2019年8月6日火曜日

ホームテレフォン設備を全撤去してドコモ光からCATVネット+電話へ乗換工事

サイクルショップかどた」さんから初めてのご依頼で、ネットと電話回線、及び電話機器・ドアホンの契約見直しと改修工事のご依頼をいただきまして、本日一日掛かりで工事にお伺いしてきました。


既存設備はこんな感じです。


・もともと電話回線とFAX回線があって、現在は電話回線はドコモ光でネットと同一契約

・古いホームテレフォンなので、電話機をナンバーディスプレイ搭載でワイヤレスにしたい

・現在電話機は4台あるが、店舗とリビングの2台ワイヤレスでいい

・ドアホンは留守中に来客があっても、後で確認できるモニター付きにしたい

・FAX回線の契約が事務用契約なので基本料金が2000円超えている

・ドコモに奨められてドコモ光を契約したけど、高額な上に縛りがあってやめられない

と、かなりのお悩みを抱えていて、相談に乗って欲しいとメールをいただきました。

確かにこの電話機では、ナンバーディスプレイは無理ですね。


ホームテレフォンなので、すべて有線で各部屋の電話機へ繋がっています。
この主装置を経由して、操作されている状態です。


蓋を開けてみるとこんな感じです。
まぁ普通の人なら、すぐに蓋を閉じたくなるでしょうね(^_^;)


ドアホンは音声のみ。留守の時に来客があっても判りません。


FAX回線を調べてみると、自動選択着信装置が付いています。

FAX番号はご親戚などからの電話を受ける時のためにも使われているそうですが、今後は携帯電話の方へ掛けてもらうとの事で、これは撤去します。

で、このFAX回線には、クレジットカードの読み取り機も接続されていました。

アナログ接続タイプなので、電話回線で接続されています。
これがCATVの電話サービスでも使えるかどうかは、やってみないと判らないというメーカーの見解ですが、「もし無理だったら、LANタイプに変えますから気にしないでください」との事で、ご了承いただいています。

さて、基本料金の一番掛かっているこれ。

ドコモで携帯電話を購入した際に、軽く奨められて気軽に契約したら、思ったより月額費用が掛かって止めようかと思ったら、2年縛りで解約金がこれまた高額...
今度の9月に2年経つので、CATVへの乗り換えをご相談いただきました。

ネットの使用状況をお聞きすると、高速回線は必要ないと判断できましたので、毎月の余計な出費を抑えるためにも、愛媛CATVのネット回線をお奨めさせていただき、ネット+電話+FAXの3回線をご契約いただきました。

申込書を提出して、2週間程度で引込みが入ります。
引込班が保安器を取付けてくれるので、ここから宅内側は認定店であるアベ冷熱技研の施工です。


今日は雨の予報だったんですけど、スタート時は雨が降っていません。
一気に作業を進めていきます。

保安器横のプルボックスから、店舗内天井裏へケーブルを通していきます。

作業場の天井に点検口があるので、ここからアクセス。


店舗のレジの方へ向けてケーブルを通していきます。


雨が降り出したので、急いで保安器側を接続。


ずぶ濡れにならずに済んだので、店舗内の作業に掛かります。
ケーブルの立ち下げは、化粧モールで。


ここで3分配器を使って、ケーブルを3本に分けます。

光のONUも別の位置にあったのを、ここまで移動しました。

ケーブルに異常がないか、測定器でレベルを確認。


異常がなければ、モデムとEMTAを接続して電源投入。

モデムはネット用。EMTAは電話とFAX用です。

持参パソコンをモデムに直接繋いで、速度測定。


15Mbpsの快適スタンダードコースで、下り14.42Mbps。
いつも気持ちのいい値が出ますね(^^)


キャンペーンプレゼントのWi-Fiルーターを接続します。
店舗内と自宅の方へ幅広く電波を飛ばしたいので、少し高いところへ設置。


スマホで速度測定して異常がない事を確認。

ネット回線はこれで完了。
お客様のパソコンに繋いで、実際に使っていただきました。

「え?これ今繋がってるんは、ドコモ光じゃなくてCATVの回線?なんかこっちの方がサクサク動いとる感じがする。」と、絶賛いただきました(*^^*)

さて、時間が押してます...
電話回線の配線調査と、繋ぎ変えに掛かります。


すべての経路を調べていきます。配線間違えると、繋がらなくなりますから...


目視でケーブルを追って行ったり、テスターを使って導通を当たったりと、いろんな方法で経路を探っていきます。


ドアホンの回路、電話の回路、FAXの回路を間違えない様に接続して、ボックス内へ納めます。


ナンバーディスプレイ付きのワイヤレス電話機もご購入いただきました。

電話とFAXの通話テストを行って、電話回線も完了。
こちらは後日、番号ポータビリティで回線切替を行ってもらって以降、ナンバーディスプレイが使える様になります。

さて、朝9時スタートからここまでで、夕方5時になりました...(´;ω;`)
一人での作業はやっぱり時間が掛かります。
「阿部さん、うちは急いでないんで、無理せずまた後日でもいいですよ。」とお気遣いいただきましたが、後日となると2週間先...

やるしかありません。
「うちは何時まででもいいですけど...」というお言葉をいただきましたので。

ドアホンをカメラ付きに変えます。


先ほど繋いだケーブルが、間違いなくリビングへ向かっているか調べます。


リビングの電話モジュラを外して、どのケーブルがドアホンの所に繋がっているか見つけました。


先にカメラ付きドアホンを取付けます。


リビング側は、テレビ後ろのコンセントから電源を取って、ドアホンのケーブルを一緒にモールで立ち上げ。


モニターを取付けて、通話状態を確認。

異常がない事を確認して、お引渡しです。

「遅くまでありがとうございました。大変な作業でしたね。無理言ってすみません。次はお店のエアコンも考えてるんで、また相談させてください。」と、お気遣いいただきました(^^)

今回の工事で、通信費の月額費用は半額以下に下がりますよ。
何も考えず、ただ単に「光なら早いから」という固定観念に囚われて、無駄な経費を掛けている経営者さんが多い中、門田さんはしっかりと考えて対策に当たっていました。
作業中、何人かお客様が来店されていましたが、お客様目線でアドバイスされていたのが印象的でしたね。
砥部町のサイクルショップかどたさん、お奨めの自転車屋さんです(*^^*)

アベ冷熱技研は、「愛媛CATV契約代行・映像通信工事認定店」です。
お客様の生活環境に合ったコースをご提案・設計させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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