CATVをやめてアンテナ受信をしたいとのご依頼で、午前中アンテナ取付工事にお伺いしてきました。
アンテナ受信をするためには、送信塔方面の開けた場所にアンテナを設置する必要がありますが、このお宅は隣家に囲まれています。
送信塔がある方向にベランダがありますが、ご覧の通りです。
屋根の上にアンテナを取付けることができるのであれば問題はなさそうですが、その屋根に上がれません...
建物の三方向は隣家が接近しすぎていて、正面の道路側は電線が密集していて、ハシゴを掛ける余地がまったくなしです。
ベランダ脇の雨樋にCATVのケーブルと宅内ケーブルのジョイントを発見。
この辺りにアンテナが取付けられるなら...
上を見ると開けています。もしかして...
調査用のUHFアンテナで、受信レベルを測定してみます。
おっ!レベルは低めですが、エラーはフリーです。これは行けるかも。
という事で、ベランダの屋根より上にアンテナを上げる事ができるなら受信可能ということで、お見積りさせていただいてご依頼いただきました。
では工事に掛かります。
ポールをどうやって建てるか、結構悩みました。
まずは格子の外側に付いている波板を取外します。
穴開きのC型チャンネルを使って、格子をボルトで挟み込みます。
サイドベースをC型チャンネルにしっかりと留めて、ポールの受けが完成です。
防錆ポールの先にUHFアンテナを取付けて、松山本局を狙います。
街中エリアにしては、かなりいいレベルが出ました。
宅内では数か所分配されているので、UHFブースターは必須です。
CATVのケーブルを外して、宅内ケーブルとアンテナ側ケーブルを接続します。
この後、しっかりと防水処理しています。
宅内にあるCATVのV-ONU用電源部を外して、UHFブースター用の電源部に取替えます。
ブースターの出力レベル調整を行って、適正レベルにします。
あとはテレビのチャンネルを再スキャンして、映り具合をご確認いただいてお引渡しです。
CATVの解約については、お客様からCATVへ連絡していただきます。
アベ冷熱技研ではアンテナ工事やケーブルテレビ工事など、お客様のニーズに合ったご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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