2023年1月18日水曜日

エアコン室外機をベランダ置きから屋根置きへ変更して取替工事

先週の分電盤取替工事の続きで、本日はエアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。

既存機はシャープ製。

室外機はベランダに置かれていました。
このタイプのベランダは室外機の振動が響くので、ここへ置くのはお奨めしていません。

配管ルートはこんな感じでした。

なぜかダクトは立ち下げまでで、横引きはテープ巻き仕上げ。
直射日光が当たる南側なので、断熱材がボロボロになって内部の銅管が露出していました...

配管の件と室外機の振動の件を考慮して、スリムダクトは新しいものに取替えて、室外機を屋根置きにする様ご提案させていただき、ご依頼いただきました。


先週の分電盤の記事にも書きましたが、このお部屋だけエアコン専用コンセントがありません。

電源は延長コードを使って、足元のコンセントから取っていました。
6畳用のエアコンとは言え、見過ごす訳にはいきません。
専用コンセント増設で対処します。

では作業に掛かります。
既存の室外機を撤去。
ベランダが有効に使える様になりましたね。

既存の配管とダクトも撤去します。
既存のダクトは、微妙に斜めに取付けられていました。
寸法ミスですかね?

既存機の撤去が終わると、専用コンセントの取付けに掛かります。
畳を上げて、1階の天井裏へケーブルを落とし込みます。

1階の点検口からケーブルを引き寄せて、先週引いてきたケーブルと接続。

こんな感じで立ち上げて。

専用コンセントが付きました。

ではエアコン取付けに掛かります。
配管穴にスリーブが入っていなかったため、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。

位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使ってしっかりと固定します。

室内機を掛けて、配管類を接続していきます。

新しいスリムダクトに取替えました。

配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。

室外機周りは、こんな感じで完成。
屋根置台は、腐食しにくい溶融亜鉛めっき仕上げを使用しています。

作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでまた快適にお使いいただける様になりましたね(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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