2020年11月9日月曜日

新築の倉庫兼作業場で電灯・動力回路新設電気工事

今までにも何度か電気工事をご依頼いただいていた保温工事屋さんのご依頼で、電灯・動力回路新設電気工事をご依頼いただき、本日完工いたしました。


「阿部さん、また倉庫建てたんで電気入れてもらいたいんですけど。」とご依頼いただいて、現地調査にお伺いしたのは9月後半でした。


平屋の大きな倉庫でうらやましいです(^_^;)


周りを見渡して見ると、トランス柱は近くにあります。
元々、住宅が建っていた土地なので、電灯のトランスはあります。
でも今回、動力も必要なんですが、近くに動力のトランスが上がっている電柱はありません。

これはちょっと、お引渡しできるまでが長くなりそうですね。
とりあえず図面を描いて、四国電力へ申請します。

付近にトランスがない場合、申込みをすると四国電力がトランスを設置してくれます。
ただし、トランスが上がるまでに、大体一ヶ月程度の日数が必要になります。

以前、お客様も同じ経験をされているので、想定内のご様子。
しばらく先になる事をご了承いただきました。

一ヶ月あるので合間を見つけて、動力用の分電盤を組んでおきます。


という訳で先週、無事トランスが上がったので電気工事にお伺いしていました。
晴天で最高の電気工事日和なのに、朝起きて支度をしている時に腰がピキッ!
湿布を貼って、コルセットを巻いてのスタートです...(´;ω;`)
ハシゴと脚立を降ろすだけで、脂汗が出てきます...

電力量計の位置決めをして、PF管を通しケーブルを入れていきます。


屋内側も分電盤の位置に合わせて、ケーブルを出します。


アース線も塩ビ管で保護して、アース棒を地中へ打ち込みます。


分電盤を設置して、ケーブルを接続していきます。


屋外側は引込点までケーブルを立ち上げていきます。
平屋で高さが低いので、引込みをどうしようかと悩んだんですが、耐食性の高いZAM仕上げのLアングルを組んで引込点を立ち上げました。

配線工事が完了するとケーブルに損傷はないか、絶縁抵抗計で確認を行います。


ケーブルに異常がなければ、四国電力から送られてきた電力量計(スマートメーター)を取付けます。
この作業は、四国電力計器認定店でなければ施工できません。

屋内側はこんな感じで完成。


屋外側もこんな感じで完成。
あとは、引込工事班が引込線を入れてくれるのを待ちます。

という訳で本日、引込みが入ったので、夕方から点検にお伺いしてきました。


動力用コンセント、200V異常なし。


電灯コンセント、100V異常なし。


今回の内容は、100Vコンセント×4箇所、動力用200V15Aコンセント×1箇所を設置させていただきました。
夜間作業はしないという事で、照明器具はありません。
動力用の分電盤に、20Aのブレーカーが2つ余っていたのはコチラのものです。

中古の天カセエアコンが2台あるそうで、ご自分たちで設置されるとのこと。
電源もご自分で接続されるとの事で、アベ冷熱技研の仕事はここまででお引渡しとなりました。

エアコン付きの作業場とか、ホントうらやましいです(*^^*)

アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気設備工事も、お気軽にご相談ください。

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