの屋根上にある室外機たち。
1台は同じく前回降ろせずに置いてあるものと、そろそろ取替えのものが2台ありますので、どこかのタイミングで、すべてクレーンを使って降ろす予定です。
なので、今回の室外機もそれまでここに置かせていただく事にしました。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでこにお部屋も、この夏は快適にご使用いただけますね。

「天気が良くてよかったけど、暑い中ありがとうございました。またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2024年7月2日火曜日

12年前に洗浄した21年お使いの日立のエアコン取替工事

梅雨真っ只中という感じで雨が続きましたね。
昨日と本日午前中に予定していたエアコン取替工事を、2件延期させていただきました。
エアコン工事は水分が大敵です。
末長く使っていただきたいので、お急ぎでない場合はできるだけ雨天の工事を避ける様にさせていただいています。

そんな中、本日午後からはお客様支給品のエアコン取替工事にお伺いしてきました。

今日の天気予報は朝から曇りの予報だったので安心していましたが、まさかの午後1時過ぎまで雨...
現場へ到着して、準備を始めたところでやっと雨が上がりました。

既存の室外機は屋根置き。雨天なら延期になるところでした。

既存機は日立製。2003年製造で21年目。12年前に分解洗浄させていただいたものになります。
まだ動いていますが、効きが悪くなってきたのと少し臭いが出る様で、取替えをご希望です。

既存機を撤去していきます。
手摺があるのでなかなか大変でしたが、なんとかなんとか...
お客様に「え?ひとりでやるんですか?手伝いましょうか?」とご心配いただくんですけど、一応笑いながらお断りさせていただきます。
お客様になにかあったら大変ですからね。

配管も架台もすべて撤去。
晴れて蒸し暑くなってきました...

溶融亜鉛めっき仕上げの屋根置台を設置しておきます。

室内機を外すと、クロスが...
お聞きするとお客様自身がDIYで貼られたそうです。

元のエアコンより新しいエアコンの方がコンパクトなので、できるだけ元のクロスが見えないように位置を決めます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

外部配管はテープ巻き仕上げ。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

クロスの下地ですが、右に寄せると左が顔を出すので、左を隠す優先でこの様になりました。
これでこの夏からは快適にお過ごしいただけますね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。