いつもお世話になっている漢方薬専門店様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-ZXV5620S-W・MSZ-ZXV2520-W ムーブアイmirA.I.搭載霧ヶ峰を各1台づつお買い上げいただきました。
今回の取替えは、店舗や事務所などの事業者向けコロナ対策補助金制度を利用される、エアコン取替工事です。
8月頃に、あまり大きく報じられる事なく始まったこのコロナ対策補助金制度は、一気に予定額を達成して、受付開始から2週間程度で締め切られましたね。
阿部は夏場の激務でまったく知らない状況でしたが、数件のお得意様からのお問い合わせで知りました。
激務の中、数件お見積りさせていただきましたが、当社で決まったのは3件のお客様です。
現在もエアコンに関しての何らかの補助金制度がある様ですが、今のところアベ冷熱技研は手が一杯でまったく対応できません(^_^;)
現在もエアコンに関しての何らかの補助金制度がある様ですが、今のところアベ冷熱技研は手が一杯でまったく対応できません(^_^;)
今回は3件のうちの1件の施工の模様を。
こちらのお客様は、漢方薬専門店です。
店舗に設置されているこのエアコンと。
事務所に設置されているこのエアコンの取替えをご希望です。
1階なので、標準的な取替工事だと思うでしょ?
事務所に設置されているこのエアコンの取替えをご希望です。
1階なので、標準的な取替工事だと思うでしょ?
いやいや・・・
室外機は伊予鉄の市内電車線路内に入らないと作業ができません。
境界ブロックと建物の間はほとんどなく、室外機はブロック塀の上に置かれている状態です。
もう1台の方なんかは、狭すぎて脚が塀から出てしまっています。
もう1台の方なんかは、狭すぎて脚が塀から出てしまっています。
一番狭いところで、30cmもありません。
さてどうしたものか。
どうにもなりません。
お断りしようかとも思いましたが、お客様が伊予鉄に交渉してみると言うことで、御見積書はお渡ししていましたが、回答待ちの状態でした。
10月になって、「伊予鉄からOKもらいました。ガードマン付けての作業ならOKだそうです。」との事で、そのガードマンもお客様手配で、当社はエアコン工事のみに専念させていただく事でご依頼いただきました。
そのガードマンの業界って、今人手不足が続いていて、平日は年末まで予定がいっぱいで、土日しか空いていないという事でしたが、当社もその頃、土日は1ヶ月以上先までご予約でいっぱいと言う状況で、本日施工となりました。
では作業開始。
朝8時半スタート。6~7分おきにやって来る市内電車。
伊予鉄の許可資格を持った、時刻表を熟知したガードマンが阿部を守ってくれます。
電車が来る頃に「あと1分くらいで列車がきます。」、15秒くらい前に「列車が通過します。」と注意をしてくれます。
そんな状況の中、店舗側の既存機を撤去。
事務所側の既存機も撤去。
既存機をすべて撤去後、室外機を置くための架台を現地合わせで組んでいきます。
事務所側の既存機も撤去。
既存機をすべて撤去後、室外機を置くための架台を現地合わせで組んでいきます。
これ、工事日までにかなりどうしようかと悩み抜いて、この工法にしました。
架台を組むのも大変な作業ですが、ひっきりなしに電車はやって来ます。
もう一方の架台も組んでいきます。
もう一方の架台も組んでいきます。
かなり前に飛び出ていますが、新しく設置する室外機のサイズが大きいので仕方ありません。
この部分も、お客様が伊予鉄に飛び出ることの許可もいただいているそうです。
架台が組み上がると、エアコンの取付けに掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きしている間に、事務所側の取付けに掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
真空引きしている間に、事務所側の取付けに掛かります。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
スリムダクトは既存のものを流用しました。
架台はこんな感じで、室外機をゆすってもビクともしません。
作業が完了すると試運転を行い、
異常がない事を確認してお引渡しです。
作業が完了すると試運転を行い、
異常がない事を確認してお引渡しです。
電車が通過中は作業を止めないといけないので、一日で完工できるか不安でしたが、6分おきに休憩?できたのが良かったのか、思った以上にカラダが動いて夕方4時過ぎにはお引渡しできました。
「大変な作業をお願いしてしまってすみません。キレイに仕上げていただいて、ホント良かったです。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。