2018年12月6日に行った、「→ダイキンアクアシンフォニーを撤去して三菱エコキュートへ取替工事」の続きで、エアコン取替工事にお伺いしてきました。
すべて三菱電機霧ヶ峰で、お客様支給品です。
前回の記事でも書きましたが、既存機はダイキン製アクアシンフォニーと言う、マルチエアコン+電気温水器と言うシステムでした。
室内機は壁掛けタイプが2台。
マルチエアコンなので、室外機は1台です。
この室外機と電気温水器も繋がっていて、お湯を沸かすシステムでした。
今回、電気温水器をエコキュートへ取替えたので、エアコンも同時にすべて取替えます。
この際にマルチエアコンはやめて、1対1の通常のルームエアコンへ取替えます。
これらと一緒に、この2台のエアコンも。
一台は2階にある子供部屋のエアコン取替え。
もう一台は、床下に設置されているエアコンの撤去処分です。
これは床下で空調された空気を循環させるシステムになっている様ですが、もう使われていないので、一緒に撤去をご希望です。
で、今回、ちょっといろいろとありまして、急遽阿部ひとりでの作業となりました。
さすがに急なので、誰にも応援は頼めません。
2日の工程を組んでいましたが、お客様にご了解をいただきまして3日間の工程です。
まずは室外機周りを撤去。
リビングと和室の隠蔽配管は流用します。
室内機を外していきます。
隠蔽配管は、業者さんによって施工方法も様々で、外してみないとどの様になっているか判らない部分が多々あります。
そのため、隠蔽配管の取替えは、結構時間と労力が必要です。
ほら出てきました... 断熱されていないドレンホース。
ドレンホースは断熱しておかないと、結露してしまいます。
マルチエアコンなのに、珍しく専用コンセントがありますね。
これは将来を考えた施工でいいと思います。
マルチエアコンは室外機電源なので、ほとんどの場合、室内側に電源がないところが多いです。
しかしエアコンの施工はダメですね...
配管の断熱が甘くて、露たれしていた様です。
室内機を撤去しました。
調査の際に分かっていたんですけど、室内機と室外機の接続ケーブルが1.6mmサイズなんです。
今回取付けるエアコンは室内機電源なので、1.6mmでは容量的にNGです。
2.0mmへ引き換えが必要ですね。
隠蔽配管ですから、簡単に引き換えができるハズもありません。
潜りました...床下へ...
床下を這いずり回って...
這いずり回って...
這いずり回って...
途中、壁の中で引っ掛かって、何度も床下から出たり入ったり...
やっとの思いで室内側へ通りました。
リビングと和室、2箇所。
ひとりぼっちですから、半日掛かりました(´;ω;`)
室外機のところまで、何とか2回路通りました。
床下で汗びっしょりなんですけど、外に出たら冷凍庫の中に入った様な寒さで、気を失いそうでした...
なぜケーブルのサイズが細いとマズイかは、長くなるのでここでは詳しく書きません。
ざっくり言うと、電気容量が足りないので危ないですよと言う話です。
興味ある方はググって調べてください(^_^;)
ここまでが一日目です。
はぃ、これだけでひとりで一日も掛かりました。
進みませんね、ひとりぼっちは(´;ω;`)
二日目は他の用事を済ませて、午後から掛かりました。
室外機を置くための架台を組んで、足元はアンカーでしっかりと固定。
きちっと水平を取るのも、かなりの時間が掛かります。
写真ではちょっと見えにくいですけど、室外機から出るドレン水用に、排水パイプも設置しています。
コンクリート上に垂れ流しにすると、冬場は凍結するし、夏場はコケが生えてしまいます。
二日目は、隠蔽配管の室外機2台接続までで時間切れです...
全然進んでいない様に見えますけど、ここまでやっておけば残り一日でなんとか...
三日目。
天気予報は曇りだったのに、がっつり雨が降っています。
冷たい雨... やるしかありません。
2階子供部屋からスタート。
配管距離が長いので、ひとりぼっちで悪戦苦闘しながら、午前中いっぱい掛かって真空引きまで。
なんとか昼休憩までに試運転終了。
昼食もそこそこにして、リビングと和室に掛かります。
コンセントが隠れていたので、開口してコンセントを壁面へ取付ける様にします。
室内機を掛けて、配管類を接続していきます。
配管類の接続が終わると、しっかりと真空引きを行います。
あとは試運転を行ってお引渡しです。
リビング、異常なし。
和室異常なし。
最後の仕舞いをする頃には日が暮れて、ビュービューと冷たい風が吹いていました...
やり切りました。なんとか完成。体力的にも精神的にも疲れました(´;ω;`)
時間掛かってすみませんでした。
「寒い中大変でしたね。お疲れ様でした。これ、あったかいコーヒーとお菓子なんですけど、良かったらどうぞ。」と、お土産までいただきました(*^^*)
喜んでいただけて、良かったです。
アベ冷熱技研は「一級冷凍空気調和機器施工技能士」「第一種電気工事士」の責任施工。
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