2023年4月28日金曜日

戸建てリフォームに伴うエアコン移設工事と分解洗浄作業

初めてのお客様からエアコン移設と分解洗浄をご依頼いただき、本日取付工事にお伺いしてきました。

洗浄したのは1台で、移設は2台です。
三菱電機 MSZ-ZW5619S-W(2019年製) フィルター自動掃除機能付きタイプです。

ご依頼いただいていたのは昨年末の12月です。
中古の戸建て住宅を購入されて、リフォーム後にエアコンを洗浄して移設して欲しいとのことでした。
2月にリフォーム工事が始まったので、エアコンの専用コンセント増設などの電気工事を先行で行っていました。

今月に入って、「そろそろエアコンの洗浄をお願いします」とご連絡いただきまして、今週頭に現在お住まいの団地へ取外しにお伺いしていました。
2台のうち1台は結構汚れが酷いため、分解洗浄を行います。

お預かりした室内機を丸洗いするため、電気系統を取り除いて完全分解。

エアコン専用に開発された洗浄剤と、高圧洗浄機でスミズミまで丁寧に洗います。

熱交換器↓

ボディ内部↓

ドレンパン↓

ファン↓

そして本日、取付けにお伺いです。
あれ?リフォーム工事終わってる話だったんですけど...
まだ大工さんが作業していましたが、「エアコンやろ?かまんよ、取付けて。」と言われましたので、心置きなく。

1台目は、もともと古いエアコンが付いていた場所へ取付けます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

配管化粧カバーは、リフォームが始まった頃にお渡ししていました。
外壁塗装の際に、同じ色で塗装してもらうという事で。
あまりお奨めはできません。
結局これも細かな傷が入って、塗装が剥げたところは下地が見えているという状態でした。

お客様もその辺りは理解されていますので、そのまま取付けます。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成です。
ええ、何気に狭いのでかなり時間が掛かっています。

試運転を行い、異常がないことを確認して1台目が完了。

分解洗浄をした2台目へ取り掛かります。
位置決めをして、背面板を設置。

配管穴を慎重に開けていきます。

気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

先行配線していた専用コンセント用のケーブルを、天井裏から取出します。

200Vのコンセントを取付けておきます。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

1台目の室外機周りよりもっと狭い場所なので、ずーーーっと配管を延ばして裏の方へ室外機を置きます。
もう狭すぎて、まったく作業が進みませんでした...

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機をここまで運ぶのも一苦労でした。

ユニットバスの点検口まで先行配線していたケーブルを、

分電盤のところへ通して、ブレーカーへ接続し、電源投入。

あとは試運転を行い、異常がないことを確認してお引渡しです。
朝9時スタートで、すべての作業が終わったのは夕方6時を回っていました。
一日狭いところで作業していたので、なんかまだ囲まれている気分です(^_^;)

「エアコンってこんなに汚れるんですね!きれいにしてもらって、ありがとうございました。また他の部屋のエアコン付ける時は、阿部さんにお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(^^)

アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「一級冷凍空気調和機器施工技能士」が分解洗浄を行うので、安心してお任せいただけます。

詳細及び、分解洗浄の動画をこちらでご覧いただけます。

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