2017年9月11日月曜日

ダイキンうるさらから三菱霧ヶ峰へエアコン取替工事

以前、エアコン移設工事をご依頼いただいたお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 霧ヶ峰 ムーブアイ搭載汎用機 お客様支給品です。


既存機はダイキンのうるるとさらら。
故障して動きません...


お部屋は4階。ベランダへ、他のお部屋の室外機と一緒に二段置きになっています。

上がそうですが、下の室外機と比べてもデカイでしょ。
8畳用のエアコンなのに、20畳用のエアコンくらいの重量がありますから。
ダイキンが嫌いな理由のひとつです。

で、この施工どうなんでしょう...(p_-)

うるさら特有の加湿ホースです。
ダイキンが大嫌いな理由の最大要因です(^_^;)

ダクトに収まらなかったので、ホースだけ露出にしてサドルバンドで留めてた様ですが、そのサドルバンドが朽ちてホースが垂れ下がってきたため、お客様が結束バンドで留められたそうです...

この加湿ホースをダクトに収めようとしたら、ダクトサイズはSD100じゃないと無理です。
これもダイキンが嫌いな理由のひとつです。

はぃ、嫌いなものはささっとと撤去します。
この業者さん、取付時にも苦労された様ですね。

配管穴が合わず、少し下げています。

スリーブが入っていないので、貫通スリーブを挿入しておきます。

隙間ができるところはコーキングを充填して、気密性を上げます。

位置決めをして、新しいエアコンの背面板を取付けます。


室内機を掛けて、配管類を接続していきます。


今回もダクトは流用をご希望でしたが、どうしても穴のところは気になるので、中古品ですがウォールカバーを付けさせていただきました。

ダクトは雑巾で拭いてみましたが、汚れは取れませんでした(T_T)

室外機の梱包を外して見ると...(p_-)またか...

ネット通販で購入されたものは、結構な確率でへこんでいます。
とりあえずお客様にご確認いただいて、機械的には支障がない程度のへこみなので、「このままでいいです」と言う事で、作業を進めていきます。

配管接続が完了すると、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行なって、異常がない事を確認してお引き渡しです。

「まだお忙しいんでしょ?早めにしてしていただいて、ありがとうございます。」と、とてもお喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

4 件のコメント:

  1. こんにちは、某高専生です。
    うるさらはガス管、液管、ドレンホース、VVFケーブルに加え、直径約3.50cmの加湿ホースが加わるため、カバーに収めるのがかなり大変そうですね。

    フィルター自動掃除付き(ダストボックスではなく、外にごみを排出するタイプ)の排気ホースの施工もうるさら並みに大変ですか?

    (ダイキン工業さんを批判するわけではないですが)ぶっちゃけ、ダイキンエアコンは具体的にどのような所を改善すべきだと思いますか?私としては三菱さんもダイキンさんも省エネ、性能共に素晴らしいエアコンを製造されていると思いますが…

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    1. コメントありがとうございます。
      まず、ダイキンの「うるるとさらら」は、この加湿ホースがダメです。
      他社には無い加湿機能を搭載した代わりに、施工性はもの凄く悪くなりました。
      太いホースのために、たくさんの職人さんからクレームが上がっているにも関わらず、改善される事はありません。
      あと、加湿ユニットが室外機に搭載されるため、もの凄い重いです。
      ちなみに、フィルター自動掃除機能付きで屋外へホコリを排出するタイプは、パナソニックなどが搭載していますが、あれは室内側から屋外へ出た所で開放されていて、室外機に接続される訳ではありませんから、ダクトサイズは変わりません。
      改善点というか、この加湿機能は必要ありません。
      エアコンはエアコン。
      加湿は加湿器を別に購入すれば済むことです。
      わざわざエアコンに搭載する必要はありませんよね。
      当社はエアコン分解洗浄も行いますが、一番カビだらけになっているのはこのうるるとさららです。
      加湿しますから当然カビも喜びますよね。
      あと故障率が高いのも、我々販売する側からすると避けたい理由の一つです。
      現場の声が反映されているか、どういう企業体質かは、その製品を見れば一目瞭然ですね。
      いい製品は、それを施工する職人さんが一番よく知っています。

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  2. 返信ありがとうございます。

    やっぱり機能をいろいろつけて構造を複雑にするより、施工のしやすさやメンテナンス性を高めた上で故障率を下げてほしいと私も思いました。うるさらの加湿ユニットやホースのせいで故障のリスクは高くなる、カビが発生しやすい、などのネガティブな面の方が自然と比例して多くなってしまいます。

    加湿もできるエアコンに金を多く払ってカビだらけにして後悔するのなら、加湿器を買えってことですね(笑)うるさらの加湿は電気代も異常だという口コミが多いので。

    また、n年間掃除不要!とか詠いながら、カビがとんでもないことになって、フィルター自動掃除も自動排出式はホースが詰まることが多く、ダストボックス式もゴミがあることを忘れ、溜めすぎて結局周りも掃除することになることもありますし…

    結局、Simple is best.ですね(笑)

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    1. そうです。シンプルイズベスト(^^)
      フィルター自動掃除機能は、フィルターしか掃除してくれませんから。
      逆に、ブラシでフィルターを擦るので、フィルターの目より細かいホコリが奥に入り込んで、それがカビの原因にもなっています。
      各メーカー、止めるに止めれない状態から、どのメーカーが一番に止めてくれるのかが、見どころです(^_^;)

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