2019年1月15日火曜日

ガス漏れしているダイキンエアコンを三菱霧ヶ峰エアコンへ取替工事

いつもお世話になっているお客様のご依頼で、エアコン取替工事にお伺いしてきました。

三菱電機 MSZ-GV2818-W 霧ヶ峰汎用機をお買い上げいただきました。


既存機はダイキン製。

2010年製なので、まだ8年です。

昨年末に「阿部さんに取付けてもらったものじゃないんですけどね。エアコン付けても、気が付いたら止まってて、ランプが点滅してるんです。年明けでいいので、阿部さんが時間ある時に見てもらえませんか?」という事で、年明け早々に点検にお伺いしていました。

暖房運転で吹出温度を測ってみます。

あまり上がりませんね... この温度では寒いと思います。

ガス圧を測定してみましょう。


あらぁ...少ないですねぇ。
暖房運転時は2.5MPa以上の圧力は欲しいところです。


どこからか漏れてる可能性があるので、漏れヶ所を探していきます。


ガス漏れで最初に調べるのは、配管接続部分です。
施工不良でのガス漏れが圧倒的に多いですから、最初に室内機と室外機の接続部分をチェック。

異常ありませんね。きちっと施工されている様です。

室外機の接続部も異常ないので、今度は機械の内部を調べていきます。

室外機の方も異常ありません...

室内機の内部を調べていきます。


あ...なにか怪しい感じがしますよぉ...(p_-)


出ましたね。ここみたいです。

針が振り切れないので、本当に微量の漏洩の様です。

そう言えば以前もありましたね、ダイキン。
7、8年でガス漏れ起こしたエアコン、今までにも数台見てきました。
5年の無償保証が切れた頃にガス漏れ起こす製品。
これが世界クオリティ。
日本製じゃないからこれでOKなクオリティ。
阿部がダイキンお奨めしない理由です。

ちなみにエラーコードが出ているので確認しますね。


「U0」-ガス欠、吸込管温度異常。
ご丁寧に、対処法まで書いてくれている、ダイキンの故障診断サイト。


お客様に状況をご説明させていただき、修理見積りをしてみました。

なんと!熱交換器部品が25,000円超えてます!
分解して取替えて、ガス充填してたら軽く5万円は超える修理代になります...
部品代が高すぎです。

でも8年しか使っていません...
もったいないと言えばもったいないです。

お客様に判断していただく事に...

「あ、じゃぁ新しいのに取替えてください。ダイキンはいりません。阿部さんのお奨めのメーカーでいいですよ。そう言えば前に取付けてもらった霧ヶ峰が、ものすごく調子いいので三菱がいいですね。」

なんと、即決いただきました(^_^;)
ありがとうございます!早急にエアコン手配しますね。

という訳で本日、取替工事にお伺いしました。

朝イチは雨模様でしたが、作業開始すると晴れ間が(*^^*)
年末から天気に振り回されていた阿部ですが、そろそろ復活してきましたかね?(*´艸`*)

既存機を撤去しました。


やっぱり貫通スリーブが入っていませんね...


気密性確保のために、貫通スリーブを挿入しておきます。


室内機を取付けて、配管類を接続していきます。


配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。


作業が完了すると試運転を行い、異常がない事を確認してお引渡しです。

「お忙しいのにありがとうございました。これで安心して使えますね。阿部さんはね、お父様の代から丁寧にやってもらえるので、私は阿部さんじゃないとダメなんですよ。またお願いしますね。」と、とてもありがたいお言葉をいただきました(^^)

アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
お客様にぴったりの機種選定から、機器を長持ちさせるエコロジー工事まで、お気軽にご相談ください。

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