すみません。またまた昨日、腰を痛めてしまいました...(´;ω;`)
本当なら本日、エアコンと照明器具の取替工事にお伺いする予定だったんですが、さすがに室外機を持ち上げる事ができなく、ポンコツな体になってしまいましたので、申し訳ないのですが予定していたお客様には延期させていただきまして、急遽来週に予定していた軽めの工事予定を前倒ししてお伺いしてきました。
初めてのお客様のご依頼で、分譲マンションの洗面室とトイレを換気する二室用換気扇の取替工事です。
三菱電機 VD-15ZFC10 二部屋換気用ダクト扇をお買い上げいただきました。
既存機も三菱電機製でした。
1990年製??? 29年ですか...さすが三菱(^_^;)
換気扇本体が洗面所に設置されていて、ダクトを経由してトイレに吸込グリルが付いています。
一昨日、「洗面所とトイレが一緒になっている換気扇が壊れて動かないんですけど、そちらで修理とかはされてますか?」と言うお問い合わせをいただき、品番と年式をお聞きして、取替えをご提案させていただきました。
「窓の無いトイレなんで、できれば急いで欲しいです。」との事で、品番が判っていましたので、現行品を即手配していました。
そうです、下見をしていません。
換気扇なので、安易に考えていました。
で、本日初めてお伺い。
グリルを外して... うわぁ...ぁぁぁ...
ホコリの量にため息が出た訳ではありません(^_^;)
よく見てください。
天井面より上に換気扇が設置されているでしょ?
これ、簡単に外れないんですよ。
取付ける人は天井貼られる前に本体付けてダクト接続できるので、楽に施工できますが、取替時に大変苦労する事になります。
後先考えない施工とは、この様な事を言います。
マンションに多いですね。
新築時は多くの台数を設置しなければならないのと、施工コストと時間短縮のために、この様な工法を取られる事が多々あります。
いわゆる「手抜き」です。
手抜きです。
これが手抜きですよ。
誰が一番苦労するかと言うと、最初に取替える業者です。
そう...ワタクシです(T_T)
下見してない時に限ってこういうのに当りますね。
そして腰痛真っ只中という...(´;ω;`)
やるしかありません。
石膏が飛び散らない様に、しっかりと養生をします。
この時点で、腰の痛みで脂汗が噴き出してきます...
ハジを欠かない様に、じわじわとカッターで石膏ボードを削って開口を広げます。
留めているビスが出てきました。
なんとか撤去完了。
外すだけで一時間掛かりました。 もう腰は麻痺しています(T_T)
新しい換気扇本体を設置。
グリルを取付けて、洗面所側完了。
トイレ側も吸込グリルを取替えて、作業終了です。
片付けも合わせると、二時間も掛かりました...
「わぁ、新しくなってキレイです!音も静かだし、ありがとうございます。エアコン工事もされてるんですね?今度はエアコンもお願いしますね。」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
この様な換気扇工事も、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
2019年1月31日木曜日
2019年1月29日火曜日
24年目の灯油ボイラー水漏れでエコキュートへ取替工事
本日、エコキュートへの取替工事が完了しましたので、お引渡しさせていただきました。
三菱電機 SRT-N374 エコキュート 給湯専用タイプをお買い上げいただきました。
既存の給湯器は、灯油ボイラーです。
24年お使いで、昨年年末に内部配管の寿命で水漏れが発生し、メーカーサービスが応急処置をしてくれたそうです。
年明けすぐに、「ボイラーにしようか?電気温水器にしようか?エコキュートも気になるし。」という事で、ご相談いただきました。
実はこちらのお宅、地下水(井戸水)を使っています。
地下水ですと、エコキュートは使えません。(水質が良ければ使用可能ですが、ほとんどの場合、メーカーの水質基準に合格しません)
お聞きすると、数年前に、キッチンのみ上水道を入れたそうです。
その配管に繋ぎ変えれば、エコキュートも使えます。
電気温水器をエコキュートの違いとメリットをご説明させていただき、エコキュートでご依頼いただきました。
ただし、3人家族で、今までも追い焚き機能は使っていなかったので、給湯専用をご希望されました。
まずはエコキュート増設のため、電気図面を作成し、四国電力へ申請します。
申請が受理されると、工事に掛かります。
まずは上水道の配管を探すため、土を掘り返していきます。
お客様の記憶では、ボイラーの脇を掘っていたとの事でしたので、掘り下げて行くと出てきました(^^)
途中をカットして、配管を分岐。
これで上水道が使えます。
既存の基礎がありますが、タンクユニットを乗せるには少し小さいので、継ぎ足しで基礎を作ります。
これで一週間以上寝かせます。
エコキュート専用の200V電源増設工事に掛かります。
主幹容量は75Aで十分な容量なので、分電盤はこのまま流用して分岐ブレーカーを増設します。
ユニットバスの点検口を利用して、ケーブルを通していきます。
分電盤までケーブルが通りました。
ケーブルが2本見えるのは、1本がエコキュート、もう1本は2階のお部屋へエアコン専用コンセント増設するためです。
外部へ取り出し、塩ビパイプでケーブルを保護して立ち下げます。
2階の部屋へエアコン専用回路増設のため、天井裏へ入ります。
1階から2階への立ち上げは、ルートが重要なカギとなります。
2階から、こういう隙間をスルスルと通して...
