暑い日が続きますね。
ご予約をたくさんいただいている状況で、急な修理なども入って、もういっぱいいっぱいです...
お見積りもかなりご相談いただいていますが、まったく手が付けられない状態で申し訳ございません。
一生懸命頑張っていますので、今しばらくお時間ください。
そんな中、かなりお待ちいただいたお客様宅で、エアコン取替えと電気工事にお伺いしてきました。
既存のエアコンは三洋電機製でした。
まだ動いていますが、能力UPして取替えをご希望です。
しかし、エアコン専用コンセントがないため、足元のコンセントから延長コードで使われていたため、エアコンと同時に、キッチンでレンジなどを使うとブレーカーが落ちてしまう状況です。
室外機はベランダ置き。
こちらは古い分譲マンションで、ちょうど外壁補修をしているため足場が組まれています。
では作業に掛かります。
まずは既存機を撤去。
なんか穴が大きいなぁと思ったら、換気口だったものを配管穴として使っていました。
気にせず、このまま流用します。
位置決めをして、背面板を設置。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りはこんな感じで完成です。
さて、電源が無いので、玄関にある分電盤から専用ケーブルで引っ張ってきます。
分電盤はこちら。
かなり古いタイプで、漏電遮断器がありません。
調べてみると、この階の通路に集合計器盤があって、その中に各戸別の漏電遮断器が設置されていました。
漏電したら、通路の盤のところまで操作しに行かなければなりません。
不便ですよね。
今回、ここに漏電遮断器搭載の分電盤を取付けます。
まずは、エアコン専用回路を増設するため、屋内を化粧モールで引いていきます。
キッチンのレンジの近くにも、専用コンセントを増設しておきました。
延々とベランダの方へ向けて延長していきます。
途中から天井裏へ立ち上げて、隠蔽配線を行います。
分電盤から全部隠蔽できればキレイなんですけど、大きな梁があるため叶わずです。
エアコンのところまでケーブルが通りました。
では分電盤を取替えていきます。
既存盤のブレーカー類を撤去。
新しい分電盤を取付けて、ケーブルを接続していきます。
エアコンとキッチンの専用回路も接続して、通電。
電圧を測定して、異常がないことを確認。
あとはエアコンの試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
あ、エアコンは三菱霧ヶ峰、お客様支給品です。
いやぁ大変でした... ほぼ電気工事メインな感じで丸一日掛かりました。
こういう案件は、できれば繁忙期を避けていただくとありがたいです。
「お忙しいのに、ありがとうございました。これで快適に使えます。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。