
先月メールをいただきまして、現地調査にお伺いしていました。
この日は天気もよく、受信レベルも好調で、ブロックノイズは見られませんでした。

設備の点検を行います。
近くにマンションがあるため、以前はビル陰共聴が入っていた様ですが、地デジ放送開始と共に廃止されたそうです。
この保安器がその名残ですね。

現在はどうやって受信しているかと言うと、エアコン室外機の上に卓上アンテナが置かれていました(^_^;)

この卓上アンテナ、マスプロ製で、調べてみると屋外でも使える様です。

ブースター内蔵タイプで、電源部が縛り付けられていますね...
この電源部は防水仕様になってないので、ここに取付けるのは無理があります(^_^;)
その電源、どこから引っ張ってきてるのかと思ったら、室外機の下から延長コードが出てきました...
それも電源タップが付いています。よく漏電しませんでしたね...

この電源コード、ナント屋根上を這わせて、1階の屋外用コンセントに差し込まれていました。

危ないですね。これは撤去しなければなりません。
宅内へ戻り、4台あるテレビ周辺をチェック。
ん???これはブースターの電源部ですよ?

ブースターは無いのに、なぜ電源部が付いているのか不思議です。
こちらのテレビにも電源部が。
奥の物はかなり年代物で、AC24Vタイプの電源部です。

手前のものは、ラインブースターでした。
レベルが低いので、無理矢理増幅させている様ですね。
こちらのテレビにもラインブースターが...

こっちも...

もともと低いレベルで、質の悪い電波を増幅しても、意味がありません。
ブースターは1台あれば、十分キレイな画像がご覧いただけます。
という訳で、アンテナを取替えて、アンテナ直下にブースターを取付ける形でご提案させていただき、今回ご依頼いただきました。
まずは既存の卓上アンテナと、古い保安器を撤去しました。

アンテナ用の金具を、しっかりと壁面へ取付けます。

UHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。

奥のマンションとお隣の建物との間に松山本局が見える、最高のロケーションです。

受信レベルはエラーフリーで、バッチリです。

ブースター本体は、アンテナの近くに設置。

いいレベルの電波をそのままの状態で増幅させるためには、アンテナ直下に設置するのがベストです。
アンテナにブースター内蔵タイプもありますが、あれはレベルの微調整ができないので、今回は使用しません。
宅内に設置されていた必要のない機器をすべて撤去。

ユニットが電源挿入型でないため、

電源挿入型のユニットへ取替えます。

ここにブースター電源部を設置して、ブースター本体へ電源供給を行います。

受信レベルを確認。

2階へ上がったり降りたりしながら、ブースターの出力レベルを最適なレベルに調整していきます。

エラーフリーのいいレベルが出ました。

あとはテレビに接続して、受信状態を確認。

異状がない事を確認して、お引渡しです。
今回、エアコン分解洗浄もご依頼いただき、この後、室内機を取外してお預かりさせていただきました。来週、再取付けにお伺いさせていただく予定です。
「ありがとうございました。エアコンの方もよろしくお願いします。」と、とてもお喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください<(_ _)>
0 件のコメント:
コメントを投稿