1階天井裏へ呼び線を降ろしていきます。
簡単に書いてますけど、何度も上がったり降りたりの繰り返しで、結構体力がいります...(´;ω;`)
体が入らない場所は、ケーブルキャッチャーを使って引き寄せます。
呼び線にケーブルを繋いで、2階まで延長。
「コンセントが無いから、エアコンが付かないんでしょ?」と言われていたお部屋に、エアコンが取付けできる様になりましたよ(^^)v
エコキュート専用とエアコン専用のブレーカーも取付け完了。
ここまでが先週の流れでした。
そして本日、エコキュートの取替えにお伺いです。
まずは既存ボイラーを撤去。
地下水の配管はカットして、キャップをしておきます。
位置決めをして、アンカーを打ち込みます。
タンクユニットとヒートポンプユニットを設置し、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、注水開始。
タンクが満水になるまで時間が掛るので、電力量計を取替えます。
既存はアナログメーターです。
スマートメーターに取替えて、新しい電力契約になります。
リモコンも換えておきましょう。
新しいリモコンに取替えて、電源投入。
あとはご使用方法をご説明させていただいて、お引渡しです。
「できましたね。キレイにしてもらってありがとうございました。これで灯油入れる手間もなくなって楽になります(^^)」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
三菱電機 SRT-N374 エコキュート 給湯専用タイプをお買い上げいただきました。
既存の給湯器は、灯油ボイラーです。
24年お使いで、昨年年末に内部配管の寿命で水漏れが発生し、メーカーサービスが応急処置をしてくれたそうです。
年明けすぐに、「ボイラーにしようか?電気温水器にしようか?エコキュートも気になるし。」という事で、ご相談いただきました。
実はこちらのお宅、地下水(井戸水)を使っています。
地下水ですと、エコキュートは使えません。(水質が良ければ使用可能ですが、ほとんどの場合、メーカーの水質基準に合格しません)
お聞きすると、数年前に、キッチンのみ上水道を入れたそうです。
その配管に繋ぎ変えれば、エコキュートも使えます。
電気温水器をエコキュートの違いとメリットをご説明させていただき、エコキュートでご依頼いただきました。
ただし、3人家族で、今までも追い焚き機能は使っていなかったので、給湯専用をご希望されました。
まずはエコキュート増設のため、電気図面を作成し、四国電力へ申請します。
申請が受理されると、工事に掛かります。
まずは上水道の配管を探すため、土を掘り返していきます。
お客様の記憶では、ボイラーの脇を掘っていたとの事でしたので、掘り下げて行くと出てきました(^^)
途中をカットして、配管を分岐。
これで上水道が使えます。
既存の基礎がありますが、タンクユニットを乗せるには少し小さいので、継ぎ足しで基礎を作ります。
これで一週間以上寝かせます。
エコキュート専用の200V電源増設工事に掛かります。
主幹容量は75Aで十分な容量なので、分電盤はこのまま流用して分岐ブレーカーを増設します。
ユニットバスの点検口を利用して、ケーブルを通していきます。
分電盤までケーブルが通りました。
ケーブルが2本見えるのは、1本がエコキュート、もう1本は2階のお部屋へエアコン専用コンセント増設するためです。
外部へ取り出し、塩ビパイプでケーブルを保護して立ち下げます。
2階の部屋へエアコン専用回路増設のため、天井裏へ入ります。
1階から2階への立ち上げは、ルートが重要なカギとなります。
2階から、こういう隙間をスルスルと通して...
1階天井裏へ呼び線を降ろしていきます。
簡単に書いてますけど、何度も上がったり降りたりの繰り返しで、結構体力がいります...(´;ω;`)
体が入らない場所は、ケーブルキャッチャーを使って引き寄せます。
呼び線にケーブルを繋いで、2階まで延長。
「コンセントが無いから、エアコンが付かないんでしょ?」と言われていたお部屋に、エアコンが取付けできる様になりましたよ(^^)v
エコキュート専用とエアコン専用のブレーカーも取付け完了。
ここまでが先週の流れでした。
そして本日、エコキュートの取替えにお伺いです。
まずは既存ボイラーを撤去。
地下水の配管はカットして、キャップをしておきます。
位置決めをして、アンカーを打ち込みます。
タンクユニットとヒートポンプユニットを設置し、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、注水開始。
タンクが満水になるまで時間が掛るので、電力量計を取替えます。
既存はアナログメーターです。
スマートメーターに取替えて、新しい電力契約になります。
リモコンも換えておきましょう。
新しいリモコンに取替えて、電源投入。
あとはご使用方法をご説明させていただいて、お引渡しです。
「できましたね。キレイにしてもらってありがとうございました。これで灯油入れる手間もなくなって楽になります(^^)」と、大変お喜びいただきました(*^^*)
アベ冷熱技研は、第一種電気工事士・給水装置工事主任技術者が取付工事を行います。
オール電化に関することなら、お気軽にご相談くださいませ<(_ _)>
カテゴリ:
オール電化工事
2019年1月26日土曜日
無理して自分で取外し配管が折れてしまったエアコンの修理・取付作業
ネット経由のお問い合わせで多いのが、エアコン分解洗浄に次いで、エアコンの室内機の配管折れ修理です。
お引越しの時などに、引越業者に折られたとか、ご自分で外そうとして無理やり捻って折れるとか、いろいろあります。
今回のご依頼も、ご自分で外したら折れてしまったと言う案件です。
ここまで潰れてしまうと、修正は不可能ですね...
