2019年6月21日金曜日

新築分譲マンションで下見なしのオール配管化粧カバーのエアコン取付工事

じわじわと暑くなってきましたね。
今日は雨が降ったり止んだりで、蒸し暑かったです...

午後からは、ご予約いただいていました新築分譲マンションのエアコン取付工事にお伺いしてきました。

パナソニック製の標準タイプで、お客様支給品です。


マンションの配管化粧カバー施工の場合、かならず一度お伺いして下見を行っています。
お客様の取付けご希望位置を確認して、必要な部材を揃えるためです。
配管穴の寸法も、マンションによってマチマチだったりします。

それが今回のマンションは、今日まで室内に入る事ができなかったため、引き渡し時にお客様が撮影された写真をメールで送っていただいて、イメージを沸かせながら何度かやり取りさせていただいての、ぶっつけ本番です。
室内はこんな感じ。

これは大体の必要部材が判ります。
ただし、写真だけでは配管穴のサイズは判りませんね。
こういう場合は、余分に部材を持って行く必要があります。

ベランダ周りはこんな感じ。

穴の下に換気フードがあったり、柱や窓、避難ハシゴなどの位置関係も考えながらの部材選定になりますね。

では、工事に掛かります。
位置決めをして、MDダクトを取付け。
室内機を掛ける、背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
「できるだけ右側へ寄せてください」とのお客様のご希望で、目一杯寄っています。


外部配管もスリムダクトで化粧仕上げ。

この外壁に合わせる色でかなり悩まれていましたが、アイボリー色で落ち着きました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


室外機を置いてみて、ハッと気づきました。
このマンション、結構勾配をキツめに取っています...


左側を4.5cm程度上げないと、室外機が水平になりません(´;ω;`)

写真ではこの勾配に気づきませんでしたから、高さ調整するものを持ち合わせていません...

「今日なんとかなりませんか」と、お客様。
とりあえず真空引きを終えて、一度帰社。
半レンガと防振パットを組み合わせて、高さ調整を行いました。


ベランダ周りはこんな感じで完成です。


ドレンは、塩ビ管を使って排水溝まで導きました。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「ありがとうございました。次は何年かして、分解洗浄をお願いしますね。」と、お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