腰の調子ですか?
あの激痛からはマシになりましたけど、角度によってはまだビキッときます...(´;ω;`)
そんな中、今日は築100年超えのわらぶき屋根の天井裏で、鼻の穴がまっ黒になるまで作業していました。
何の作業かと言うと、電気工事です。
こちらのお宅、何度か増築やリフォームをされていて、その度に電気工事屋さんが入って増設してきたそうですが、当時から使われてきた設備はそのままでした。
今回はその1回路が、碍子引き(ガイシ引き)という工法で施工されていて、「どうしてもこれが気になって仕方ない」という事で、懇意にされている大工さん経由でご依頼いただきました。
大昔は、VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシースケーブル)などはありませんでしたから、電気工事はこの碍子引きのみでした。
築100年超え。屋根はわらぶき。
天井裏は碍子引きの配線がいたる所に...
何かの拍子に短絡や漏電でもしようものなら、一気に燃えそうです...(・_・;)
これらを絶縁性の高いケーブルへ張り替えていきます。
あと、照明器具の線。
袋打ちコードをステップルで留めるのはNGです。
ジョイントボックスの内部も気持ち悪いですね...
変な液体も出ているので、撤去してしまいます。
こちらのお部屋も...
これまた古い、碍子のジョイントボックスですね。
線も切れかけですよ...
撤去しますね。
新しいケーブルを天井裏へ入れていきます。
引っ掛けシーリングを取付けました。
分電盤のところからも、新しいケーブルを天井裏へ。
天井裏へ出てきたケーブルを。
梁に添わせて延長していきます。
この天井、乗っても大丈夫なところと、乗ったら踏み抜いてしまうところがあります。
天井板が薄いところは、道板を敷いて作業。
かなり施工性が悪い上に、腰の状態もまだ完治していない状態なので、テキパキとは作業が進みません...(´;ω;`)
こんな感じでケーブルを繋いでいきます。
フラッシュを焚くと、ホコリが凄いのが解りますね。
右奥の方が残ってるじゃないかと思いますよね。
この奥も張り替えしたいんですけどね、ここから先は天井材が柔らか過ぎて行けないんです...
それに屋根が下がってきているので、向こう側へ入って行けません。
向こうに屋根が下がっていますが、その向こうにもう一部屋あって、そこの照明器具回路に繋がっている様でした。
「できんとこは無理せんでええけん。また大工さんに天井剥いでもらった時にお願いするけんな。」という事で、ここから先は後ろ髪を引かれる思いで残置。
まぁ、漏電遮断器が分電盤に搭載されているので、余程の事がない限りは大丈夫です。
最後に既存線をカットして、新しいケーブルを分電盤へ接続して完了です。
(※カバーは写真撮った後に被せています。被せた写真の撮り忘れです...)
あとは点灯確認を行って、工事完了です。
「いやぁ、スッキリした。ずっと気になっとったんよ。またエアコンとかもお願いせんといかんけん、これからも頼みますよ。」と、大変お喜びいただきました(^^)
アベ冷熱技研は登録電気工事業者で、第一種電気工事士が責任を持って電気工事を行います。
この様な電気工事も、お気軽にご相談ください。
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