引き取りにお伺いした時には、この様な状態でした...
配管外さずに取外したご様子です。
「外すのにかなり大変な思いをしたでしょう?」とお聞きすると、苦笑いされていました(^_^;)
お預かりして持ち帰ります。
折れている配管をカットします。
新しい配管に取替えて、溶接接続します。
銅管自体を高温加熱して、ロウ付けします。
溶接が完了すると、漏れがないか、窒素ガスを充填して気密試験を行います。
暖房時の運転圧程度に加圧して、一日置きます。
一日置いて、圧力が下がらなければ合格です。
保温材を巻き直して、取付日まで保管します。
という訳で、本日取付けにお伺いしてきました。
こちらのお宅は、賃貸住宅です。
配管穴は既存のものがありました。
お客様が取付けようとされていて、背面板が既に設置されていました。
でもこれ、穴の位置が合ってないのと、石膏ボードの壁にねじ込み式のボードアンカー使われていたので、安全のため一旦全部撤去します。
小動物侵入防止のため、配管穴に貫通スリーブを挿入しておきます。
配管穴に合わせて、背面板を設置。
強度の高いボードアンカーと、下地があるところはしっかりとビス止めしておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行います。
ご自分で外されたとの事でしたので、ちょっとガス圧も測定してみましょう。
15分~20分程度、暖房運転をしてみましたが、2.3MPaまでしか圧が上がりません。
暖房運転時は、通常2.5MPa~3.0MPa程度の圧力が必要です。
吹出温度も37℃と、少し低めです。
これも通常は40℃を超えて欲しいところです。
ただし、今日は松山市内でも雪が舞う低気温。
ガス圧は低めですが、しばらく使っていただいて様子を見ていただく事にしました。
いかがですか?
ご自分で外したら取外し代金が無料ですが、配管が折れたばっかりに通常の取外料金の3倍以上の修理代が掛かりました。
「もう二度と自分でやりません。」と、経験されたみなさんは同じ様に言われます。
餅は餅屋にお願いしますね(^^)
アベ冷熱技研は、空調機器に精通した「 一級冷凍空気調和機器施工技能士」が修理・点検を行うので、安心してお任せいただけます。
お引越しの時などに、引越業者に折られたとか、ご自分で外そうとして無理やり捻って折れるとか、いろいろあります。
今回のご依頼も、ご自分で外したら折れてしまったと言う案件です。
ここまで潰れてしまうと、修正は不可能ですね...
引き取りにお伺いした時には、この様な状態でした...
配管外さずに取外したご様子です。
「外すのにかなり大変な思いをしたでしょう?」とお聞きすると、苦笑いされていました(^_^;)
お預かりして持ち帰ります。
折れている配管をカットします。
新しい配管に取替えて、溶接接続します。
銅管自体を高温加熱して、ロウ付けします。
溶接が完了すると、漏れがないか、窒素ガスを充填して気密試験を行います。
暖房時の運転圧程度に加圧して、一日置きます。
一日置いて、圧力が下がらなければ合格です。
保温材を巻き直して、取付日まで保管します。
という訳で、本日取付けにお伺いしてきました。
こちらのお宅は、賃貸住宅です。
配管穴は既存のものがありました。
お客様が取付けようとされていて、背面板が既に設置されていました。
でもこれ、穴の位置が合ってないのと、石膏ボードの壁にねじ込み式のボードアンカー使われていたので、安全のため一旦全部撤去します。
小動物侵入防止のため、配管穴に貫通スリーブを挿入しておきます。
配管穴に合わせて、背面板を設置。
強度の高いボードアンカーと、下地があるところはしっかりとビス止めしておきます。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管接続完了後、電動式真空ポンプを使って配管内部を真空乾燥させます。
作業が完了すると試運転を行います。
ご自分で外されたとの事でしたので、ちょっとガス圧も測定してみましょう。
15分~20分程度、暖房運転をしてみましたが、2.3MPaまでしか圧が上がりません。
暖房運転時は、通常2.5MPa~3.0MPa程度の圧力が必要です。
吹出温度も37℃と、少し低めです。
これも通常は40℃を超えて欲しいところです。
ただし、今日は松山市内でも雪が舞う低気温。
ガス圧は低めですが、しばらく使っていただいて様子を見ていただく事にしました。
いかがですか?
ご自分で外したら取外し代金が無料ですが、配管が折れたばっかりに通常の取外料金の3倍以上の修理代が掛かりました。
「もう二度と自分でやりません。」と、経験されたみなさんは同じ様に言われます。
餅は餅屋にお願いしますね(^^)
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