先週の分電盤取替工事の続きで、本日はエアコン取替工事にお伺いしてきました。
三菱電機 MSZ-GV2222-W 霧ヶ峰スタンダードタイプをお買い上げいただきました。
既存機はシャープ製。
室外機はベランダに置かれていました。
このタイプのベランダは室外機の振動が響くので、ここへ置くのはお奨めしていません。
配管ルートはこんな感じでした。
なぜかダクトは立ち下げまでで、横引きはテープ巻き仕上げ。
直射日光が当たる南側なので、断熱材がボロボロになって内部の銅管が露出していました...
配管の件と室外機の振動の件を考慮して、スリムダクトは新しいものに取替えて、室外機を屋根置きにする様ご提案させていただき、ご依頼いただきました。
先週の分電盤の記事にも書きましたが、このお部屋だけエアコン専用コンセントがありません。
電源は延長コードを使って、足元のコンセントから取っていました。
6畳用のエアコンとは言え、見過ごす訳にはいきません。
専用コンセント増設で対処します。
では作業に掛かります。
既存の室外機を撤去。
ベランダが有効に使える様になりましたね。
既存の配管とダクトも撤去します。
既存のダクトは、微妙に斜めに取付けられていました。
寸法ミスですかね?
既存機の撤去が終わると、専用コンセントの取付けに掛かります。
畳を上げて、1階の天井裏へケーブルを落とし込みます。
1階の点検口からケーブルを引き寄せて、先週引いてきたケーブルと接続。
こんな感じで立ち上げて。
専用コンセントが付きました。
ではエアコン取付けに掛かります。
配管穴にスリーブが入っていなかったため、気密性確保と小動物侵入防止のため、貫通スリーブを挿入しておきます。
位置決めをして、背面板を設置。
土壁でビスが効かないので、スライド金具を使ってしっかりと固定します。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
新しいスリムダクトに取替えました。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
室外機周りは、こんな感じで完成。
屋根置台は、腐食しにくい溶融亜鉛めっき仕上げを使用しています。
作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。
これでまた快適にお使いいただける様になりましたね(^^)
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。
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