2019年6月5日水曜日

分解しにくいシャープ製プラズマクラスター搭載エアコン分解洗浄作業

「6年前にエアコン洗浄してもらったのがとても良かったので、今度は別のエアコンなんですけどお願いできますか。」とご依頼いただき、本日お引渡しにお伺いしてきました。

シャープ AY-D22DE2(2014年製) 標準タイプ


取外し前はこんな感じでした。


このパテ埋め処理よく見掛けるんですけど、新築でこういう施工をする業者さんて、どういう考え方で、どんなポリシーを持って施工に当たっているのか、一度お伺いしてみたいんですけど...

まぁ、あまり深くは書きません。
見た目が悪いですよね。それだけです。

室内機を取外して、お預かりします。


2014年製ですから、約5年ご使用です。


シャープ自慢のプラズマクラスター搭載です。

相変わらず吹出口のところにイオン発生器が付いているので、エアコン内部はカビだらけで意味がありませんね。
吸込側に取り付ければいいんじゃないかと思うんですけど、効果が無いから付けないんですかね?

あと、シャープ製品は分解しにくいです。
通常他社製品は、カバー類を留めるのにビスを多用していますが、シャープは数本のビスしか使っていません。
どうやって留めているかと言うと、小さな爪でハメ込んでいるんです。

この爪、正面からは外す事ができません。
裏側からマイナスドライバーを駆使して、やっと外れます。
無理すると、簡単に折れそうな樹脂製の爪です。
これ、、、基板交換とかの修理の際、どうするつもりなんですかね?
シャープは昔からこんな感じです。社風なんですかね?
まぁ、シャープなんか販売しないので、どうでもいいですけど(^_^;)

室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。


エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。


熱交換器↓


ボディ内部↓


ドレンパン↓


ファン↓


洗浄が完了すると取付けにお伺いします。
配管穴にはスリーブが入っていなかったので、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


左側面は、こんな風に処理しました。


パテ埋めと、化粧カバー。どちらがキレイですか?

そもそもが、左に目一杯寄せて取り付ければ、化粧カバーさえも必要ないんですけどね。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引き渡しです。

本格的に暑くなる前にキレイにできて良かったですね(*^^*)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。
→ エアコン洗浄工事 : アベ冷熱技研

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