2023年4月29日土曜日

同一宅内移設屋根置きと取替えベランダ置きのエアコン工事

初めてのお客様のご依頼で、エアコン工事にお伺いしてきました。
今回のご依頼は、子供部屋のエアコンが故障しているため、寝室のエアコンを外して子供部屋のエアコンと取替えて、寝室に新しいエアコンを取付けるという作業です。

子供部屋の故障しているエアコンは東芝製でした。

室外機は屋根置き。

では作業に掛ります。
天気予報では午後から雨の予報でしたが、大きくハズレて朝イチから雨模様になりました...
軒が出ているので、辛うじて室外機のところには雨が掛りません。

室外機を外すのですが、屋根置台のボルトが腐食してなかなか外れませんでした...

なんとか室外機を撤去。
土砂降りの雨で、背中はびしょ濡れです。

既存の架台は塗装品で錆びていたので、この際に溶融亜鉛メッキ仕上げの架台に取替えます。

配管穴にはスリーブが入っていなかったので、気密性確保と小動物侵入防止のために挿入しておきます。

では寝室のエアコンを取外しに掛ります。

室外機はベランダ置きでした。

既存機を取外しました。

外したエアコンを持って、子供部屋へ移動します。
位置決めをして、背面板を設置。
穴の位置が高くて、少し苦労しています。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
雨足が強まって、足元はびしょ濡れです...

室外機周りはこんな感じで完成です。
配管化粧カバーと配管部材は、既存のものを流用しました。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認して子供部屋完了です。

寝室の方へ移って、新しいエアコンを取付けていきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りはこんな感じで完成です。
配管部材は新しいものを使って、配管化粧カバーと室外機を置くプラロックは既存のものを流用しています。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
今日は一日雨模様でしたが、なんとか工事には影響なく作業ができて良かったです。

「ありがとうございました。また他の部屋のエアコンも取替えを検討中なんで、またお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

2023年4月28日金曜日

戸建てリフォームに伴うエアコン移設工事と分解洗浄作業

初めてのお客様からエアコン移設と分解洗浄をご依頼いただき、本日取付工事にお伺いしてきました。

洗浄したのは1台で、移設は2台です。
三菱電機 MSZ-ZW5619S-W(2019年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

ご依頼いただいていたのは昨年末の12月です。
中古の戸建て住宅を購入されて、リフォーム後にエアコンを洗浄して移設して欲しいとのことでした。
2月にリフォーム工事が始まったので、エアコンの専用コンセント増設などの電気工事を先行で行っていました。

今月に入って、「そろそろエアコンの洗浄をお願いします」とご連絡いただきまして、今週頭に現在お住まいの団地へ取外しにお伺いしていました。
2台のうち1台は結構汚れが酷いため、分解洗浄を行います。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

そして本日、取付けにお伺いです。
あれ?リフォーム工事終わってる話だったんですけど...
まだ大工さんが作業していましたが、「エアコンやろ?かまんよ、取付けて。」と言われましたので、心置きなく。

1台目は、もともと古いエアコンが付いていた場所へ取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管化粧カバーは、リフォームが始まった頃にお渡ししていました。
外壁塗装の際に、同じ色で塗装してもらうという事で。
あまりお奨めはできません。
結局これも細かな傷が入って、塗装が剥げたところは下地が見えているという状態でした。

お客様もその辺りは理解されていますので、そのまま取付けます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
ええ、何気に狭いのでかなり時間が掛かっています。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目が完了。

分解洗浄をした2台目へ取り掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

先行配線していた専用コンセント用のケーブルを、天井裏から取出します。

200Vのコンセントを取付けておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

1台目の室外機周りよりもっと狭い場所なので、ずーーーっと配管を延ばして裏の方へ室外機を置きます。
もう狭すぎて、まったく作業が進みませんでした...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機をここまで運ぶのも一苦労でした。

ユニットバスの点検口まで先行配線していたケーブルを、

分電盤のところへ通して、ブレーカーへ接続し、電源投入。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
朝9時スタートで、すべての作業が終わったのは夕方6時を回っていました。
一日狭いところで作業していたので、なんかまだ囲まれている気分です(^_^;)

「エアコンってこんなに汚れるんですね!きれいにしてもらって、ありがとうございました。また他の部屋のエアコン付ける時は、阿部さんにお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

2023年4月27日木曜日

18年以上お使いのボイラーを長府製作所製ボイラーへ取替工事

かなり前にボイラーの移設工事をさせていただいたお客様から、「そろそろボイラーを取替えてほしい」とご依頼いただき、本日取替工事にお伺いしてきました。

長府製作所製 IBF-3970D 水道直圧式給湯専用石油給湯器をお買い上げいただきました。

既存のボイラーは、こちらへお引越しの際にアベ冷熱技研で移設させていただいたものです。
当社の顧客リストに控えがないので、かなり前に施工したものですが、確かにこのボイラー移設した記憶があります。

今回思い立ったのは、オイルタンクのゲージが壊れて灯油の残量がわからなくなったためで、ついでにボイラーも古いので取替えてしまおうという事でした。

これ、当社で施工しましたが、ボイラーとタンクの離隔距離が取れていませんね...
当時、この右側に移動できない何かがあった様な記憶が薄っすらとあります。
お客様が言われるには引っ越ししてきたのが18年前とのことなので、工事したのも18年前ですから覚えていませんよね。

では作業に掛ります。まずは既存機を撤去。

ボイラーはできるだけ、タンクと離れたところに設置します。

配管はできるだけ邪魔にならないルートで接続します。
通水試験を行って、水漏れがないか確認。

配管にしっかりと保温材を巻いて、新しいオイルタンクを接続。

あとはリモコンを取替えて、電源投入。
お湯が出るのをご確認いただいて、お引渡しです。

通常であれば、ボイラーもオイルタンクもステンレス製を設置させていただきますが、今回の建物は借家で、入居者さまが他へ引っ越しされる場合は置いて出ないといけない契約だそうで、安価な塗装品を設置しました。
この場所は屋根があって雨風には当たらないので、寿命はステンレスと大差ないと思います。
「前のに比べたらコンパクトでかっこいいですね。これで安心して使えます。また何かあったらお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研では、石油機器技術管理士・給水装置工事主任技術者が点検・整備・工事を行います。
お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>